- 販売開始日: 2019/07/04
- 出版社: ダイヤモンド社
- ISBN:978-4-478-10834-5
ニュータイプの時代―――新時代を生き抜く24の思考・行動様式
著者 著:山口周
「正解を出す力」にもはや価値はない! 直感/意味/構想/モビリティ/アンラーン/エグジット…今最も注目される著者が明かす、「アート」「美意識」に続くキーコンセプト。「思考...
ニュータイプの時代―――新時代を生き抜く24の思考・行動様式
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商品説明
「正解を出す力」にもはや価値はない! 直感/意味/構想/モビリティ/アンラーン/エグジット…今最も注目される著者が明かす、「アート」「美意識」に続くキーコンセプト。「思考法」「働き方」「生き方」「キャリア」「学び方」…切り替わった時代の生存戦略の決定版!
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大変印象的な本なので、ぜひ多くの人に読んでいただきたいと思った本でした。
2021/04/29 14:55
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オオハシ - この投稿者のレビュー一覧を見る
いろんな人から、この本の概念とかイメージとかお聞きしていて「買って読まなきゃいけない本リスト」としてメモを残していて少し時間が経ってしまいながらもようやくたどり着けた本。 なるほど多くの方が推薦しておられることがよく伝わってきた。 VUCAの時代に求められる新しいスタイル:ニュータイプ(と、この本では定義している)を多面的な角度から考察・検証している。
僕らの育った年代において「ニュータイプ」というと、ララァ・スンとかアムロ・レイとかスペースノイドのイメージが強すぎてしまうのですが、本文の途中でもそのような表現もちらりと出てきて、そのへんも共感すること多数。
ビジネスの世界に入って20年、論理的な思考が足らない(よってバーバラミントの「考える技術・書く技術」を読んでみたり)、とか、D・カーネギーのいろいろ読んだり、いろいろ言われてきたけれど、ここ数年読んできた『直感と論理をつなぐ思考法』だとか『13歳からのアート思考』だとか、いくつかの本からは(もちろん自分は自分でいいと代弁してくれる欅坂からも)本書の中で『相対的に「直感」が重要な時代』と表現されていて、ぼくが生きてきた価値観は間違っていなかったんだ、と勝手に自分で納得していたりする。(超個人的レビューですみません)
「アフターデジタル」の価値観や、「ファクトフルネス」でのデータも出てくる。
また、P80 の「クソ仕事の蔓延」の引用を見たときに、おぉこれは「ブロークン・ブリテンに聞け」でのデヴィッド・グレーバーの『Bullshit Jobs: A Theory(邦題『ブルシット・ジョブ クソどうでもいい仕事の理論』2020年7月刊)』をまさに同じ本を引用しているではないか!(クソ仕事という表現そのまま)なるほどなるほど、と思ったりもした。
いくつかの個人的な想いはさておき、大変印象的な本なので、ぜひ多くの人に読んでいただきたいと思った本でした。 2019年の本ではありますが、まだまだ今後主流の考え方になっていく気が強くしている、そんな本です。 山口周さんの次の本も買ったので、また読むのが楽しみです。
いよいよ新年
2019/12/31 17:49
2人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:おどおどさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
2019年は令和が始まり、そして明けて2020年はオリンピックイヤーで、本当に、ニュータイプの時代ですね。自分はどこまでニュータイプを受け入れられるかわからないけどがんばります。
正解を出す力にもはや価値はない
2020/08/09 16:16
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:UMA1001 - この投稿者のレビュー一覧を見る
しょっぱなからインパクトのある内容です。少し尻萎みですが。
・正解を探すにではなく、問題を探す
・役に立つものを生産し続けるのではなく、希少な意味を世界に与える
・最適化はどうでもよく、どれだけしなやかに適合できるかという柔軟性の度合いが大切になってくる
・自分なりの理想像を構想し、現実と見比べ、そのギャップを見出すことで問題を発見していく
・経営課題の取り組みにおいて、解決したい課題が設定されていない
・自分の価値を高めるための解決ではなく、世の中の課題を解決することを目標にする
・未来はどうなるかえ、ではなく、未来をどうしたいか、で考える
・自分が欲しいと思わないものは他人が欲しがるわけない
・ビジョンや目標で最も大切なものは共感できること
・非効率なものが偶然最適なものを見つけることで更なる効率化が実現される
・人間は意味を食べて生きる生き物
・殆どのものが残すべきとしての価値がなく、労働力と資源を投入してゴミをせっせと作っているようなもの。ゴミを作り、売ることに意味を見いだせない
オールドタイプは変われるのか?
