- カテゴリ:一般
- 販売開始日: 2015/08/04
- 販売終了日:2018/06/14
- 出版社: KADOKAWA/角川書店
- レーベル: 角川書店単行本
- ISBN:978-4-04-102528-4
金魚姫
著者 著者:荻原 浩
勤め先はブラック企業、うつうつと暮らしていた潤。日曜の夕刻、近所の夏祭で目に留まった金魚を持ち帰ったら、部屋に妖しい美女が現れて……!? 金魚の化身に戸惑う潤。だがそれ以...
金魚姫
商品説明
勤め先はブラック企業、うつうつと暮らしていた潤。日曜の夕刻、近所の夏祭で目に留まった金魚を持ち帰ったら、部屋に妖しい美女が現れて……!? 金魚の化身に戸惑う潤。だがそれ以来、商談が成立するようになり。
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リュウがかわいくて
2017/10/22 11:02
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:szk - この投稿者のレビュー一覧を見る
半魚人と人間の切ない純愛ファンタジー。私は摩訶不思議なできごともあの世も彼岸も生まれ変わりも信じる質なので、のめり込んで楽しめた。最近読書への集中力が続かない中、この本は一気に読めた。気持ちいい!金魚のリュウ、基本古典的な話し方なのだが、突然テレビで覚えた現代語を操ったりしてセンスある。しかも自分で「くすくす。」といって笑うシーン。ああなんてかわいいの!私は女だけれど目の前でこんなことやられた日には萌え死ぬ。最後はまさかの展開でびっくり。けれどリュウの決断が愛の証でもある。切なさの中に本当の愛があった。
すごいですね
2016/11/12 22:12
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投稿者:飛行白秋男 - この投稿者のレビュー一覧を見る
いつのまにか、リュウに恋している自分がいました。
金魚なのにね。
とっても恐ろしくて、とっても不思議で、とっても温かい物語でした。
夕暮れ時の祭囃子に惹かれて
2020/02/07 05:30
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
過労死寸前の江沢が、夏祭りで金魚すくいをする場面に癒されます。復讐にとらわれていたリュウが、究極の二者択一を迫られるラストも切ないです。
夏休みに読みたい本
2016/03/30 04:30
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投稿者:ちーどりぴーや - この投稿者のレビュー一覧を見る
夏祭りの金魚すくいですくってきた金魚が、実は1700年前の中国のお姫様だった。という非日常的なファンタジーも荻原浩という作者のティストになると、ユーモラスな現実感の中にも悲哀がこもった大人の物語になるのですね。
読み進めているうちに、ひょっとすると「シックスセンス」のような作品になってしまうのではないかと思わせておいて、いい具合にこちらの期待を裏切って物語をうまくまとめていると思います。
ただ、主人公と金魚以外の登場人物の関係が薄い感じがして、その辺がちょっと今までの作品に比べると物足りなさを感じました。
荒唐無稽な設定が空回りしている。
2015/09/23 16:21
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投稿者:紗螺 - この投稿者のレビュー一覧を見る
何がいいのかさっぱりわからなかった…。古代中国の娘が金魚になって生まれ変わり、主人公のもとで人間化する。彼女と一緒に生活するうちに死者も見えるようになり、それがきっかけで仏壇を売る営業がうまくようになる…という前半の展開はよさそうにも感じたが、中盤以降だらだらにだれた。金魚の娘の具合が悪くなってそれを救おうと必死になったり、彼女と思いを交わすようになったり、何だか読んでいてついていけない展開だった。描写も妙な擬音語を多用して、安直な感じが強い。この作者らしいユーモアもなく、がっかり。