リカ みんなのレビュー
- 五十嵐貴久 (著)
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紙の本リカ
2006/08/14 20:13
なんていうか、恐いんですけど、どこか梅図かずおの恐怖漫画を読むような、そんな感じがあるんです。大沢在昌の言葉に納得
5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
《印刷会社に勤める本間たかおが、友人に教わった出会い系サイト。メール相手リカの追跡が始まった》ノンストップ・ホラー。ま、ノンストップは単なる形容詞なんですけど、クーンツにこそ相応しいこの言葉を、敢えて冠しておきましょう。
ITの恐怖は、なにもネット利用の莫大な接続料金の請求だけでは有ません。匿名性の陰で、こんなことも起きる可能性がある、それがコワイ。だから、読み終わって直ぐに、メールに嵌っている娘たちに読ませましたた。あっという間に読み終わった私たち一家は、それでもメールを止められない、どーしましょう・・・。
印刷会社に勤務し、昇進も間近な本間たかおは、会社から与えられたパソコンにもやっと慣れた42歳になる妻子のある普通の男です。総合出版社に勤める知人の坂井政司から、出会い系サイトで多くの女性と知り合い、そのうち何人かと実際にホテルに行ったというのを聞くうちに、自分も冒険がしたくなってしまう、そんあ男。
そんな本間に寄せられたメールのなかの、リカと名乗る看護婦からのものが、彼の心を捉えました。メールを何度か交わし、携帯電話の番号を教え、デートの約束までこぎつけたのですが、いつしか彼女から会社にかかる電話がエスカレートしていきます。
本間を助けようとする大学時代の友人で探偵の原田、インターネットカフェの金髪の店員、刑事の菅原。そして本間の妻の葉子と娘の亜矢。忍び寄るストーカーの恐怖。身近でありながら、規制などは有名無実の何でもできるインターネットの見えない世界。
第2回ホラーサスペンス大賞受賞作で、単行本は2002年の出版です。IT時代を背景にした身近な恐怖を扱ったオーソドックスなラン&チェイスで、ネットを取り巻く状況は、より身近になったものの、危うさは少しも変わりません。
そうした話題だけに、誰もがその世界に簡単に入り込むことが出来ます。大沢在昌、桐野夏生、宮部みゆきの三氏の選評が非常にためになります。皆さん、この作品を最高のものとはしていないのですね。都市伝説という設定のありふれたところについての評価はかなり厳しいもの。
なかでも、大沢の「五年前ならば、職業作家としてデビューできたかもしれないが、今は傑出した才能が一つでもなければ、作家としてやっていけない」といった時代認識は、が新鮮です。全く同感なのですが、この作品についていえば、深みこそ無いものの、クーンツを思わせるスピード感に本を置くことが出来なくなった私は、素直に高得点をつけることにしました。
他人に読んだ感想を聞いてみたい一冊です。
紙の本リカ
2016/11/18 16:39
これは無理...
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:だいすけ - この投稿者のレビュー一覧を見る
あまりの恐怖に途中で挫折(+_+)
でも先が気になって読んでは止めての繰り返し。
一人暮らしの方は明るいうちに読んで下さい。
紙の本リカ
2015/11/16 23:39
いちおう楽しめた
4人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぴーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
今読むにはネットの説明が古臭い。リカの登場からノンストップの展開で面白かった。でもラストがブツ切れ。10年以上たって続編「リターン」が出てるけど、当時読んでたらこの終わらせ方は納得いかなかったかも…。
電子書籍リカ
2015/12/19 00:25
一気読み
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しまんちゅ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ストーリーが途中からものすごい勢いでホラー化していく。そんな馬鹿なと思う点もいろいろあるが、非現実的なところがより一層恐怖感を増長させていくようだ。過去に映像化していたようだが、浅野ゆう子の演技がいかなるものだったのかぜひとも見てみたいと思った作品。
紙の本リカ
2015/08/22 01:31
起こり得る話
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぴこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
出会い系で知り合った女の人がストーカー化する話です。実際に昨今そういった事件をニュースで見るので、現実に起こり得る話なのが怖いです。終わりに近づくにつれ、強烈すぎて現実離れしていきましたが… そしてラストがあまり自分の好みではありませんでした。サクサクと読み進めやすいので、暇つぶしにはもってこいでした。
紙の本リカ
2022/04/07 14:55
凄みあり
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:imikuto - この投稿者のレビュー一覧を見る
2001年のホラーサスペンス大賞受賞作。デビュー作でもある。
スプラッタ―ホラーでもあり、サイコホラーでもある。
発想としては今風でシンプルな感もあるのだけど、怖さはピカイチ。しかも凄みがある。
ホラーやサスペンスを文章で表現するって、ほんとうにすごいこと。
著者である五十嵐貴久氏は、ホラーだけじゃなく、ミステリー全般を書く作家さんで、どのジャンルでも飽きずに楽しく、しかも一気に読める。
東野さん、池井戸さん、宮部さんぐらいに人気が出てもよさそうなんだけど、もうすこしなのかな?
これからも期待している。
電子書籍リカ
2020/12/27 14:17
怖い
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nico - この投稿者のレビュー一覧を見る
怖いけど続きが気になりすぎて途中ではやめられないです。
人間の怖さと、得体のしれないものへの恐怖のどちらも味わえます。
リカって一体何なんだろう・・・
紙の本リカ
2020/01/18 21:01
ネットの怖さ
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る
土ドラやお気に入りの方の感想などを受けて購入!『リカがコワイ』は月並みですが、今更ながら、ネットの怖さを思い知らされます。その気になれば、個人情報はツツヌケ。消したくても消えない、消せない。調べようと思えば、いくらでも調べられる手段がある。なんかそれが怖いですねぇ。さて、リカはこの巻では、あまりリカ自身の素顔が実は見えてない気がしました。今後、そういった部分も出てくるのかなぁ、と思いながら、次巻以降も期待です。
紙の本リカ
2020/01/10 08:15
グロテスク
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やえ - この投稿者のレビュー一覧を見る
人から勧められて、また、ドラマ化もあり読みました。
ドラマより面白いです。登場人物が想像できてしまうので原作を先に読めば良かったと後悔しました。ただ、気分の悪い日には読めない内容です。
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