アンナ・コムネナ（３）

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投稿者：マルクス・アウレリウス　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

弟ヨハネスの従者にして友なるアクスークや、アンナの出産を助ける女医など魅力的な脇役が登場。皆生き生きと描写されている。アンナの帝位への道筋は見えないが、ヨハネスにも後年の名君カロ＝ヨハネスの面影はない。アンナの記述が史料だからしょうがないか。ヨハネスは歴史家に恵まれなかったという事やな。アンナがヨハネス側の歴史家だったら父アレクシオスみたく書いてもらえただろうに。ちょっとアレクシアスは盛りすぎな気はするけど（笑）

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投稿者：あり　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

変装して戦に参加。弟の命を陰ながら救い、人でたんしていることにも気づくアンナ。「書物を読み、考える事ができる、というのは得難いことだ」という女医との邂逅は、さらに、あんなの知識欲を駆り立てる。女性がさまざまながくもんをし、職につける世界を目指して・・・。
聡明である事。ものを考える事。物語の力を知る事。アンナの成長は素晴らしい。彼女が成す未来を見たい。

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投稿者：福原京だるま　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

アンナが男装して戦場について行ったことで自身が皇帝になるために男らしさという価値観の転換が必要だと決心していて面白かった。

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投稿者：sakuraんぼ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

とにかく豪華でフルカラー連載が嬉しい３巻目。歴史通でもなかなか読めないニッチな時代が舞台なので、フレッシュに読み進めるのも相変わらずだ。
だんだんと成長していくアンナと弟。唯我独尊の王道を行く皇女アンナだが、今回、それが周囲に対する類まれなフェアさにも反映され、今後が楽しみである。ダイバーシティの観点から、現代のわれわれが読んでも胸のすくような展開もあるので、２巻まで読んだ方はぜひ。

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投稿者：ゆー　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

類い希なる聡明さと勇敢さを持つ皇女アンナ。女だからと可能性を狭められるのをよしとせず、けっして自己の可能性を否定しないアンナの高潔で果敢なありかたに勇気が出る。また当時のビザンツ帝国の文化や統治のありかたも知ることができて興味深い。
当時の価値観や社会のありようを精緻に描き出しつつ、現代に通じる普遍的なテーマを持つ物語で、男女問わずたくさんの人にお勧めしたい。アンナとニケフォロスの仲睦まじい夫婦っぷりも最高。歴史ものなので彼らの結末は決まっているのだろうけど、物語としてわくわくと読みたいので調べることを自省しています。

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投稿者：氷狼　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

弟ヨハネスの存在が気に掛かるアンナ。
夫ニケフォロスとの仲は順調。
この巻の最後には...

ニケフォロスは皇帝からヨハネスの指導とアンナとのとりなしを依頼され。
その流れでスキタイとの戦いに初陣を飾るヨハネス。
アンナはその初陣に思わぬ行動に。
巻き込まれたのは...

女医師の登場。
彼女との出会いで誓いを新たにするアンナ。
目指すは皇帝の座か女性医師の座か。
今回も元気に動き回るアンナと己の存在を示し出すヨハネス。
そして、挟まれた状態のニケフォロス。
彼の家族も登場し。　妹は兄似？

次巻から新たなステージに進む感じか。
アンナがどんな活躍をするのか。
ニケフォロス、ヨハネスとの関係はどうなっていくのか。　楽しみに次巻を待ちます。

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投稿者：名取の姫小松　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

少女から大人へと成長しつつあるアンナ。弟ヨハネスの初陣に心穏やかならずじっとしていられない。アンナの行動力には誰もがびっくり。一方でアンナは戦場に立つばかりが統治者ではないと知る。

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投稿者：pope　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ネタばれあり。
あれだけ嫌っていたのにとっさにヨハネス庇っちゃうお姉さんなのね…
しかしヨハネス気付いてないってあり得るかねｗ
あっという間に出産しててビビるｗ

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投稿者：きりん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

面白いよね～とは思いますが、なんだか単行本の値上げが進んでいるような……あれ？
歴史もの好きな人だとはまるんじゃないでしょうか。