風の市兵衛 みんなのレビュー
- 辻堂魁
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紙の本
紙の本残照の剣 長編時代小説書下ろし
2023/10/24 21:35
川越の地へ
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投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
唐木市兵衛は、口入屋とともに、川越の地へ、両替商の依頼で出向き、侍同士の争いに巻き込まれる。武士の意地が妙なところで世の中を乱しているような大名家が、江戸後期のありふれた存在だったのか。まあ、主人公は、冷ややかに世間を見ているような気がする。
紙の本
紙の本希みの文 長編時代小説書下ろし
2023/10/24 17:04
風通しを良くする
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投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
風であれば斬られて負けることはないという極意を身に着けた唐木市兵衛の大阪での活躍が続く。権威者の近習・部下は、権力を有していると勘違いしている若侍が引き起こした事件が契機となり、主人公の活躍が見られる。武士の意地を古きままに貫こうとする者もいれば、新しい武士として生き方に心を開こうとする者もいる。風の剣が、世間の風通しを少しだけ良くする。
紙の本
紙の本天満橋まで 長編時代小説書下ろし
2023/10/23 21:39
武士の維持により命をかける儚さ
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投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
風であれば斬られて負けることはないという極意を身に着けた唐木市兵衛の大阪での活躍が続く。賄賂により不正に目をつむる町方役人、慣れぬ米相場に手を出し大やけどをする武士、など、鼻持ちならない輩が闊歩する江戸後期の大阪の街で、事件が起きる。不正が世間に暴かれたわけではないが、市兵衛の剣が、一つの解決を生む。おのれが武士であるという甲斐性のために、闘いを市兵衛に臨んでくる、その武士という意地は、はかないものだと思う。
紙の本
紙の本縁の川 長編時代小説書下ろし
2023/10/09 19:48
風の市兵衛、大阪で活躍
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投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
そろばん上手であり、風の剣という剣技を持つという浪人唐木市兵衛は、大阪へ旅立った若者二人を連れ戻す役を担う。苦界へ落された娘の恨みを果たす形で物語は進むが。敵を討ちたいと思った娘にとって、本当に納得のいく形であったかは、疑問。主人公は、相変わらずクールで強い。爽快感が残る。
紙の本
紙の本修羅の契り 長編時代小説書下ろし
2023/10/09 09:44
凄腕の算盤侍
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投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
そろばん上手であり、風の剣という剣技を持つという浪人唐木市兵衛の物語。前作でやむを得ず殺した浪人の、二人の幼子と生活を始める。しかし、多見蔵という暗殺請負人元締めが、恨みを抱いて暗躍する。主人公の強さが光るが、途中の文六親分らの活躍が、物語のメインだった気がする。爽快で面白い。次作も期待できそう。
紙の本
紙の本曉天の志 長編時代小説書下ろし
2023/10/08 15:37
主人公の生い立ちが明らかになる
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投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
風の市兵衛シリーズを初めて手にする。途中からなのだが、「弐」と添え書きがあるので、シーズン2なのだろうと勝手に思い込み、物語に没入する。唐木市右衛門という浪人が主人公なのだが、その生い立ちを自ら辿る旅が描きこまれている。その旅立ちと絡まるように、ある浪人親子を見守る優しいが、県の腕の立つ主人公がいる。爽快な物語だ。
電子書籍帰り船 風の市兵衛[3]
2020/03/17 13:38
そろばんを持ったヒーロー
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
藩内の乗っ取りに、現代の敵対的買収が重ねてあって面白いです。庶民の暮らしを守るために立ち上がる、市兵衛の活躍が痛快でした。
紙の本
紙の本架け橋 長編時代小説書下ろし
2019/01/31 08:37
一応、ここで区切りですね。
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投稿者:satonoaki - この投稿者のレビュー一覧を見る
弥陀之介と青、見た目は背が低くてずんぐりの弥陀之介と背が高くてほっそりの青、そして年齢差もある二人です。
そして敵対していた二人でしたが、男と女の情愛は当事者たちにしかわかりません。
惹かれあうものがあったのでしょう。
苦難を乗り越えての二人ですし、上司の片岡信正夫妻も市兵衛も祝福しているのですから、幸せになってほしいです。
紙の本
紙の本遠き潮騒 長編時代小説書下ろし
2019/01/30 18:10
切ないですね。
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投稿者:satonoaki - この投稿者のレビュー一覧を見る
人生、どれもこれも選んで全てを手に入れることができるわけてはありません。
どれかを、あるいはどちらかを選択したら、選択しなかったほうは見切りをつけるなり別れるなりして離れていかないといけません。
松山卓は悲運だったのかもしれませんが、お千と出会い、お秋が生まれました。
江戸にはもう帰れません。江戸の肉親たちのことを思うと胸が張り裂けそうでしょうけど、死んだことになっている卓に、江戸は帰れる所ではありません。
でも、お千とお秋が卓とともに温かい家庭を作っていくのが想像でき、切ないなかにホッとする結末でもありました。
紙の本
紙の本風の市兵衛 長編時代小説
2018/08/21 01:37
NHK深夜ドラマ「そろばん侍 風の市兵衛」の原作
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投稿者:リンドウ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ドラマを観て、原作を読みたくなり購入しました。
原作のほうが、「鬼渋」がかっこいい!
紙の本
紙の本待つ春や 長編時代小説書下ろし
2016/10/25 08:48
風の剣
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投稿者:yanko - この投稿者のレビュー一覧を見る
算盤と”風の剣”で颯爽と正義を貫き人助けに生きる、さすらいの渡り用人
唐木市兵衛シリーズを愛読して 待望の18巻目の「待つ春や」は期待を裏切らない、「辻堂 魁」は読後も 清々しい。
紙の本
紙の本うつけ者の値打ち 長編時代小説書下ろし
2016/04/22 08:25
風の剣
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投稿者:yanko - この投稿者のレビュー一覧を見る
風の市兵衛シリーズの第17作目。
唐木市兵衛と藪下三十郎の酒を酌み交わしながらの剣術談義と生き様談義が
面白い。
電子書籍待つ春や 風の市兵衛[18]
2018/03/13 18:51
物語の筋書きは面白い。
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投稿者:みよみよ - この投稿者のレビュー一覧を見る
筋書きは面白いか、登場する小児の乳幼児期の発達が遅すぎる。2歳でハイハイが主体など、もう少し、周辺の幼児の、観察や、小児期の発達を確認して物語を進めてほしかった。その表現箇所は少しガッカリした。
紙の本
紙の本修羅の契り 長編時代小説書下ろし
2019/02/04 19:39
なんだか残念。
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投稿者:satonoaki - この投稿者のレビュー一覧を見る
スッスッスと読めるシリーズでしたが、この2巻ほどはなんだかいけません。
片岡信正や返弥陀之介の出番は少ないし、気楽亭の主が亡くなって、気楽亭に集っていた市兵衛の仲間たちの集まる場が無くなってしまったみたいです。
軽く読める本なので、「格調高い」という言葉が適切かどうかはわかりませんけど、弐になってからはずいぶんと品格が落ちたようで残念です。