- カテゴリ:一般
- 販売開始日: 2015/05/19
- 出版社: 新書館
- レーベル: 新書館ディアプラス文庫
- ISBN:978-4-403-52240-6
電子書籍
言ノ葉ノ世界
生まれつき人の心の声が聞ける仮原は、それを利用してずる賢く生きてきた。 ある日、車と接触してケガをする。その車に乗っていたのが大学准教授の藤野だった。 仮原が初めて出会っ...
言ノ葉ノ世界
商品説明
生まれつき人の心の声が聞ける仮原は、それを利用してずる賢く生きてきた。 ある日、車と接触してケガをする。その車に乗っていたのが大学准教授の藤野だった。 仮原が初めて出会った心の声と口で発する言葉が全く同じ人間。 まるで輪唱のように響く藤野の“声”と言葉を心地よく感じ、そんな自分に苛立った仮原は、 藤野がゲイであると知り、偽りで彼に「好きだ」と告げるが……。 名作「言ノ葉ノ花」スピンオフ登場!!
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書店員レビュー
もし生まれた時から、...
ジュンク堂書店COMICS町田店さん
もし生まれた時から、他人の心の声が聞こえるとしたら、あなたならどう生きていきますか?
生まれつき人の心の声が聞こえる主人公・仮原は、言っていることと思っていることが裏腹な世の中でその力を使って狡賢く生きてきた
しかし、そんな彼がある日であったのは、心の声と口から発する言葉がまるっきり同じ男で…
人の心の声が聞こえたらなぁと一度でも思ったことがある人は、少なくないとおもいますが、この作品を読むと必ずしも心の声が聞こえることが幸せなことではないなと、改めて思います。
心の声が聞こえてしまうことによって、人との心の交流や絆を結ぶことができづらくなり、人生の大半をずっと当たり前のように孤独に生きてきた主人公が、はじめて裏表のない『心の声と言葉が同じ人』と出会って驚きながらも、その人が自分に向けた想いを『心の声』と発する『言葉』が輪唱しているようで心地いいと思うシーンは思わず泣いてしまいます。
人と人との絆と言葉の大切さを改めて教えてくれる作品です。
この本は同作者様の『言ノ葉ノ花』のスピンオフ作品となりますので、そちらとあわせてお読みいただくとさらにお楽しみいただけます
担当・斎藤
紙の本
「言ノ葉ノ花」のスピンオフ
2012/05/19 01:32
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はにーとーすと - この投稿者のレビュー一覧を見る
生まれつき人の心の声が聞こえる仮原(攻め)。
ある日出会ってしまう心の声と口で発する言葉が同じ人間、大学准教授の藤野(受け)。
生まれもったこの能力を処世術に利用し、ずる賢く生きている仮原。
前作の主人公よりもある意味前向きでしっかりと「生きている」気がしました。
その図太く生きてきた仮原が初めて出会ってしまった裏表のない藤野にとまどう心の葛藤が
本当にとてもうまく書き込まれていてしっかりと読ませてくれました。
藤野と出会ったことで少しでももっと人間らしく生きてくれることを願うばかりです。
ところどころに出てくる謎の占い師も程よくお話を締めてくれましたね。
紙の本
攻めがいつの間にか夢中になってる
2016/07/28 21:08
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:冬みかん - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作のスピンオフなので読みましたが、それに関係なく面白く読めました。 前作のアナザー主人公も出てきて、初めは戸惑いましたが、二度目に読んだときにはとても凝った作りになっていると感じました。
電子書籍
スピンオフ
2016/01/30 11:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Sota - この投稿者のレビュー一覧を見る
個人的には、オリジナルである「言ノ葉ノ花」よりも、こちらの方が、良かったです。
生まれつき、心の声が聞こえるという主人公の気持ちが、痛いほど伝わって来て、切なくなりました。
ひねくれた性格のために、自分の恋心を認識出来ないところも、共感を覚えました。
紙の本
戸惑いました。
2017/03/18 20:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かすみ草 - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作のあの人と関係があるのか、ないのかよくわからず。必要な登場人物なのか、作品の流れを掴めないまま読了。
電子書籍
言ノ葉シリーズ
2016/05/29 21:07
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:チキンペット - この投稿者のレビュー一覧を見る
言ノ葉シリーズ、不思議な占い師やら色々戸惑いがあり入り込めないなと思いつつ、読み終えてから言ノ葉ノ花が好きだっただけなのかしらと首をひねりました。
さすが砂原先生、安心して読めましたが。
電子書籍
シリーズ二作目
2016/02/15 13:03
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:さきん - この投稿者のレビュー一覧を見る
言ノ葉シリーズの二作目。
痛々しい一作目主人公に比べて、こちらは自分の力を受け入れ利用しているので、胸が苦しくなりません。ぶっちゃけ割とゲスい主人公です。無自覚に初恋に落ち、それに振り回されているのですが、感情のその発露の仕方が。自覚してからは受を一途に追いかけ溺愛モードになるものの、やはりちょいちょいゲスい…。
そして受の子は真面目な良い子。でも流されやすく好きと言われたら好きになってしまい、相手の都合のいいように関係を持ってしまうタイプ。こちらもなかなかダメな子です。ダメな大人×ダメな大人、のハッピーエンドなお話でした。
電子書籍
キツイ
2022/09/10 16:13
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:KoLe - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公があまりにもクズで、読むのが辛かったです。
気持ちの高低差が激しく、うまくいったかと思えばそうでもなく、ダメなのねと思ったのにまたくっつくのでイライラしました。このシリーズの他の作品は好きなのに本作は私には不向きでした。
紙の本
言ノ葉シリーズ
2017/10/31 20:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:沢田 - この投稿者のレビュー一覧を見る
花、の方が人気っぽいですね。
私はやっぱりこっちの方が好きですね。
藤野に出会って段々変っていく仮原が愛しいです。