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プリズンホテル みんなのレビュー

  • 浅田次郎 (著)
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みんなのレビュー29件

みんなの評価4.4

評価内訳

32 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本プリズンホテル 1 夏

2005/03/22 11:36

心を癒す温泉旅行

5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぶたころちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

 連休に一気に4冊通して読んだ。ヤクザの親分が経営する奥湯元あじさいホテル、人よんでプリズンホテルに集まる訳ありの人々。小説家が主人公で語られているが泊まり合わせたそれぞれの人生模様が並行して進んでいく。
 4冊それぞれ一泊二日か二泊三日の温泉旅行。設定から荒唐無稽、おふざけストーリーかと思って読んでいくと、さにあらず、いつの間にかその世界に引き込まれ、気が付くと自分も一緒に温泉に浸かっている。親身になって世話をしてくれる極道の従業員や一流ホテルから引き抜かれた支配人やシェフ。笑いあり、涙あり。
 悩める兄さん姉さん方は、この人情味溢れるプリズンホテルにぜひお泊りになって浮世の垢を落としなすっておくんなさい。ここは心に良く効く温泉でござんす。

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紙の本プリズンホテル 1 夏

2011/12/16 01:25

人情に涙に笑いあり。ちょっと覗いてみたい、任侠専門ホテル。

5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:惠。 - この投稿者のレビュー一覧を見る

久々の浅田作品。

久々に読んで思ったのは、
やはり文章が苦手だな、ということ。
なんとなく癖があるような気がする。
個人的な相性の問題ではあるだろうけれど。

でもその相性の悪さを超えて、
面白かったーーーーーっ!!!

任侠団体(平たく言えば「やくざ」)が運営する
任侠専用のホテル・プリズンホテル。

何の手違いかたまに一般のお客様も宿泊されたりして、
はちゃめちゃのしっちゃかめっちゃかになったりで
笑いどころ満載のユーモラスな展開。

このところ暴力団と芸能界、或いは相撲界などとの
密接な関係云々について取り上げられることが多いけれど、
本シリーズで取り上げられるのは任侠団体は
「暴力団」ともチョット違う。

昔堅気の、イメージとしては「清水の次郎長」。
斬った張ったが商売だけれど、
情に厚く、筋を通し、義理がたい。

ベタだけれど、義理と人情に涙に笑いありで
読み終えるとほっこりなれる。
安心感があるんだろうな。

好きだー。


面白いっ!!!

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紙の本プリズンホテル 1 夏

2017/07/02 12:13

一気に読破

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まきちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

どんなアブない世界かと思ったら、とんでもないコメディーでした。(笑)
登場人物の一人一人の個性が際立ち、それぞれの過去が交差して、
たまらない面白さ!
あと3冊。次も早く読みたい!!

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紙の本プリズンホテル 4 春

2015/08/26 16:20

面白いょ。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:かおり - この投稿者のレビュー一覧を見る

浅田次郎さんのプリズンホテル笑いあり涙ありで、とても面白いので大好きです。全部で4巻なんですけど、1巻~4巻ではなく、春夏秋冬で4巻なところがまた面白いところです。是非、一度読んでみて下さいね~。

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紙の本プリズンホテル 1 夏

2018/06/21 09:17

出て来る人間がいずれも一癖も二癖もある人物ばかりという展開に唖然でした。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る

出て来る人間がいずれも一癖も二癖もある人物ばかりという展開に唖然でした。ということで初めは勝手にドタバタ人情喜劇と思って読み始めたが、途中で若林夫人が「プリズンホテル」を「プリンスホテル」と勘違いするという場面で初めて気づいた。何と舞台は、任侠団体専用ホテルであり、そのオーナーは世間一般には悪人に分類されるが、実は義理人情に篤い生粋のヤクザ(総会屋)という設定だった。そして、そこで展開される人情劇は確かに笑い話みたいではあるが、人間の心情をうつしだした一筋縄ではいかないお話でした。夏・秋・冬・春の4部は各々独立したお話と勝手に思っていたのだが、どうも全4部を通じて大きな人情劇が展開される予感。このハチャメチャ物語の今後の展開も見届けたい。

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紙の本プリズンホテル 2 秋

2011/12/17 13:12

わかっちゃいるけど泣いちゃうの。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:惠。 - この投稿者のレビュー一覧を見る

先日読んだ『プリズンホテル【1】夏』に続く、
任侠団体による任侠団体のためのホテルを舞台にしたシリーズ第二弾。
『プリズンホテル【1】夏』の義理と人情と仁義と愛と涙と笑いの
バランスがとても心地よかったので続けて読んでみた。

