闇医者おゑん秘録帖 みんなのレビュー
- あさのあつこ 著
- 予約購入について
-
- 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
- ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
- ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
- 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。
8 件中 1 件~ 8 件を表示 |
紙の本闇医者おゑん秘録帖
2020/12/07 10:33
おゑんさん
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
闇医者おゑんは女性の心と身体の両方を診る医者であった。若旦那の遊びで身籠ってしまった女中、鬼の子を宿した側室等、いろんな事情のある患者を受け入れ最後は笑顔にさせる凄腕であった。そのおゑんの過去は・・・。
心と身体の両方を診る医者なんてなかなかいないですよね。特に今は医療も細分化されて専門性が高くなっていますから。昔の医者はほとんど一人で診てきたというのが凄いことですね。
紙の本闇医者おゑん秘録帖
2019/02/20 07:17
闇医者おゑん
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:yukko - この投稿者のレビュー一覧を見る
江戸時代の女医さんの話というのに惹かれて手に取りました。
事情が許さず堕胎しなければいけない女性に救いの手を差し伸べる彼女
「春の夢」「空蝉の人」ではクールで理知的なな女医さんというイメージでしたが
最後の「冬木立」で自分の生い立ち語りだすと性格がガラッと変わり、かよわい女性的の内面があらわに・・・
なかなか興味深いキャラクターでした。
迷わず続編の「花冷えて」も購入しました。
紙の本闇医者おゑん秘録帖
2017/05/20 20:15
女だからこそ
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
女ゆえに辛い思いをする人に女だからこそ正面から向き合うおゑんさんは恰好いい。おゑんさんは相手に対して辛い事から目を逸らすのを許さない厳しさもある。きっとそれこそがより良い道に繋がると考えているのだろう。
2020/12/09 10:10
おゑんさん
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
女性の心と身体の両方を診る闇医者おゑん。ある日、お店の女将が女中と孕ませた子を堕ろして欲しいとやってくる。話を一通り聞き終えたおゑんは女将の希望ではなく女中の意思を尊重し、子供を生ませようとするが・・・。
また薬の仕入れに出かけたところ、娘コロリと呼ばれる謎の症状で倒れた若い娘を介抱するが・・・。
おゑんさんの活躍が面白いですね。女性・医者・先生、はたまた謎解きの達人のような一面を持っているのですね。続編に期待したいです。
2019/04/08 07:44
闇医者おゑん
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:yukko - この投稿者のレビュー一覧を見る
闇医者・・・訳あって産めない子を人知れず堕ろす医者
産婦人科の女医さんみたいな人かなと思ってましたが
心療内科的な面もあり、患者さんや周りの人たちの
心の闇を解き放って救ってくれます。
なんだか読んでる自分も解き放たれる感じ・・・
早くも次のお話が待ち遠しいです。
紙の本闇医者おゑん秘録帖
2020/09/09 09:10
あさのあつこ氏が読者に贈る「闇医者」おゑんを主人公として描いた祈りと再生の物語です!
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、『バッテリー』(野間児童文芸賞)、『バッテリー2』(日本児童文学者協会賞)、『たまゆら』(島清恋愛文学賞)などの傑作を次々に発表しておられるあさのあつこ氏の作品です。同書は、江戸の町、竹林に囲まれたしもた屋で、産んではいけない子どもを孕んだ女たちを受け入れ、子堕ろしを行ってきた「闇医者」のおゑんを主人公とした物語です。彼女の元には、奉公先の若旦那と恋仲になった女中、あやかしの子を孕んだと訴える武家の奥方など、複雑な事情を持つ者たちがやってきます。そして、それぞれの事情を考慮して、おゑんは対処します。時代小説の名手が読者に贈る祈りと再生の物語です。
2020/08/29 11:38
あさのあつこ氏によるいわくつきの女たちの再生を描いた感動作品です!
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、『バッテリー』(野間児童文芸賞)、『バッテリーII』(日本児童文学者協会賞)、『たまゆら』(島清恋愛文学賞)をはじめ、『ゆらやみ』、『風を繍う』、『薫風ただなか』などの著作で知られるあさのあつこ氏の作品です。同書は、「竹は女の樹だ。細く、風に容易くしなってしまう。けれど、容易く折れはしない」という一文で始まります。江戸の片隅の竹林を背負った家で、「闇医者」として子堕ろしを行うおゑんが主人公の物語です。彼女は、ひたむきに信じた愛や、幼き日より育んだ友情を失い、怒り、惑う女たちに助けの手を差しのべます。異国から流れ着き薬草に精通する末音と、情を交わした男に殺されかけた過去を持つ見習いのお春とともに精一杯に生きる女たちの再生を描いた感動作品です。
2019/01/01 18:18
おゑんさん不思議すぎ
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:BHUTAN - この投稿者のレビュー一覧を見る
闇医者とサブタイトルについているが、子おろしの闇ではなく、おゑんさんの心の闇のような気がする。
そして訪れた患者だけでなく関わった女の闇を見てしまうのだ。
そして今回はおゑんさんの身体の闇も‥‥。
次作が楽しみ。
8 件中 1 件~ 8 件を表示 |