花まんま みんなのレビュー
- 朱川湊人
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花まんま
2019/01/28 15:45
同世代なので、あるあるだらけ
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投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
作者は1963年生まれ、私と同世代だ。「トピカの夜」では、在日朝鮮人の子どもの家に遊びに行った主人公の少年がパルナスのケーキのその家のお母さんに買ってもらって感激してしまう場面がある。ここは関西エリアで子供時代をすごした人でないと、なぜ感激するのかわからないであろう。毎日曜の朝、アニメが放送されていた時にいつもCMで流れる「おとぎの国のロシアの~」という悲しい響き。今は廃業してしまったとのことだが、私たちの世代は強烈にパルナスが記憶にある。そして、ロシアがおとぎの国であることも。こどもは純真だというけれど、あのころの私たちは決して純真ではなかったと思うが、みんな怪獣やパルナスのCMに夢中になっていた時間は純真だったのだ
花まんま
2018/05/01 04:58
第133回直木賞受賞作
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
昭和の大阪の街並みが味わい深かったです。地元の人たちの何気ない日常の会話と、生活の風景には心温まるものがありました。
花まんま
2022/06/28 04:12
心温まる異世界
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投稿者:kobugi - この投稿者のレビュー一覧を見る
切ない話だが、どこか救いがあるので、心温まる。忘れていた幼少時の思いを引き出してくれた。トカビの夜、花まんまには、特に心惹かれた。脳裏に映像が浮かび、豊かな色彩や登場人物の表情までもが、リアルに伝わってくる。
花まんま
2018/05/25 20:43
不思議でせつない短編集
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投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
朱川湊人『花まんま』を読みました。
ちょっと昔の大阪の下町を舞台にした、不思議でせつない短編集。
私は世代が近いせいか、楽しんで読めました。
「トカビの夜」という作品にパルナスのコマーシャルソングが出てきて、「このへんがしくしくする」ような曲だと書かれています。
「あまいお菓子のーお国の便りーおとぎの国のロシアのー……」と歌詞が紹介されているのですが、私と同世代の人なら「ああ、あれ!」という歌なのです。
でも、これ途中からやん!
ほんとはその前にもっと暗い前段部分があるんですよ~。
「ぐっと かみしめてごらん ママのあたたかい心が お口の中にしみとおるよ~
パ~ルナス……」
2016/03/12 17:04
不思議でリアル
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投稿者:かもちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
全6話のオムニバス。どれも不思議系の話なのに妙にリアル。後味はけっこうビター。昭和40年代くらいの大阪を知っている人には懐かしいかも。個人的には「トカビの夜」が好きかな。
花まんま
2024/04/11 11:47
直木賞
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投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る
一般読者の感覚とズレてることも多いからなあ。
この作品の時代と場所を分かってる人には良いんだろうけど、
そうじゃない人には理解できない部分も結構あると思う。
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