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富士見二丁目交響楽団シリーズ みんなのレビュー

  • 著者:秋月 こお, イラスト:後藤 星, イラスト:西 炯子
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みんなのレビュー54件

みんなの評価4.1

評価内訳

  • 星 5 (3件)
  • 星 4 (44件)
  • 星 3 (6件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
88 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本寒冷前線コンダクター

2002/01/01 12:11

一大長編シリーズ第一作

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:鳩山  - この投稿者のレビュー一覧を見る

 ボーイズラブ小説が好きなら少なくとも名前くらいは知っているだろう、秋月こおの富士見二丁目交響楽団シリーズ。その記念すべき第一話「寒冷前線コンダクター」と第二話「D線上のアリア」が収録されている。
 私が初めてこの本を読んだのは高校生くらいのころで当時も評判は高かったのだが、その頃の私はこの一作目で富士見を放棄してしまった。攻めの桐ノ院に全く魅力を感じなかったのと露骨な性描写に辟易したためだ。
 が、それから何年か経って、たまたま手にした「小説JUNE」誌で何となく読んでみた富士見シリーズ第三部最終話「ボンボワイヤージュの横断幕のもとに(後編)」は、富士見は自分とは合わないという私の先入観を一気に吹き飛ばすほど、奥行きのある、面白い話だった。

 その後第三部まで読了したうえでこの一作目について考えると、やはり、語り手の悠季がとても人間的でリアルなのに比べ桐ノ院の存在や行動は超人的すぎ、読者はこの世界をどう捉えていいのか戸惑ってしまうのではないかと思う。
 しかし、もし他にも富士見シリーズを一冊目で止めてしまっている方がいるなら、とりあえず二、三冊読んでみて欲しい。好みは分かれるだろうが、私は、富士見は回を追うほど深みが増し、面白くなると思う。

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紙の本富士見二丁目交響楽団 上

2012/09/16 20:21

大団円

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者: - この投稿者のレビュー一覧を見る

長きに渡るシリーズが遂に最終回。感無量です。
後半はもはや、二人の絡みシーンとかむしろ邪魔とまで思ってましたが(笑)。
まさに大団円といった最終刊でした。

最後、現在の状況がモノローグだけで終わってしまったのだけちょっと残念。
外伝を書く気持ちはお持ちのようなので、私としては現在の二人を読みたいので、ぜひ秋月先生にお願いしたいです。

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紙の本寒冷前線コンダクター

2002/07/16 23:50

最悪の出会い。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:暈音 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 守村悠季は町のオーケストラのコンサートマスター(オケのまとめ役、雑用係ともいう)で、指揮者がいなかったので、棒振り役も勤めていた。
 そこに、のっぽでハンサムな鼻持ちならない男が常任指揮者に就いた、その男、桐ノ院圭。
 わかっちゃいるけど認められない。そう、ユウキがこんなにケイをこき下ろすのは(普段は決してそのようなことはしない)、嫉妬しているから。いきなり現れて、好きな人を横取りされた。それに、彼は天才で、ユウキが欲しかった物すべてを持っていた。
 ユウキは、嫉妬している醜い自分がいやだった、嫉妬していることさえ認めたくなかった、それはユウキを次第に追い詰めていった。
 追い詰められたユウキは、オケをやめることを決意した。
 そこに、思いもよらぬことが起こった。ケイは、ユウキを引きとめようとした(これは、思いもよらぬことではない)のだ。そこでとった方法が、驚きなのだ(とんでもなく、果てもなく)。そしてまた、ケイが、ユウキを恋愛対象として、真剣に好きだというのだ。
 お話の始まりって言うのは、いづれにしろ、インパクトがあります。   

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紙の本シンデレラ・ウォーズ

2002/07/04 19:07

心の傷

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:シキ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 この本はユウキとケイの絆がいっそう深まった一冊。
 ユウキはケイの妹である小夜子サンに煽られた勢いでOKしたケイの祖父の誕生パーティで、刺されてしまいます、傷はふた針縫う程度であったが、ケイはそのことで心に傷を負ってしまう。
 ユウキはそんなケイを思って傷を負いながらも素晴らしい演奏をした。逃げずに、認められるために、そうしないと、ケイは自分がユウキを手に入れたせいでこんなことになってしまったと後悔するから。
 健気ですね〜、ユウキの真直ぐなこういうところ、大好きです。だから、応援したくなっちゃうんですよね。あぁ〜、この後もケイとユウキのケイの家族との対決(そうとしか言えない)やケイの熱烈な告白(ケイは平気で口にするけど)もあり。
 少々シリアス気味です。

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紙の本退団勧告

2002/07/28 19:33

羽ばたく瞬間、飛び立つ時

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:サクラ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 音を磨いて、やっと手に入れたと思った矢先。ケイの音を聞いてしまった。ケイの音に囚われてしまったユウキ。ユウキは自分の音を見失ってしまう。耳に残るのは、ケイが紡ぐ音。
 音をその身のうちに甦らせた時、ユウキは音はずっと、自分の中にあり決して消えたりはしないのだと気付く。七転八倒の末臨んだ、ガラ・コン。ユウキのストイックな色気もただよう演奏が聞きたくなりました(この、あたしさえ)。聴いた人の心をがっちりゲットしたユウキ。ついでに、アノ怖い先生からは、留学を言い渡され、さらには、楽団からは、退団勧告。目の回る展開についてけてないユウキに、ニコちゃんは、卒業だという。
富士見という巣から飛び立つための、背中の一押し。
 ユウキはいい恋人と、いい仲間に囲まれていると思う。自分も、その輪に加わりたいと思う、ユウキを、かげながら応援している仲間として。
 
 それにしても、この本のすごいとこは(秋月さんのはたいていそうだけど)読まされるっていうか、自然と止まらないって言うか。それに、飛ばしたいって思う場所が一行もないところ(これは、赤川次郎さんのも思う)。

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紙の本アクシデント・イン・ブルー

2002/07/13 00:57

アクシデントッッ!