2019/12/30 10:26
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:だい - この投稿者のレビュー一覧を見る
■6つのメガトレンド
従来の望ましい人材=オールドタイプ
偏差値に代表される「正解を出す能力」が人の優秀さを示すモノサシ
今後の望ましい人材=ニュータイプ
問題が希少で解決策が過大であるため「問題発見能力」が価値を生む
・飽和するモノと枯渇する意味
・問題の希少化と正解のコモディティ化
・クソ仕事の蔓延
・社会のVUCA化
・スケールメリットの消失
・寿命の伸長と事業の短命化
■価値創造
問題解決から課題設定へ
1競争力の源泉は問題発見力へシフトする
2解決したい課題の設定に絞る
3構想した未来の実現に向けて行動する
■競争戦略
「役に立つ」から「意味がある」へ
4仕事に意味を与え、モチベーションを引き出すことが
組織競争力を引き上げる
5フォーカスを優先し、グローバル市場への貫通力を高め
スケールを得る
6意味のポジションを築くことで、高い収益と安定を得る
7WHAT、WHY、HOWを明確化し、共感できるスト
ーリーとして伝える
■思考法
論理偏重から論理+直感の最適ミックスへ
8経営における問題には、その性質を見極めて論理と直感の
どちらを用いて対処すべきかを決定する
9大きな方向性を持った上ですべてを予定調和させるのでは
なく、直感と予感に基づいて仕込みをする
10ルールに依存せず、自分の内在的な規範や美意識に基づき
判断していくための成熟した知性が不可欠
11量的・質的な側面をうまくバランスさせ同時に発展させる
■ワークスタイル
ローモビリティからハイモビリティへ
(組織定着) (社会的移動)
12組織に所属する生き方はリスクが大きくリターンが小さい
13自分の場所=ポジショニングを変えることで自分の成長を
加速させる
14自分で仕事の意味を形成する内発的モチベーションにより
弱者が勝者になる
15専門家と門外漢の意見を区別せず、ニュートラルかつフラ
ットに両者を扱う
■キャリア
予定調和から偶有性へ
16やってくる機会を積極的に「自分のコナトゥス」を高める
機会になるかどうかを試していく
コナトゥス=自分らしい自分を続けようとするエネルギー
17高いモビリティを持ち直感と美意識に駆動されて行動する
18TakerよりもGiverの方が最終的に得られる利得は大きく
なる
■学習力
ストック型学習からフロー型学習へ
19リベラルアーツを学ぶことで時間軸空間軸で目の前の常識
を相対化するリテラシーを持てる
(一般教養:人文科学・社会科学・自然科学)
20他者の声に耳を傾け共感することで、気付きの契機を創り
その契機からの学びを活かして成長し続ける
21環境に応じて自分の学びをアップデートする
■組織マネジメント
権力型マネジメントから対話型マネジメントへ
22人的資本(スキル・知識)や社会資本(評判・信用)を蓄積す
ることでモビリティを高め、ポジションリスクを気にせずに
年長者にオピニオンを出し、時によりエグジットを行使する
23権威に頼らず自ら問題意識を持ち、人に働き掛けていく
24システムに一応は適応し、システム内での発言力・影響力を
蓄えながら課題を見据え、システム改変のために行動する
「世界のエリート・・・」のインパクトが
2019/07/15 17:09
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はるはる - この投稿者のレビュー一覧を見る
「世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?」がインパクトがあったのでどうしても比べてしまいます。この本も「世界のエリート・・・」とは関連しており、より詳しく内容を述べた本といってよいかと思います。ただ、もう少し各所に具体例が欲しかった気はします。悪い本ではないです。
今までとこれから
2020/09/22 17:47
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:翔 - この投稿者のレビュー一覧を見る
特に、「タイプ1の努力」と「タイプ2の努力」という考え方がお気に入りです。これから大事なのは、タイプ2の努力です。
時代と人間は常に変化する
2020/10/20 07:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ノースウラワ - この投稿者のレビュー一覧を見る
時代と人間は常に変化するのだが、その流れを見極められるか、あわよくばその流れに乗って自分の利益を上げられるか、そのためにはどのような心構えが必要か。自問自答するためのヒント。
気づきにはなります
2020/10/11 15:49
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:one story - この投稿者のレビュー一覧を見る
題名からの期待どおり、着眼点は良く、わかりやすく記載されています。ただし、具体的に一歩踏み出してどう取り組むべきかについて、難しい問題とはいえ、例えば筆者の考える方向性なりが示されていれば、自分で考える上でより参考になったと思います。着眼点が良く、期待が高くなっただけに、あと一歩足りない印象が残った1冊です。