が、好みと言ってもやはり文章が苦手な浅田作品。
続けて読んだせいか、くどさが否めない。
予定調和というか、安心できるというか、安定しているというか…。
想像したとおりに物語は進み、想像したところに着地する。
まぁ、ヤクザが経営するホテルなので
それなりにひと波乱もふた波乱もありはするのだけれど。

今回はヤプリズンホテルに桜の門を背負った警察の方々が
慰安旅行で宿泊したり、
その全く同じ日に同じく桜を背負ったヤクザの方々が宿泊したり、
とけっこうしっちゃかめっちゃか。
でもちゃんと物語は着地する。
このあたりが浅田さんのすごいところなんだろうなぁ。

個人的には、任侠もの小説家・木戸孝之助がお供に連れてきた
美加という名前の子どもがどうにも切なくて哀しくてたまらなかった。
美加にはどうか幸せになってもらいたい。

泣いちゃうんだよなぁ。
わかっていても。

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紙の本プリズンホテル 3 冬

2021/11/24 16:24

生命賛歌

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:dsukesan - この投稿者のレビュー一覧を見る

今回の物語は、また角度を変えて、生と死を描いたもの。一般社会での価値体系よる一元的な評価だけでは人間は測れないということを、アウトローの任侠と触れることで解体し敷衍してきたのがこのシリーズ。しかし、そんな異なる価値体系、見えや粋、面子と言ったものを大切にして生きている男たちも、死を前にして、命と向き合うと形無になってしまう。
『死にたいことと、死んでもいいってことは、全く別物』という言葉の重さを知る。
イジメを苦にする少年や次作を求める編集者の姿から、生きることは、苦しく、さまざまなことを縁にして人は生きていることが浮かび上がる。その一方で、その命をめぐる、マリアと平岡の対立、そして山男の姿勢に命の尊厳、峻厳さを改めて気づかされる。

命は儚く頼りない。が、とてつもない力強さと光をも同時に宿している。
そんなメッセージを貰う生命賛歌の物語だった。

そして、そんな中で、徐々に主人公の作家の内面が前に出てくる。子どもで止まってしまい、愛情表現の方法を知らぬその姿に、漸く共感できるとっかかりが見つかった。次巻、最終巻で、この作家の魂も救われるのだろうか。

シリーズものながら、全く異なる展開でワンパターン化しない浅田次郎の筆力を感じさせられた。

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紙の本プリズンホテル 2 秋

2021/11/14 15:51

未だ主人公は愛せないけれども、最高だ

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:dsukesan - この投稿者のレビュー一覧を見る

2巻に入って、俄然面白くなる。
佐藤優の言っていた、人を侮ること、侮られまいと足掻くことが、実感として腑に落ちる物語だった。

なべ長がガラッと雰囲気を変えるのは、245ページでこれは手打ちだと思ったところからだろう。『他人には言えぬ悩みや悲しみや、クタクタに疲れた体や押し殺した怒りやー様々のストレスで爆発寸前の、自分自身との手打ちなのだ。』

『俺、わからねえもの。自分がどこの誰だか、何をしてるんだか、ずっとわからねえんだ。』

『ぼくは暗澹とした。真っ暗な底知れぬ、不可解な人生の淵を覗き込むようなきぶんになった。』

人間の価値とか、あり方、大きさ、真摯さというものは、決して出世とか、見た目や、表面的な行動だけで測ることはできないということ。そしてややもすると、自分でも自分の持っているそうした資質を忘れて日々生きているということがあるということに、気付かされた。プリズンホテルの魅力が漸く腹に落ちてきた。

其れにしても、主人公の作家は、事情はわかるけど、ちっとも理解できない。解説の人たちが書いてる様な、愛があるとは感じられず、愛すべきキャラクターとは思えないなぁ。その点では、鉄砲常の言葉に痺れる。『女子供をなかせるような外道は、この鉄砲常が活かしておかんですよ』

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紙の本プリズンホテル 4 春

2021/02/23 15:00

あっけない終わりかた

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:コアラ - この投稿者のレビュー一覧を見る

本を整理していたら冬と春が出てきたので読んだ。夏から始まるはずなので,夏と秋も探したのだが,みつからなかったので仕方なく冬から始めた。そして最終巻,春。楽しい。著者にはこういうのをまた書いて欲しい。ペンクラブの会長になって政治的発言などしなくてよいから,是非エンターテイメントを提供して欲しい。そのほうが立派な業績だ。
とてもわかりやすい大団円で,みんな幸せになるおとぎ話のような小説だ。近年こういう素朴な作品が減っていてさみしい。辛い世の中だからこそ,一瞬でも不幸を忘れさせてくれる物語が必要なのだ。
「大名倒産」はちょっと近かったけど,時代物でなく,同時代を舞台にした作品が読みたい。是非続編をお願いします。
「きんぴか」も探してみよう。

