思い出トランプ みんなのレビュー
- 向田邦子 (著)
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電子書籍思い出トランプ
2023/01/31 21:04
澱が、水中を舞い上がるような
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投稿者:白山風木 - この投稿者のレビュー一覧を見る
記憶の奥深いところに、ふだんは気づいていない澱がたまっていて、その澱が揺られて動くような。透明な水とおもっていたコップの中に澱が、湧いて出るようなとでもいうのか。大きな心(器)をもっていないと気持ちが澱にいいように扱われる。短編で、潔く深く書き出す技術は、名手のもの。長編も読みたいと思った。
紙の本思い出トランプ 改版
2022/09/13 19:23
ああー思い出したくない。
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投稿者:びずん - この投稿者のレビュー一覧を見る
思い出したくない思い出も、思い出してしまう。そう思っているうちは、まだまだ自分を高めるられる余地があると思う。弱みにもなるが、強みにしたら誰にも負けないトランプができる。まあ、弱みのままうまく使える人もいるよね。
紙の本思い出トランプ 改版
2022/07/24 07:13
人間くさい短編集
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投稿者:makiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
あかぎれのような細い目をした愛人が断りなく整形して次第に好ましい姿から遠のいていく話、何もものを知らず妻から色々な知識を授けてもらいつつ妻に対抗心・反抗心を抱く夫の話、不注意で息子の指を包丁で切り落としてしまった母親の話、立派な人物で通っていた父親がキセル乗車をしていたことを思い出しつつ自らの後ろめたい過去を振り返る男の話等、それとなく目を背けてやり過ごしていることが多いような人間の美しくない感情を直視した短編集。この著者は人間嫌いなのではないかと疑ってしまいました。
紙の本思い出トランプ 改版
2021/06/01 17:04
在りし日の昭和の勤め人とその家族の生活
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投稿者:719h - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者はテレビ番組脚本家に過ぎない、
との思い込みを、完全に覆され、否、
覆してくれた一冊。
非日常の視点をもって、日常の風景を
切り取っていく著者の手法に脱帽です。
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