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名探偵夢水清志郎事件ノート みんなのレビュー

  • はやみねかおる, 村田四郎
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みんなのレビュー37件

みんなの評価4.3

評価内訳

43 件中 31 件~ 43 件を表示

紙の本そして五人がいなくなる

2015/08/14 16:00

息子用。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:うさこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

息子は初、はやみねかおる作品でしたが、非常に気に入った様子です。続きも読みたいと言ってますので購入するつもりです。

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紙の本消える総生島

2002/04/18 02:14

卓越したプロットを楽しめるジュブナイルミステリ

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ひで - この投稿者のレビュー一覧を見る

長大化するミステリ界にあって、氏の書くようなジュブナイルだけは、その性格上、長大化することが難しい。作者は、無駄な描写を削り、本格作品としての魅力だけを描き出すという、苦労を強いられることになる。これは、一歩間違えれば、簡単に謎が解けてしまいミステリとしての魅力を失うことに通ずる。だが、氏の作品では、その両者を見事に並立させている。本作は、無駄な描写の多い作品が増えてきている中で、こういった作品も確立しうることを、見せつけられる作品である。

亜衣、真衣、美衣の三姉妹に映画出演の話が決まり、三姉妹は、名探偵夢水清志郎と共に、ロケ地の総生島へと向かう。だが、到着と同時に船が爆破し、彼女たちは島に取り残された。島にある館に泊まる彼女たちだったが、目の前で次々と奇妙な事件が起こり、奇怪なメッセージが残される。人が消え、山が消え、島が消え、そして館が消える。そして明かされる真相とは。

はやみねかおる氏が、その人気を不動のものとしたのが、一連の夢水清志郎シリーズであろう。この作品群は、名探偵を自称する夢水清志郎と、隣に住む三姉妹とが次々と起こる難事件に挑むというシリーズであるが、児童向けの文庫に収録されながらも、その作品は、大人の鑑賞に耐えうる魅力を持っている。特に、殺人事件等の陰惨な部分を作品から排除しながらも、本格作品としての魅力を失っておらず、この点ではいわゆる日常の謎派に類する作品の一つといえるかも知れない。

本作は、そんな夢水清志郎シリーズ、三番目の作品である。本作は、このシリーズの中でももっとも大がかりで、魅力ある作品といえる。本作の中核を占めるトリックは、様々なところで指摘されているように前例がある。しかし前例があるから、その作品は駄目かといえばそうではない。ミステリにおいては、新しいトリックを生み出すことがその魅力であるのはもちろんであるが、生み出されたトリックをアレンジし、その見せ方を創出するすることもその魅力の一つとなる。本作は、卓越したプロットと、その結末の見せ方によって、それを再確認できる魅力的な作品である。

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紙の本そして五人がいなくなる

2002/03/09 18:17

本格推理への架け橋

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:蘭丸  - この投稿者のレビュー一覧を見る

 私が本格ミステリにはまったきっかけはシャーロックホームズではなくこの夢水清四郎である。
 少年探偵モノに満足している子どもたちに衝撃を与える作品ではないだろうか。鮮やかなトリック。魅力的な探偵。三つ子の助手がそろえば、面白いに違いない。そのうえプラスアルファ、ハッピーエンド。
 本格モノとしては浮いた存在かもしれないけれど、こんなに愛に満ちあふれたミステリーはあまり見かけない。はやみねさん自身のやさしさがにじみでているような気がする。
 本格ミステリーを子供向けに書くほど、力量のいる作業はないのではないか。トリックは子どもの分かる言葉で説明しなければならないし、主人公(?)は学生だから、行動範囲もせまい。名探偵は面毒下がり屋だし(これは子供向けと関係ない)。それをあえて本格と少年探偵の賭は私的な役割をしているのは、本当にすごいと思う。
 私自身は、どんなに本格モノに手を出していこうと、この作品を大好きだと言えるのは変わらないと思う。

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紙の本ハワイ幽霊城の謎

2008/07/16 20:09

慣れてしまったせいでしょうか、期待していたわりに面白くありません。特にハワイのお金持ちの様子、お金礼賛みたいなところが子供の夢を壊すな、なんて思ったりもして・・・

