累 みんなのレビュー
- 松浦だるま(著)
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2019/06/29 23:50
母二人が…
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投稿者:雫 - この投稿者のレビュー一覧を見る
いざなと透世が逆だった衝撃の展開。お互いの娘を気にかける最期が最高だった。
羽生田さん誰にも許されなくてもいざなさんが笑ってくれれば…という程の思いで手にかけた相手がいざなさんだったとか…切ないにも程がある。
2019/06/29 23:46
野菊の愛が
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投稿者:雫 - この投稿者のレビュー一覧を見る
個人的に野菊と天ヶ崎さんの二人が好きなので、お互いを大事にし、尊重までしたお別れが凄く良かった。その後も天ヶ崎さんを守ろうとする野菊最高。累と羽生田さんの対立的なシーンも目を離せない。
累 14 (イブニングKC)
2019/06/29 23:30
良い最後
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投稿者:雫 - この投稿者のレビュー一覧を見る
最終巻の表紙が累本人の時点でいい。そして本人がそのまま演じる舞台。美醜と母娘とアイデンティティーの物語、ここに極まれりという感じ。
最後羽生田さんがあんな感じになるとは思わなかったけど、おかげでハッピーエンドじゃないのに救いのあるエンディングという、累らしい最後になって本当に良かった。
最後の集合絵で羽生田さんが見てるのが、いざなじゃなく累なのが素敵!
2019/05/31 23:47
幾先輩が入ってきた
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投稿者:雫 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ストーリーの重要な部分に幾先輩が食い込んできた。昔かさねと放れてしまったことから、食い下がらない強さを持ってきたのかな。
幾先輩とは裏腹にかさねが弱さを思い出してきてしまった…どうしてもコンプレックスは拭えないのかな。
2019/05/31 23:42
幾先輩再登場
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投稿者:雫 - この投稿者のレビュー一覧を見る
終わり方的に幾先輩はまた出てきそうだと思ってたら、挫折を乗り越えつつ、他の女性達と違って歪まないままに成長していた。素晴らしい。
そして天ヶ崎さんも始動!野菊を助けてあげて…!
2019/05/31 23:40
野菊の復讐の結果は…
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投稿者:雫 - この投稿者のレビュー一覧を見る
野菊はよく頑張ったと思う。しかし、母と同じ目に合ってしまうとは…。
そして、いざなの過去話もついに。やっぱり羽重田さんはいざなさんに惚れてたんだなぁ…
2019/05/31 23:16
マクベス夫人って
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投稿者:雫 - この投稿者のレビュー一覧を見る
サロメの時も演劇の内容とかさねが噛み合ってるのが凄いと思ったけど、マクベス夫人もこうも噛み合うとは!
しかし、野菊と天ヶ崎さんの今後も気になる…
2019/05/31 23:08
野菊の復讐開始
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投稿者:雫 - この投稿者のレビュー一覧を見る
野菊が復讐に向けて本格的に動き出す。しかし、かさねは本当に野菊が心の支えなんだなぁ。野菊の本心を知ったらどうなることやら。
2019/04/11 23:17
協力者?
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投稿者:黒豆 - この投稿者のレビュー一覧を見る
不思議な口紅の力で顔を入れ替えることが出来るようになった主人公。
2巻では「美人だけど演技力のない」女性・ニナと出会い、「醜いけれど演技力がある」累と公演中だけ入れ替わるようになります。
顔が入れ替わっている間は、新たな恋も手に入れて幸せだけれど、もとの顔に戻ると悲惨なままなのが悲しい。
2018/09/15 11:16
やはり、面白いです。
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投稿者:たいちぶるぶる - この投稿者のレビュー一覧を見る
やはり映画化されるだけあって、面白いです。最終巻以外は読みましたが、かなりスピーディーに展開されていきます。
2018/09/05 12:30
演技力
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投稿者:ねむこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
母はきっと、美しいだけじゃなく、才能のある女優だったのでは?