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:KAKASI - この投稿者のレビュー一覧を見る

 その時期、ユウキは教師をしていた。臨時採用で。私立のお坊ちゃま学校の。
 これはユウキが、頑固にとうしてる考えで、働かざる者食うべからず、によるものだ(ケイはしなくてもいいというのだが、ユウキは中々にして頑固である)。
 そこで事件は起こった。
 そこの主任教師と、生徒の本番を誤って見てしまったのだ。それが、醜悪だったらしくて、ユウキはケイとできなくなってしまったのだ。ユウキは自分の醜い姿をケイに見られたくなくて。
 セックスをしたくないというユウキを、ケイはそっとしていたのだが、理由を知ってもう大変。ケイは、ユウキが、ちっとも醜くない、どころか美しいとを解らせるために、少々手荒で、淫らなまねを…(苦笑。ユウキの頭は謙虚にできているので)。

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紙の本未完成行進曲

2002/07/05 21:55

プライド

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:案山子 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 寒い冬のこの中に部屋ではユウキがにこだわっていた。
 学生時代に自信満々で挑んだのにBをっもらってしまった因縁のに。
 加えてコン・マスの座を狙う芳野はコン・マスの座を賭けた勝負を挑んでくるし。
 しかも!ケイはその課題に問題のを選ぶしっっ(ここが一番の問題だが)。
 ユウキの苦悩は続く…。
 まぁ、ケイがを選んだのには訳があったのだが、でもユウキは、ケイは自分がに行き詰まっているのを知っているのにっっ、と悩んで悩んで悩んで…。マゾヒスティックに落ち込んだユウキは、可愛くないですか?
 もうイラン心配に頭を悩ませている所なんて…ほんとに、可愛い人ってこういう人のことを言うんですよね。

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紙の本幻想のシャコンヌ

2002/03/06 18:16

フジミ交響楽団

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ミナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 ケイとユウキの恋人関係は益々、微笑ましい関係になっていてケイのユウキへの愛情は深くて、たまに呆れたりもするけれど。
 小説はリアル感たっぷりなかんじに仕上がっていて、ヴァイオリンやオ−ケストラなんかにも少し物知りになれて…、ユウキやケイの懊悩とも呼べる心情の書き出しは涙が出るほど感動的でした。シリ−ズの前半からすでにとばしまくりに感動的に始まってます。私はいっきに全巻買ってしまいました。

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飯田の目線

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る

飯田から見た楽団の事情と主人公たちの関係性が面白かった。

ここまで読んでそこまでのめりこめないなら相性が良くないと思うのでそろそろ離脱。

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このサービスは

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る

女装とか、「これを入れたらファンが喜ぶだろう」というあざといシーンはやめて欲しかった。
そういうあざとさとは真逆のものを求めていたので萎えた。

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紙の本さまよえるバイオリニスト

2020/12/12 17:34

タイミングずれっぱなし

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る

とにかく二人の心のタイミングがズレまくっていてもどかしいかぎり。
悠希、本気で納得して許可出したのかな?
どうもすっきりしなかった。

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シリーズ16作目 イタリアにて

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る

留学先のイタリア・エミリオ宅では内弟子に望まれていることがわかり、ウィーンで圭と同居の予定は崩れる、果ては日本から「即刻帰国せよ、破門だ」との電話が来てしまう
何もかもが初めてで、何もかもが分からない状態の悠季はうろたえるばかりで、そんな愛する悠季を過保護にしてしまう圭
お国柄ということもあるし、常識の違いや悠季の性格の問題もあって留学のスタートは厳しいものになったがくじけずに頑張って欲しい
圭も恋に狂っていないで懐の深い、何かある前に手を差し伸べるのではなく何かあった時でも何があってもちゃんとフォローの出来る大きな男になって欲しいものだ
ふたりにとってもとても大きな成長のチャンス、負けないで!

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紙の本寒冷前線コンダクター

2019/03/25 19:57

好みの問題だけど

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る

突然押し倒す攻め、結局彼のいいようになる受けにどうも納得がいかなかった。そこに至るまでの過程が足りないように思えた。

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紙の本富士見二丁目交響楽団 下

2015/10/11 09:33

小夜子様、暗躍。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:うりゃ。 - この投稿者のレビュー一覧を見る

中心の二人にスポットが当たるのは当然なんですが、暗躍する小夜子様たちもじっくり見たかったなぁ、というところ。

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紙の本その青き男

2002/05/08 07:25

桐ノ院圭の魅力、またひとつ発見

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:はる - この投稿者のレビュー一覧を見る

イタリア人の音楽評論家マルチェロは、自殺志願者のような思いつめた顔をした若者と知り合う。
それが、ハンガリーのヤノーシュ記念コンクールに挑戦する桐ノ院圭だった。
際立った才能と落ち着き払った物腰に、すぐに彼が優勝候補だと気がつく。
ヤノーシュ入賞にむけてやたらと肩に力が入っている圭は、日本のコンクールで入賞している恋人の手前、なんとしても入賞しないとつりあいが取れないと明かす。
マルチェロは、圭のたぐいまれなる才能に嫉妬しながらも、尊大なように見えて人間味のある彼の今後の活躍に目が離せなくなるのだった。

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