ケーキ王子の名推理6(新潮文庫nex)
著者 七月隆文
代官山のお洒落なカフェで、未羽は颯人から少し早いクリスマスプレゼントを貰う。うきうきで開けると、出てきたのはイブまでのカレンダー。「アドベントカレンダーだ」って、何それ?...
ケーキ王子の名推理6(新潮文庫nex)
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商品説明
代官山のお洒落なカフェで、未羽は颯人から少し早いクリスマスプレゼントを貰う。うきうきで開けると、出てきたのはイブまでのカレンダー。「アドベントカレンダーだ」って、何それ? 二人のイブ、親友の初恋、謎を呼ぶパンケーキ……。そして、颯人は世界一の夢に向かい国際コンクールの代表選に出場。未羽にも思いがけない転機が訪れ――! 尊い二人の青春スペシャリテ第6弾。
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言葉の選び方が好きだ
2022/09/30 17:56
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
恋人になった颯人と過ごすはじめてのクリスマス。初詣。友人の失恋。あるいはバレンタインで、友人の恋の応援。それから未羽の進路と颯人のコンクール。
大きな盛り上がりはないし、スイーツの名推理もいつもより少ないながら、わりと重要だった気がする6巻目。
ライターを目指すことにした未羽が「言葉のセンスがいい」と褒められて喜んでいたけど、読んでいて何度も感じて手が止まったことだった。
素直にときめいた、とかきゅんてした、とか書かれていることもあるし、女子高生らしくて可愛いんだけど、遠回しにときめきが表されてるとこが好き。
クリスマスデートで待ち合わせて見つけて目が合った瞬間の「全身のスイッチが入る音がした」とか嬉しい言葉を何気なくもらった直後の「リピートで聞きたい」とか。夢に向かって一直線な颯人に焦りを感じている未羽が自分の進路を見つけて最初に報告したいと思ったところや、思った結果が得られなくて悔しくなったところで、はじめて颯人の気持ちを理解できた「隣に並べた」と喜んだところは、めちゃめちゃ良かった。
いやホントに魅せる書き方が上手いわ。
楽しそうだなー学生恋愛。
2023/12/24 22:05
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:びずん - この投稿者のレビュー一覧を見る
同じラインに立ちたいとか、比べる相手とか、そういう気持ちの中にはいつも、羨望や憧れみたいなものがあって、なぜかというと、相手がただの友達じゃなくて恋人だからかな。二人とも大人すぎるくらいだけど、いい関係じゃないか。もっと失敗して、それでも堂々としていてほしい。もっと失敗したことを悔しがっていいんだ。それでもその気持ちを支えてくれる相手がいるだけで、心強いじゃないか。家族とは少し違う人。
高校生が読めば楽しめそう
2023/08/26 10:53
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:makiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
シリーズの5まで読んでいて、6が出ていることに気付いたので読みました。未羽ちゃんが食レポの仕事を始め、颯人くんはコンクールで優勝して世界大会に行けることになったけど・・・というところで終わり。いつも美味しそうなケーキが取り上げられていて、それを読むのが楽しみです。高校生ぐらいなら、登場人物に感情移入して楽しめそうです。
ああもう、早く結婚してくれ
2022/08/21 21:10
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:yukiちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回はオムニバス形式の話だけど、もう甘々の二人。
とっとと結婚でも何でもしてくれって感じ。
新しい世界に踏み出そうとする若い人の姿というかエネルギーは、微笑ましい限りですね。
佳境らしい
2022/11/07 13:48
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る
妙な登場人物が出てくるほかは、いつものとおり。
得体の知れない外国人を部屋に入れて一緒に住んでしまうという
ストーリーをよく書けるなあ。