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

夢水清志郎ものの情報は結構こまめに当たっているんですが、見落としていた一冊です。ま、タイトルに工夫がないので、旧作と勘違いしていたのかもしれませんが残念無念。でも、村田四郎の挿絵に再会できるならば、ここで意地を張っても仕方がありません。まずは村田の絵を使った久住和代の装丁をさっと見て、カバー後の案内に入ります。

夢水清志郎のもとに舞いこんだ、新
たな依頼は、なんとハワイから!
ハワイの大富豪、アロハ山田家を、
幽霊の呪いから守ってほしいという
のだ。しかもなんという不思議な縁
か、100年前、アロハ山田家の先祖
は、清志郎の先祖(?)夢水清志郎左
右衛門にも出会っていた!南海の
楽園・ハワイを舞台に、現在の夢水清
志郎と過去の清志郎左右衛門がみん
なをしあわせにするために謎を解く!

ふむふむ、アロハ山田家とはまた、児童書でなければありえないネーミングです。しかも現在の夢水清志郎と過去の清志郎左右衛門が登場する、いやはや長い人気を誇るシリーズ物ともなると、単なる決め技一本ではなく複合技も使わないと読者に飽きられる。上下分冊は別にした一冊の本としてはシリーズ最大かも・・・

とまあ読み始めました。印象ですが、現代篇は、ちょっとトリックが機械的に過ぎるかな、それにお金の掛け方が違うでしょ、って思います。それに対して過去篇は、トリックは自然ですが清志郎左右衛門の設定が不自然。ま、これは夢水清志郎にも言えますが、その食欲についてのエピソードにユーモアを感じないんです。我が家の娘たちはもう年齢が上になってしまい、はやみねの文章に笑うことはありませんが、今時の小学生はどうなんでしょうか。

私には、はやみねのミステリが重松清のドラマのようにオーソドックスというよりは古臭く思え、むしろ桜庭一樹が描く少女たちが、角田光代のお話のようにリアルに感じられて仕方がないのです。癖のなさは認めた上で、古さが懐かしさに繋がらず、ただただ旧弊な印象を与えるとすれば、やっぱり方向を変えるべきなんじゃないか、なんて思ったりもします。最後に、二重構造がはっきり見える目次を写しておきます。

目次
おもな登場人物
OPENING
第一章 翼よ、どれがパリの灯だ?
01 幽霊の存在――ベイズ推定――
第二章 寿限無・・・・・・?
02 超マニアッククイズ~こんなのしってるやついねぇ!~
第三章 日本のネズミはサトウキビがお好き
03 Why Didn't They Ask YUMEMIZU?
第四章 You 下駄 chance!(前編)
04 レーチの文学的クリスマス
第五章 You 下駄 chance!(後編)
05 歪んでるのは・・・・・・
第六章 Big Island
06 家系図! なんたって、家系図!
第七章 「悪魔の森」と「神の荒れ地」
07 PAST――左京が消えた
第八章 呪いに関する一考察
08 バカンス!
第九章 木陰
09 PRESENT――タロウが消えた
第十章 月夜
10 朝日はどっちにでている?
第十一章 天真流vs.デモン・ディク
11 クリスマスプレゼント
第十二章 夜会
12 レーチの推理
第十三章 カナロアの眼
13 教授の推理
最終章 過去は未来につながる
14 探偵たちの独白
おまけ その1
おまけ その2
おまけ その3
あとがき
はやみねかおる特別インタビュー
はやみねかおる作品リスト

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紙の本人形は笑わない

2004/06/02 20:50

どうしてそこまでして子供に媚びるかなあ、多分、子供だってこれを可愛らしいとは思わないぞ

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

《情報誌セシーマの伊藤編集長が名探偵 夢水清志郎に持ち込んだ企画は、廃村寸前の毬音村でツーリング中の人々が見た怪を探るものだった》

何度書いても、書きすぎた気がしないのが「夢水清志郎は和泉元彌が一番」ということ。あの番組(ふたご探偵)を、毎週家族で楽しんでいた我が家の、良くも悪くもそれが常識。それに、村田四郎のイラストが、本当に鬚を生やした時の元彌によく似ている。いろいろ身辺は騒がしいようだけれど、もう一度観たいなあ、和泉清志郎、ね、そう思うでしょ。