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紙の本プリズンホテル 3 冬

2021/02/23 14:56

楽しい

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:コアラ - この投稿者のレビュー一覧を見る

本を整理していたら冬と春が出てきたので読んだ。夏から始まるはずなので,夏と秋も探したのだが,みつからなかったので仕方なく冬から始めた。うん,楽しい。著者にはこういうのをまた書いて欲しい。ペンクラブの会長になって政治的発言などしなくてよいから,是非エンターテイメントを提供して欲しい。そのほうが立派な業績だ。

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紙の本プリズンホテル 1 夏

2021/02/23 14:53

うん,懐かしくて楽しい

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:コアラ - この投稿者のレビュー一覧を見る

本を整理していたら冬と春が出てきたので読んだ。そうしたら当然1,2巻も読みたくなる。というわけで新たに文庫で購入した。
うん,こういうふうに物語が始まったんだよね,というのが懐かしい。まだ直木賞を取る前であまり上手でないところも初々しくてよい。
これが,次の秋編になると各段にうまくなるから驚きだ。
手元において時々読み返したい一冊である。

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紙の本プリズンホテル 2 秋

2021/02/23 14:48

名作だ

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:コアラ - この投稿者のレビュー一覧を見る

ひょんなことから冬春夏秋という順序で読んだ。秋は名作だ。大衆小説と蔑む向きもあるかもしれ合いが,エンターテイメントでなければ小説とはいえない。著者にはこういう本を書いて欲しい。最近は小難しい小説を書きたいみたいだが,是非向かいの極道小説を書いて欲しい。
本書を名作だというのは,まず勧善懲悪であること。昔ながらの物語の王道である。人はなぜ物語を好むかと言えば,実社会の非道さから逃れるためなのだ。現実社会は残酷だ。卑しい悪人が得をして善人が割を食うのが実社会なのだ。そのために物語があり,その中で悪が滅びで善人が報われることで安心して過ごせる。つまり精神病にかからなくて済んでいるわけだ。で,このシリーズは一見ひどい奴に見える小説家(モデルは本人か)を主人公に,報われない人々が最後は救われるようにできている。素晴らしい。娯楽小説のお手本だ。是非,続編を出してほしい。

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紙の本プリズンホテル 2 秋

2020/03/13 12:15

B級グルメの傑作

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る

作者の得意技である 人情もの 任侠もの ユーモアもの 全開、B級グルメの傑作である。
こてこての人情噺の間にうずもれてしまいがちだが、下記のよう技巧を凝らしている点は、「稀代のストーリーテラー」の呼び名通りだと思う。
  ・晩秋の奥日光の風景描写。
  ・緊迫した話を一気に進めず一呼吸置くためにユーモラスな短い話を間に挟む。
  ・演劇の三一致の法則にも似た、
     ひとつの場所--プリズンホテル
     ひとつの時  --一泊二日
   で絡み合う話をまとめ上げている。

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紙の本プリズンホテル 2 秋

2019/01/29 09:37

笑って、少しほろりと出来るドタバタ人情喜劇だが、どこかで人間というのは大差ない生き物だと思えて来る。

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投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る

笑って、少しほろりと出来るドタバタ人情喜劇だが、どこかで人間というのは大差ない生き物だと思えて来る。特に、一般的には対極にあると見える、警察とヤクザを一つの「檻」の中に放り込んで自在に泳がせて描いた本作は実に愉快である。とは言え、本作の魅力は何といってもどこか普通とずれた登場人物の魅力でしょう。何しろ誰をとっても程度の差こそあれ社会一般からずれてるのだから可笑しくない訳がない。唯一人、普通だった筈の花沢一馬ホテル支配人すら既にプリズンホテルに馴染み始めている。とは言え、やはり最も歪んでいるのは私=木戸孝之介でしょうね。残り2シーズン(冬・春)でどう変わっていくのかが楽しみ。

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紙の本プリズンホテル 3 冬

2017/07/02 12:19

寒いのにあったかい

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まきちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

冬のプリズンホテルは極寒なのに、登場人物みんなが温かい。
マリアと一緒に泣き、伝説の山男の背中を見送る、そんな素敵なホテルに泊まってみたいと思いました。

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