その証拠に、普通の暮らしをしていた累がいきなりオーディションに合格し、成功を収めているのだから。
眠り姫にはかわいそうだけれど、策謀に失敗し、人生を明け渡してしまったのかもしれない。
2017/11/03 00:50
累(8)
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投稿者:夜メガネ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「サロメ」の時みたいに演劇に興味がない人にはペースダウンした印象になるかもしれません。
ですが、累の母・透世を超えるうえで避けて通れないキャラクターこそが「マクベス夫人」。
それはなぜなのか。 同じ壁にぶつかってその怖さを知ることになる累。
マクベス夫人の持つキャラクターへの解釈がとても興味深く、面白かったです。
同時進行で「サロメ」をきっかけに出会った「丹沢ニナ」だった時の元恋人・雨野、
野菊が売春していたころの客に距離を詰められたりと、プライベートも大忙し。
2017/09/13 02:47
テーマが古典的
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投稿者:夜メガネ - この投稿者のレビュー一覧を見る
美醜に執着した作品は古今東西数知れずすでにありますが、
これはどんな意味で面白いのだろうかと思って読んでみました。
累ちゃんのお母さんのバックが気になりすぎる…、黒すぎる。
そして小道具としての口紅。
累と対照的な存在もムダなく、シンデレラの義姉のように累をいじめていたイチカちゃんは
「シンデレラ」の舞台で累にのっとられ、初めて累に友情をもって接した先輩は、
「銀河鉄道の夜」の舞台を乗っ取られる。
演目とストーリーが見事にリンクしています。
それが、累がどちらの世界で生きたいのか毎度問いかけているようで、じわじわと女優になっていく様にはまりました。
累 4 (イブニングKC)
2017/05/22 11:35
淵透世の生き写しの女性、野菊。彼女の存在が意味するものは・・・
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投稿者:コスモス - この投稿者のレビュー一覧を見る
漫画『累』第四巻。
『サロメ』の講演を終え、女性として、女優として新たな段階に進んだ累。
第四巻から新しく登場する、淵透世の生き写しともいえる女性、野菊。
二人が出会うことで、物語は不穏な空気をまとったまま、予想外の方向へ動き出す。
淵透世や羽生田の秘密も徐々に明らかになっていく注目の第四巻。
以下少しネタバレになります。
『サロメ』の講演を終え、累は決意を新たにします。 「私はサロメのようにはならない。サロメのように破滅になど向かわず、すべてを手に入れてみせる」 今回の題目『サロメ』は、彼女が決意を新たにしたことを、効果的に表現しているでしょう。また、淵透世の姿を累に重ねている羽生田の姿にもリンクしていると思います。
累が『サロメ』の公園を終えたころ、戸籍を持たない女性が父親を殺し、家を出ていきます。その姿は淵透世によく似ています。実は、彼女は累の母親に顔を奪われた本来の「淵透世」の娘、野菊。そして、累の腹違いの妹でもおあります。
また、この巻になって初めて、累の母親が誘(いざな)という名前を持つこと、累と同様に醜い姿をしていたこと、羽生田が彼女に対して特別な感情を抱いていることが明確に言及されます。
野菊は母親と同様に、圧倒的な「美しさ」を持っていますが、演技については才能が有りません。そんな彼女に、父親は執拗なまでに「淵透世」になることを求めています。累が「醜さゆえに苦しんだ女性」なら、野菊は「美しさゆえに苦しんだ女性」と言えます。野菊は、自分と母親を苦しめた累に復讐を誓います。
第四巻の最後の方で、野菊は「二ナ」の姿をした累と出会い、お互いの正体を知らないまま友人になります。お互いの正体を知った時、二人は友人になれるのでしょうか、それとも・・・。
累 9 (イブニング)
2017/05/22 09:16
ついに明かされる女優「淵透世」の秘密
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投稿者:コスモス - この投稿者のレビュー一覧を見る
漫画『累』第九巻。
最後の最後で、計画を完遂できなかった野菊。
マクベスを乗り越え、野菊の裏切りも知り、甘さや優しさをかなぐり捨てた累。
そんな累に、羽生田はついに語りだす。女優「淵透世」の真実を・・・。
以下少しネタバレになります。
累の異母妹、野菊の企みに勘付いた羽生田。彼は、累に野菊の企みについて話すが、それでも累は野菊を信じようとした。本当に友人だと思っていた。羽生田の言ったことが正しかった時は、怒りや悲しみを覚えたと思います。それを糧にして、甘さや優しさをかなぐり捨て、女優として殻を破るところを見ても、累が只者ではないと思います。
女優として母を超えた累に、遂に羽生田が「淵透世」の誕生の秘密を語ります。生まれてくることすら許されなかった累の母親、誘。口紅の力を経て、村を壊滅させ、当てもなく町を彷徨っていた彼女が出会ったのは、小さな劇団の女優だった淵透世。成り行きで、誘と透世は同居を始めます。透世という女性は、お人好しで愚鈍。誘とは対照的な女性です。透世が本当は演技とかには興味がなく、舞台衣装を作りたいことを知った累は、透世の顔を借りて舞台女優としての道を歩き出します。
舞台女優として活躍していた「淵透世」の運命を狂わせたのは、俊英の演出家、海道与。誘と海道はやがて結婚し、娘の累が生まれます。累の容姿が醜いことに疑問を持った海道は、誘の身辺を探っていき、ついに女優「淵透世」の秘密を知ります。海道は醜い容姿の誘と累を家から追い出します。その後、本来の透世に「淵透世」の代わりを求めるようになります。透世自身も実は海道のことを愛しており、彼の願いに応えようとします。しかし、透世という女性は「淵透世」とはほど遠く、愛した女が架空の存在だったことを知った海道は徐々に壊れていきます。そんな時に、透世が身ごもったのが野菊だったのです。