旅と料理の情報誌「セシーマ」に文章を書いている夢水の頭にあるのはいつも「食べ物」。だから、当たり前の以来では記事を書いてくれない。その彼に何とか旅の記事を書かせようと、伊藤編集長が目をつけたのが、人口が十人にも満たない廃村寸前の毬音村でツーリング中の人々が見た怪事件の謎を解かせて、それを雑誌に載せること。

そのころ虹北学園では、中学三年生になった文芸部長の岩崎愛が、学園祭を前にゼロに削られた部の予算に頭を抱えていた。部長の悩みをよそに、予算削減の原因を作った副部長のレーチは、起死回生のアイデアを思いつく。

部長の岩崎愛がレーチに内緒にしていた名探偵 夢水との毬音村行き。彼女が洩らした一言に飛びついたレーチは愛、真衣、美衣の三つ子の旅に便乗する。清志郎が解く事件をそのまま利用しようというレーチと愛たちを迎えるものは。村はずれに聳える不気味な塔、黒く塗られた部屋に並ぶリアルな表情をした人形たち。人形師 栗須寧人が作ったと言われる「人形の塔」を舞台に連続する密室殺人。

教育TVの小学校上級以上を対象にしたドラマにもなった名探偵 夢水清志郎が活躍するシリーズ。はやみねは、とうとう小学校の先生を辞めて、専業作家の道を歩み始めたらしい。今までの作品もだけれど、推理小説としての骨格はしっかりしている。でも、今回はいつになくレーチが傲慢・無神経で読んでいて不快。新キャラ 一之瀬くんの犬のような性格設定も嫌い。現実の子供たちに擦り寄った設定だろうけれど、そこまでして子供に媚びる必要はない。これを可愛らしいとは、多分、子供たちだって思わない。

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紙の本亡霊は夜歩く

2004/02/18 22:17

この小説、短編にだけついていえば確実に★五つ。でもレーチが出てくると一気に通俗長編になってしまう。ついこの間まで、夢水のシリーズを楽しんでいた娘達もそろそろ卒業気分

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

「虹北学園に伝わる四つの伝説。壊れたはずの時計塔の鐘が突然鳴り、校庭に不思議が起こる」夢水清志郎事件ノート第2作。今回から、このシリーズに欠かせない人物となるレーチという少年が仲間入り。若い少年探偵が見せる推理と清志郎の競演が始まる。

話は、メインの事件談を、二つの小編が挟み込む形式で、このスタイルは、はやみねのお気に入りなのか、その後の作品にも受け継がれていくけれど、その短編がどれも小粒ながら言い味を出している。今回は、ミステリ・サークルといっても推理小説研究会ではない、あの田圃や畑などに突如現れる巨大な円だが、その謎が心地よく解き明かされる。

そして本編「亡霊は夜歩く」となる。亜衣・真衣・美衣の三つ子の姉妹が通う虹北学園、その傍の工場で起きた電磁石の盗難事件に駆り出された自称名探偵夢水清志郎。その捜査も始まらぬうちに起きた学園の怪事件。ピサの斜塔のように傾いてしまった学校の時計塔の鐘が、何年ぶりに突然時を告げ始めた。

そして、学園祭を前に実行委員のアシスタントを命じられた岩崎亜衣、彼女をこき使う委員長中井麗一ことレーチ。二人が籍をおく文芸部のワープロに浮かび上がる「亡霊からのメッセージ」。思い出される学校の4つの伝説「時計塔の鐘が鳴ると、人が死ぬ」「夕暮れときの大イチョウは人を喰う」「校庭の魔法円に人がふる」「幽霊坂に霧がかかると、亡霊がよみがえる」。

それをなぞるかのような事件が起きる。自称詩人で、一作も作品を作ろうとしないレーチの推理。学園に現れた名探偵・夢水清志郎に敬意をはらう麗一少年。そして相変わらず、大食漢ぶりをみせながら事件は解決したと早々に現場から消えてしまう清志郎。

今回登場したレーチと亜衣の淡い想いなどを織り交ぜながら事件は終結する。正直、犯人は簡単に予想がつくけれど、鍵となる動機があまりに弱い。なぜ今なのか、という説得力が無いから、小説全体の印象も弱くなってしまう。いや、じつは今後のシリーズでも思うのだけれど、レーチの存在理由がわからない。三姉妹に適当な相手を、という安直さが気にかかる。

