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電子書籍
嫌われ神子の8年間【電子特別版】
著者 著者:伊達 きよ , イラスト:北沢 きょう
神子として召喚された圭は、王子と恋に落ち、幸せな日々を送っていたが捨てられてしまう。そして逃げるように神殿に入るが、待ち受けていたのは周囲からの冷たい視線だった。神子の心...
嫌われ神子の8年間【電子特別版】
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嫌われ神子の8年間 (Ruby collection)
商品説明
神子として召喚された圭は、王子と恋に落ち、幸せな日々を送っていたが捨てられてしまう。そして逃げるように神殿に入るが、待ち受けていたのは周囲からの冷たい視線だった。神子の心が天候を表すと知らず、国の天候を荒らしてしまっていたのだ。以降、神子の務めを必死で果たすが、孤独な生活を送ることになる。数年後、隣国の公子に侮辱的な言葉をぶつけられた圭を、神武官・テスに思いがけず庇われる。圭は困惑し、過ちを犯した神子が嫌われるのは当然だと伝えるが、テスは「貴方の苦しみにも気付いていなかった、不甲斐ない俺をお許しください」と跪き…?
【電子特別版】伊達きよ先生の書き下ろしショートストーリー「夜明け前の暗闇に」を電子版だけに特別収録!
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神子として召喚された少年のその後の物語
2021/06/30 12:17
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:M - この投稿者のレビュー一覧を見る
15歳で召喚されて、混乱中で優しく支えてくれた王子に恋をする受け。
そんな縋るような幼い恋が終わってそれからのお話。
口下手で言葉より行動派な攻めの気持ちが全然受けに伝わってないのが面白かった。
で、元彼との面会の後にどさくさに紛れるように恋人に昇進しようとする必死さも好きだった。
神子召喚に感じていた理不尽さと身勝手さの問題に向き合う展開がラストにあったのも良かった。
見習神官視点の最後のあたりの文章も印象的で好きだった。
電子書籍
物語は続いていく
2021/06/02 22:51
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はな - この投稿者のレビュー一覧を見る
あとがきの通り、めでたしめでたしのその後のお話。なので、そこに至るまでが、ものすごく駆け足でした。馴染めない方もいるかも。しかし、その後のお話が始まったとたんに、一気に引き込まれました。
王国のすべての人たちに愛される素敵な二人です。
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勝手に召喚しないで欲しい
2021/10/20 18:59
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:おはな - この投稿者のレビュー一覧を見る
勝手に召喚して、知らない神に祈れとか、神子の義務をあてられるとか、とにかく身勝手さにイライラした。
神子に文句を言う前に出来の悪い王子たちを何とかしないと、国の未来は真っ暗だと思う。
色々誤解があってそれが判明した後には謝られたようですが、元の世界には帰れません。
終始イライラするほど、ストーリーに入り込めた。
電子書籍
寡黙真面目側仕え×真面目純粋神子
2021/09/18 03:12
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:鍋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ムーンライトノベルスから書籍化したBL小説。
そこまで複雑な話ではないのでサクッと読めます。
主人公が異世界召喚された話なんですが、右も左も分からない状態で周りに流されてしまい、そこで王子と燃えるような恋をし、失恋をしたと同時に自分が過ちを犯していて嫌われ者であることを知る。そんなところから始まります。
それからの主人公は召喚された役目である神子職を全うすべく、嫌われていることを受けとめ、傷つきながらも8年間真面目に仕事を務める。
その間にたくさんの人々にその献身が認められ、愛されるようになっていたことを攻めに気づかされる話。誰にでもありうる過ちをちゃんと気づいて正せる良い子な主人公なので好感触でした。
電子書籍
誘拐の被害者だと考えると
2023/06/02 16:11
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
「めでたしめでたしのその後のお話」ということなのだが、根本的に神子だと異世界から勝手に召喚して国のために神に祈れということ自体がおかしい。
それってあなたたちの神ですよね?なぜ誘拐犯たちのために誘拐を推奨する神に祈らなければいけないのか。15歳で知らない世界にたった一人、そりゃ優しくしてくれ人間に無条件になついても仕方ないと思う。この世界の常識もわからないで情報を閉ざされたまま初めての恋に夢中になり、やがて捨てられ一身に非難される神子が哀れでならない。そこから過去の自分を恥じ神子として尽くそうとする姿はやがて非難していた人々の心も打つが、身勝手なこの世界の人間に腹が立って仕方ない。
見も知らない世界の人間のために誘拐された受けと、受けの家族や友だちの悲しみを自分たちの幸せのために当然とする傲慢な世界の人間たちの話と考えると怖い話かもしれない。
紙の本
「めでたしめでたし」のその先の物語
2022/12/28 05:46
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
序章はひどく切ない
知らない世界に勝手に召喚されて
(そんなことがあることも知るよしもない世界で過ごしていたのに)
勝手な思惑で囲い込まれて、3年
恋をして恋に浸ってそして恋を失って。
それを「罪」と断罪されて、
それを受け入れて世界のために祈れる心持ちが切ない。
圭自身は「無知は罪である」という言葉おりに自分を責めているのだけれど
「そりゃないよなー」っていうのが正直なところ。
自省のため俯いて孤独にさいなまれつつ過ごすこと5年
(それでも背筋を伸ばして、腐らずに祈りを続けるってどれだけ良い子なのと思う)
俯いているために、世界の変化に気がつけない。
そして「神子とは認めない」と言い放ったテスとのやりとり。
早い段階で二人の気持ちがお互いに向いているのはわかるのですが
ゆっくりと醸成されるように時を重ねていきます。
そして、そんな二人の関係が深まるとともに周囲も動きだす。
何故圭が何も教えられないまま王宮に囲い込まれていたのか。
彼のあずかり知らぬところでおこっていたこと。
未来の彼を阻むもの。
そしてそれらをきちんと「知った」ことにより
圭が自分のために自分の未来のために
(世界を含めて)きちんと自分の足で立って言葉を発するまでに
なったことは幸いです
(本人のためにも世界のためにも)
ヴァンスは基本は良い人で普通の人だったのだろうなぁとは思う
王家の思惑も飲み込みつつ・・・
まあ、自分のしたことのツケは払っているので良しかな。
「めでたしめでたし」のその先の物語
そして、これからもそれが続くのだろう物語を読みました。
余談:
「秋」の時は王はどうしていたのでしょうかね???
王が裏にいるのではとうがった見方をしたりもしたのですが
それもなさそうで・・・蚊帳の外???
☆4.5
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神子としての人生
2021/06/17 21:03
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふじのき - この投稿者のレビュー一覧を見る
少年がいきなり家族から引き離されたら、そりゃどれほど神子が尊くても受け入れられるわけでもなく。孤独と恐怖を慰めてくれた王子に依存するのも仕方ないかな、まだ働いたこともない子供だし。でも王子に捨てられて教会に来てみたら、すでに役立たず扱い。切ない出だしから、少しづつ、生きる場所を作っていく様子にじんわり。よくぐれなかったなー、と主人公をほめてあげたくなった。