花よりも花の如く(3)
著者 成田美名子
同装・相舞という珍しい曲目「二人静」に挑むことになった憲人。本来なら拮抗する芸力の役者二人ですることの多い曲に、大先輩と舞うことになってしまう。「影に形の添う如く」舞えと...
花よりも花の如く(3)
商品説明
同装・相舞という珍しい曲目「二人静」に挑むことになった憲人。本来なら拮抗する芸力の役者二人ですることの多い曲に、大先輩と舞うことになってしまう。「影に形の添う如く」舞えと言われるその心を掴めるのか!? 他、気合い勝負の「石橋」、壮大な物語がテーマの「淡路」に挑む。
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「能の演目はおおむねオカルト」
2023/07/30 05:48
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
大先輩と舞うことになってしまう「二人静」
大先輩の渡会さんと向かいあうことで、自分の影と向かいあう憲人
(おじいちゃんの言葉は相変わらず軽い調子で言いながら深い)
「石橋」を披くことになった憲人
楽の隠れた(?)才能を知ることになる。
「二人静」の時に能はおおむねオカルトですとちらりと書いてあるとおり
能の演目ってそういう感じなのでなんか違和感なく楽ってそうなんだぁって感じ
祖父の艶事は秘密の香りなのだけれど、憲人もなんですよね
そのあたりがうまい。
「淡路」
青森へ。
ちょっと複雑な家庭の話と天地創造の話があって
その中での勾玉作りが絡んで薪能へ。
NATURALから読んでいる者としては青森の話は
本筋とは別の意味でもにまっとしてしまいますね。
石橋
2021/09/05 17:18
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投稿者:nico - この投稿者のレビュー一覧を見る
皇居の中の一室に「石橋の間」という部屋があって、そこには日本画家の前田青邨の「石橋」の絵とその左右に白と紅の牡丹の絵が飾られている部屋がある。
そんな絵になる能の「石橋」のエピソードを本作で知れて、勉強になりました。
能の世界では天人や神に鬼や幽霊が闊歩すると1巻で知れたので、エピソードの中にもちょっとしたオカルト要素のある話があるのも素敵だなと思いました。
美しい面
2020/11/12 09:44
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投稿者:ボリス - この投稿者のレビュー一覧を見る
装束や面は演者によって変えてるんですね。そのどれもがとても美しく描かれていて見ていて飽きません。青森での公演で使う憲人発案の勾玉。制作が間に合わず、みんなで協力して作る姿が良かった。楽しそう!
「どうしたんだ!?憲人さん。礼儀正しくさりげなく自己主張してるぞ」
2019/11/21 11:12
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投稿者:きん☆ぎん☆すなご - この投稿者のレビュー一覧を見る
ああっ、やっぱり楽っくんはただものじゃなかった。こういうオカルトっぽいのがたまに放り込まれるんで面白いんです。それにしても、ほんとにいい人ですね憲人、何でも受け入れてしまいます。
’楽’大活躍
2017/07/29 18:44
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投稿者:ふじのき - この投稿者のレビュー一覧を見る
楽の霊感?が大活躍の「秘密」。楽のケントへの気配りが心強い「大王 あん玉 あんこ玉」。楽押しの私としては読みごたえありました。加えて、NATURALでも舞台となった青森の魅力が良かった。西門と名前だけでも理子さん再び、という感じでした。
影に形のよりそいて
2020/01/15 22:55
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投稿者:mike - この投稿者のレビュー一覧を見る
影に形のよりそいてにて憲人が苦手な渡会さんと二人静を舞う事になります。苦手な上司とつき合う方法として相談していた所が印象に残っています。