ラストの小編、本編では殆ど活躍しなかった二人の妹、真衣と美衣、そして教授が見せ始めた突然の好意。その背景にあるもの。これは楽しい。やはり江戸川乱歩がそうであったように、はやみねは本質的に短編の作家であるのかもしれない。心地よい作品である。村田四郎の挿絵も、この本から自然体になってきて以降のシリーズのスタイルを確立した。

読み終わった長女に言わせるとシリーズ中、もっともポテンシャルが低い作品、というが、それはメインの部分。前後の短編は立派。本格短編と、通俗長編、この組み合わせ、ある年代以上になると評価が分かれ始めるけれど、小学生には格好のシリーズだろう。ちなみに、図書館にあるこのシリーズは、戻るとすぐに借り出されると言う。隠れたベストセラーではないだろうか。

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紙の本機巧館のかぞえ唄

2017/01/06 18:14

シリーズの他の作品とは少し違う...

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:黄色い刀 - この投稿者のレビュー一覧を見る

小学生にも分かりやすくておもしろい名探偵夢水清四郎シリーズですが、これだけはかなりトリックが複雑でかなり分かりにくいです。

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紙の本そして五人がいなくなる

2001/05/29 04:52

そして僕らはまっ赤な夢をみる

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投稿者:春都 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 自信家の名探偵、「伯爵」を名のる犯人、そして不可能状況での人間消失。これでもかと言わんばかりの道具立てで「本格探偵小説」へと読者をいざなう。もちろん、中心にはやはり「こども」がいる。

 実を言うと、前作『バイバイスクール』もそうだったが、はやみね氏の作品はたしかに面白い、しかし一方で物足りないものも感じているのだ。ジュブナイルなのだから当たり前だ、と切り捨ててしまうのもなんなので、ちょっと考えてみた。もう書評というよりエッセイみたいなものか。

 一番気になったのが、どうもストーリーやテーマの中心となる部分以外が、極力カットされているようだということ。ジュブナイルという一応こども向けとして書かれる小説であるから、わかりやすい・読みやすいが絶対条件としてあるわけで、言ってみれば「簡略化されたミステリ」になっているのだ。「おとな向けミステリ」に比べると、装飾(ある意味いらない部分)が少ないのである。だから書評も、ネタバレせずに書くのが難しい。

 ミステリの核となるもの、つまり「驚き」や「謎」などというものは、もともと子供じみているんじゃないだろうか。アッという真相だの、奇想天外なトリックだの、こんなものを楽しめるなんてのは「こども」以外にない。

 今のミステリがほとんどおとな向けなのは、いろいろなジャンルとの統合・混合がなされてきたこととも関係してくるが、一言でいえば前述の「核」に、ストーリー的なものや描写・文章的なもの(装飾)を肉づけしていき「ミステリ」たらしめているから、という理由にすぎない。核にもっとも近い「本格ミステリ」でさえ、そういったものは不可欠だ。装飾をしなければ、ミステリ以前に「小説」にならない、クイズみたいなものだからである。

 はやみね氏は、その核に「ジュブナイル用」の装飾をほどこしている。これはおとな向けミステリよりもはるかに少ない文章量を求められるため、出す情報を厳選していかなくてはならない。切り捨てられるものも多くなる。そんなわけで、これまでの「装飾の多いミステリ」に慣れていた僕は、物足りないものを感じてしまったのだろう。

 じゃあ、そんな僕がなぜ「はやみねミステリ」に他のおとな向けミステリと比べても、遜色ないぐらいのおもしろさを感じたのか。こっちは簡単。「核に優れた素材をもってきているから」である。

 ……書評が書けないことへの「言い訳」はたいがいにしときましょう。

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紙の本そして五人がいなくなる

2023/03/08 22:32

名探偵夢水清志郎

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投稿者:黒藤 - この投稿者のレビュー一覧を見る

名探偵夢水清志郎事件ノートシリーズの第一作目です。自称名探偵の夢水清志郎と三つ子の岩崎亜衣、真衣、美衣の出会いから始まります。
みんなが幸せになれるように事件を解決する教授が素敵だと思います。

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紙の本機巧館のかぞえ唄

2016/06/27 00:15

難解

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:わらび - この投稿者のレビュー一覧を見る

小学生の頃に読んだのですが
非常に難解だったのを覚えています。
しかし、当時はそれがまた魅力的で…
今読むとまた理解度が違うかな?

