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死神の浮力
著者 伊坂幸太郎
娘を残虐に殺された小説家の山野辺は苦しみのなかにいた。著名人であるが故にマスコミからの心無い取材に晒され、さらに犯人とされていた男・本城が第一審で無罪になったのだ。しかし...
死神の浮力
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死神の浮力 (文春文庫)
商品説明
娘を残虐に殺された小説家の山野辺は苦しみのなかにいた。
著名人であるが故にマスコミからの心無い取材に晒され、さらに犯人とされていた男・本城が第一審で無罪になったのだ。
しかし、山野辺は彼が犯人であることを「知っていた」。 彼はサイコパスと呼ばれる反社会的人格者で、 自分が犯人である証拠を、山野辺宛てに送ってきていたのだった――。
控訴の猶予期間は二週間。山野辺とその妻、美樹は一時的に自由の身になった本城を探し、動き始める。そこに千葉という男が現れ「本城の居場所を知っている」と言う。 山野辺夫妻は半信半疑ながらも、この妙な男と行動を共にすることにする。
山野辺夫妻・千葉チーム対サイコパス本城の勝負の行方は?
今回、千葉が「担当している」のは誰なのか? そして調査の結果は?
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紙の本
スカッとした!
2016/07/27 21:58
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Zero - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作と違い、長編で深いテーマとエンターテイメント性を実現している。オチもいい。悪いやつにはバチが当たり、主人公達のその後が静かに語られるが全てではないので脳内補完される。さすが伊坂とうならせる一冊。
紙の本
人間の世界に慣れていない死神
2023/03/31 12:47
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
死神の話とは何ともシュールで、淡々と物語は進んで行くのに何故か引き込まれる不思議な魅力がたくさんあります。
電子書籍
面白かった
2022/04/19 00:11
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かず - この投稿者のレビュー一覧を見る
一気に読んでしまいました。
この本だけでも面白いかもしれませんが、「死神の精度」を読んでからこちらを読むことをオススメします。
8年後の続編のようです。
電子書籍
可or不可
2020/03/21 12:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:松本幸一郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る
7日間。読む側はわかるのに主人公が分からないもどかしさ。不可なんだろうなと思いつつも可にしてくれるよなと心のどこかで思っている。読み終わるまであっという間です!
紙の本
死神の仕事
2019/07/17 18:39
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:JUN - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作[死神の制度]より
千葉が仕事に熱心というか。
積極的で熱いな、と思った
(原動力は音楽を聴くためだけどw)
もっと寡黙なイメージだったから
ちょっとギャップに驚いた
でも、こういうのも悪くない
美樹さんがラストで元気そうだったので
後味よく読了できました
紙の本
死ぬまでの苦しみ
2017/07/14 09:49
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:読書はじめました - この投稿者のレビュー一覧を見る
面白かった。
前作は少し人が良すぎる話だと思い、少し問足りなく感じていたが、
今作はページをめくるのがもどかしいくらい早く次へとハラハラしながら読んだ。
犯人への判決は最高だと思う反面、死ぬまでの苦しみを想像すると恐ろしい。
娘を殺された親がこれを知らされたらどう思うだろうか。
一生違う苦しみが付きまとっていたかもしれない。
知らせない、後の事は気にしない。
そのことが今作で生き生きとしていたことにうならさせた。
紙の本
死神の千葉さん
2017/03/19 00:50
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Mr.天才バブッコ様 - この投稿者のレビュー一覧を見る
何とも言えないほどの面白さでした
雨が好きな人は絶対に読んでください
最後のシーンが、最高です
豪雨の中、自転車を超スピードでこぐシーン
あれは、本当に最高
この頃雨が降ると、千葉さんがいるのかなと思うようになりました
紙の本
死神のおしごと
2017/02/08 17:03
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
彼は最後、やっぱりきちんと仕事しちゃうんだよなあ。だからこそ 一人残されたあの人の涙が痛いほど染みるのだが。
紙の本
確かに浮力は『働いている』
2016/10/30 20:11
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
『死に神の精度』の続編だが直ぐこの作品を読み始めても大丈夫、『ー浮力』読了後に『ー精度』を読んで内容や登場人物を確認するもよし。
敵討ち…しかも幼い娘のための、という重い内容で本当は色々と議論になるような内容のはずだが、ぐんぐん引き込まれてしまう。死に神という『有資格者』千葉の天然っぷりがそうさせているのか、次のタイトルを予め決めていて、本当に『浮いている』という状態にしたかったのか。いろいろな意味で“さすが伊坂作品!!"である。
紙の本
会話はユーモラス、判断はシリアス
2016/09/28 04:56
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作は短編集でしたが、今回は長編で復活。死神千葉と人間とのズレた会話が相変わらずユニーク。死神が、対象の人間を1週間観察して、死ぬことに『可』とするか『不可』とするかの結論を出すという物語。きっと山野辺さんは最後には『不可』になるやろうなぁ、と思いながら読みましたが・・・。その千葉らしい判断にモヤモヤしつつも、今回の悪人本城の結末には、納得!
紙の本
前作の八年後
2022/06/04 22:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回のは、かなり、因果応報の感じが強いお話でした。死神というとマイナスのイメージがありますが、この死神シリーズは面白いです。今回は、前作よりラストがいい!
紙の本
あぁ千葉さん。
2022/04/09 15:42
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:creammochi - この投稿者のレビュー一覧を見る
私にとって癒しなのか呪いの書的なものなのか、死神の精度と同じく特に前半はすぐ眠くなりました。。けど面白かった!しかしあんな場面が終わりなんてその後が気になるじゃないですか。千葉さんがクセになります。続編読みたいです。
電子書籍
死神に宿るもの
2020/04/28 23:58
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
徹底的に傍観者を貫くはずの死神に、復讐に燃える夫婦と一緒に行動することで人間らしさが芽生えています。死より恐ろしい苦しみと、穏やかな死に方に別れるラストが秀逸です。
紙の本
死神と人間の会話を楽しむ
2019/12/13 18:51
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みのり - この投稿者のレビュー一覧を見る
ストーリーとか、ドラマチックなのを期待するより、
死神と人間の会話を楽しむ感じ。
くすりとわらってばかりでした。
淡々として、乾いている。
紙の本
会話のずれ具合が最高
2018/11/02 15:15
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:sika - この投稿者のレビュー一覧を見る
シリアスな事柄のなかにおかしな会話が加わり、妙にコミカルに感じた。もどかしさをひっぱりつつ最後はすっきりかな。全体としてはおもしろかったです。