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電子書籍
【期間限定価格】去就―隠蔽捜査6―(新潮文庫)
著者 今野敏
大森署管内で女性が姿を消した。その後、交際相手とみられる男が殺害される。容疑者はストーカーで猟銃所持の可能性が高く、対象女性を連れて逃走しているという。指揮を執る署長・竜...
【期間限定価格】去就―隠蔽捜査6―(新潮文庫)
去就―隠蔽捜査6―(新潮文庫)
去就 (新潮文庫 隠蔽捜査)
商品説明
大森署管内で女性が姿を消した。その後、交際相手とみられる男が殺害される。容疑者はストーカーで猟銃所持の可能性が高く、対象女性を連れて逃走しているという。指揮を執る署長・竜崎伸也は的確な指示を出し、謎を解明してゆく。だが、ノンキャリアの弓削(ゆげ)方面本部長が何かと横槍を入れてくる。やがて竜崎のある命令が警視庁内で問われる事態に。捜査と組織を描き切る、警察小説の最高峰。(解説・川上弘美)
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紙の本
やはり面白い。
2020/10/29 16:29
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:トッツアン - この投稿者のレビュー一覧を見る
相変わらず原理原則を貫き通して要らぬ忖度もせず、現場を信じ責任者に任せる。責任だけは俺が取るというところにカッコよさを感じる。合理的な考え方、仕事の進め方で事件を解決していく。竜崎に触れた人が少しずつ変わっていく。やり難い主人公ではあるが、上司にしたら面白い上司だと思う。
警察署の署長となって、竜崎自身も少しずつ変わっていると思う。1冊目の「隠蔽捜査」での竜崎からみれば柔軟さが仕事でも家庭でもみられる。
今後の期待が膨らむ。
紙の本
「忖度のない」竜崎のすばらしさが際立つ
2019/04/26 21:36
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
『去就』は、杓子定規男、竜崎伸也の隠蔽捜査シリーズ6。
警察小説で犯罪が描かれるのに、容疑者・犯人は直接描写されない。
捜査員の視点からのみ描かれ、それなのに面白い。
竜崎のキャラによるところが大きいが、その他の警察官にも、容疑者にも、社会の姿にも、さらには竜崎の家族にも、細やかな視線を向けている今野敏の筆致がすぐれているからである。
このご時世で「忖度のない」竜崎のすばらしさが際立つ。
今回は「去就」というタイトルから、事件解決の後日譚が気にかかる。
今野敏のほかのシリーズでもそうだが、読み終えたとたんに、次のが読みたくなる。 理屈では、そんなの無理だとはわかっている。困ったもんだ。
それと、この文庫、川上弘美の解説が秀逸。
紙の本
今野節炸裂!
2018/12/29 13:49
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まっしゅ - この投稿者のレビュー一覧を見る
今シリーズも竜崎には公私ともに様々な難関が立ちはだかる。本音も建前も無い竜崎は周りからは変人呼ばわりされるも、不思議なことに彼のそんな姿に、もつれにもつれ切った糸は自然にほどけていくのだ。その糸のほどけゆく様がいつ読んでも痛快でたまらないのである。もちろん、伊丹や戸高とのやりとりの妙も健在である。今作は『いつになく次回作が楽しみになる』そんな一冊である。
紙の本
去就
2019/05/11 12:29
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kon - この投稿者のレビュー一覧を見る
竜崎署長がいいですね。しかし敵は多いでしょうね。今後はどこに異動でしょうか。次作は署長から次への異動がポイントになるのでしょうか。家族の問題も無しで新たな敵が欲しいですね。今回は第二方面長はまだまだ小物ですね。相手になりませんでした。
紙の本
忖度なし。
2019/01/29 16:42
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投稿者:ライディーン - この投稿者のレビュー一覧を見る
このシリーズは本当に読みやすいと思うが、だんだん事件云々より竜崎署長の忖度ナシのキレキレの行動の方が楽しみになっています。
普通なら、上司の命令は絶対的で、噛みつかず事なかれが公務員だが、やっぱり竜崎は違う。