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紙の本そして五人がいなくなる

2016/06/27 00:12

すべての始まり

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:わらび - この投稿者のレビュー一覧を見る

これが、夢水シリーズのみならず、
はやみねかおるとの出会いでした。
当時、人の死なないミステリーというのが
嬉しかったのを覚えています。

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紙の本人形は笑わない

2002/06/30 17:35

3部作の第2弾???

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投稿者:山村まひろ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 中学3年生になった三つ子の亜衣、真衣、美衣。
 亜衣が所属する文芸部の今年度の予算がゼロと決まり、麗一は文芸部誌発行の資金捻出のために、映画を撮ると言い出します。
 ちょうど、夢水探偵が「セ・シーマ」に連載中の「謎解き紀行」執筆のため、毬音村に取材に行くことになり、便乗することになった三つ子と文芸部員たちでしたが、一行を待ち受けていたのは「毬音村に伝わる人形伝説」と「歩く人形たち」の謎。
 過去の事件の真相を暴き、呪われた人形の塔のトリックを解くことができるでしょうか?


 というわけで、名探偵夢水清志郎事件ノート第9弾は、「人里はなれた村を舞台にした三部作」の第2弾! だそうです(^^;)。
 ちなみに、第1弾は「魔女の隠れ里」で、第3弾は次回発行予定の「修学旅行編」だそうです。

 なにはともあれ、いつものにぎやかなメンバーたちが一緒に旅行に出て、何も起こらないほうがフシギというもの。
 はたして、事件の結末は???
 そして、映画「毬音村の惨劇」の出来栄えは?

 あいかわらず、ドタバタなメンバーたちですが、中身はしっかりした謎解きなところがうれしい1冊ですね。

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紙の本人形は笑わない

2001/10/03 22:16

子どもだけでなく、大人のミステリファンをも満足させる人気シリーズ

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投稿者:橋根未彩 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 名探偵夢水清志郎シリーズの第9作。

 今回の舞台は、『人形の塔』なるものがある毬音村。人間より人間らしいと言われるほど精巧な人形を作る栗須一族。その中でも天才と呼ばれた人形師である寧人は、なぜ『人形の塔』を作ったのか。寧人の孫である豪人が『人形の塔』で人形に殺されたという噂は本当なのか。そして、かつての村おこし事業との関係は——雑誌の謎解き紀行で村へ向かう夢水と三姉妹に、文芸部が何故か映画を撮りについてきてしまい、いっそうの大騒ぎに。

 シリーズ前2作の大江戸編から、舞台を現代に戻した本作では、三姉妹もついに中学三年生になっている。文芸部部長となった亜衣が、ボーイフレンドのレーチこと麗一のひと暴れにより部の予算がゼロになったことに頭を悩ませ、タフな編集者・伊藤の暴走ぶり(文字通り)は車からしてパワーアップ、そして今回も食べ物につられて事件の地へ出向く夢水清志郎と、相変わらず楽しい。新たな新入生たちも登場し、彼らの活躍は今後も期待できそうだ。それにしても亜衣以外の文芸部の連中は夢水清志郎に負けず劣らず無茶をやっていて、死人が出ないのが本当に不思議である。

 もちろん今回も、彼らのやりとりの中に事件の真相に関するヒントはもちろん、事件とは全然関係ないミステリネタが含まれている。

 今回は新入生も増えてキャラクター描写が豊富な影響もあるのか、事件は比較的シンプルだ。登場人物表の15人中事件関係者はたったの4人。丁寧に読んでいけば分かってしまう部分もあれば、かなり想像力を要する真実もある。過疎化を寂しく思いながらも堅実に暮らしているかにみえる村人たちや、大騒ぎで映画撮影中の亜衣たちの、ちょっとした言動から夢水清志郎はいつも通り鮮やかに推理(しつつも食い意地は忘れない)。そして結末はこのシリーズらしい味わいが残る。

 ちなみに番外編の『レーチの文学的苦悩III(もしくは、悪夢)』はレーチの恋心に興味のない人には気恥ずかしく感じられるかもしれないが、最後までちゃんと読むことをお薦めしたい。作者の新たな一面、なのかもしれない。 (bk1ブックナビゲーター:橋根未彩/ライター)

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