おおきく振りかぶって みんなのレビュー
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高い評価の役に立ったレビュー
みんなの成長がうれしい
投稿者:qima - この投稿者のレビュー一覧を見る
前巻を読み返しつつ、楽しんでいます。試合もいいですが、やはり地道な練習を積み重ねて強くなるというスポーツマンガの王道を行ってくれる場面が多かったので楽しめました。さらに根性だけでなく、理論重視の部分も読み応えがあります。
絵はだんだん崩れつつありますが、それを補って余りあるものがあるのでこれからも楽しんで読みつづけたいです。
低い評価の役に立ったレビュー
まだ埼玉
投稿者:まめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
いい加減この巻で終わると思った埼玉との試合、まだ引っ張ってるなんて…衝撃でした。
かろうじて投手2人と捕手以外見るとこない地味なチームとの1試合この調子でやってて、この子達の卒業どころか2年に上がるにもまだ何年かかるかわからないですね。
しかも西浦はコーチもメンタルケアのスタッフまで新たに付けて練習やってきて、いくら埼玉が打倒西浦って頑張ってきたとはいえまともなコーチも監督もいないチームにこんなに苦戦するとか…いくらなんでも西浦主役の漫画なのにこの展開が面白いと思ってるファンはいるのでしょうか?
やっぱり桐青高校との試合でこの漫画のピークが終わった気がする。そのあとは残念ながら読み返したいと思える試合がないです。
おおきく振りかぶって Vol.1 (アフタヌーンKC)
2004/04/26 19:10
こんなマンガがあの頃にあったなら、もっと野球が楽しくなったかもしれないと思うと悔しい。
12人中、12人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:バイシクル和尚 - この投稿者のレビュー一覧を見る
文句なし、面白い。本格的野球マンガ。こういったら失礼なのかもしれないが、カバー絵の少女漫画風の雰囲気からは、想像できないような、ある意味硬派な野球マンガである。
一読してから、なぜ私の心をこんなにも揺さぶったのかを考えてみた。それは高校野球を題材にあくまで人間を中心をして描かれているからであろう。登場人物はみな表情豊かで、親近感に富み、そしてなにより登場人物がみなそれぞれの形で野球を愛している姿が率直に描かれているのが好印象。
精神的に未熟で、中学時代の特殊な十字架を背負う主人公の野球を愛する気持ちが、物語を展開していく。独自理論派のキャッチャー、女監督、シニアリーグの四番…あらすじはみなまで言うまい。
エースピッチャー心理、その女房役の正捕手の心理、監督の選手を育てよう、チームを強くしようという熱意、それらが変に捻じ曲げられることなく、のびのびと描かれている。ここで驚かされたのがそのような情緒面を大切にするコンセプトに立てば、自然、細かい野球技術や、理論はないがしろにされがちであるのに、その面もきっちりと抑えられているところである。絶妙のバランスとでも言うべきか、くどくもなく、さらりと選手の精神面と二人三脚で展開される野球理論の展開は、うならされた。
はっきりいってベタほめの書評(とよべるのか?)になってしまったが、すでに高校生という時代から、高校野球から遠ざかってしまった今読むと「あの頃」読みたかったような気持ちが湧き上がってきた。
くどくどは言いたくない、それほどに読めば分るストレートな面白さがこのマンガにはある。野球好きなら無論、そうでない人も十分に楽しめるはず。星が足りません。
おおきく振りかぶって Vol.1 (アフタヌーンKC)
2005/01/16 13:25
オレらのエースは暗くて卑屈。(裏表紙より)
8人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:えび太 - この投稿者のレビュー一覧を見る
埼玉県のとある公立高校。
今年新設されたばかりの硬式野球部が舞台の青春漫画。
野球漫画と聞いて想像するものを
端からなぎ倒していくような、新鮮なストーリー展開が読み手を掴んで離さない。
登場人物が非常にリアルな高校生達で
暗くて卑屈という意外性抜群の主人公ならば
彼の周りを取り巻くのは、心優しいチームメイトかと思いきや
普通にウザがられる入学当初(笑)
そりゃそうだ、こんなの居たら誰だってウザいと思う。
それが段々と変化していく過程にしっかりと「野球」が関わっている。
野球の説明的な部分も、未経験者に読み飛ばしをさせるような単調さは無く、逆に野球を勉強したくさせるパワーがある。
決して「野球」という題材を疎かにせずに
時に笑わせてくれながら
等身大の球児達を描いた新鋭野球漫画。
スポコンものが苦手な方にも是非読んで欲しい本です。
おおきく振りかぶって Vol.8 (アフタヌーンKC)
2007/05/31 02:15
夏への初戦で流した涙。
8人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:べっきあきこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
読んでいると、涙が溢れてきてしかたなかった。ストーリーに引き込まれたことはもちろんだ。けれど、一番の理由は、桐青と西浦との対戦で、野球部の思い出が次から次へと浮かんできたせいだ。
諸事情により、今月あった試合の敗戦をもって、私の所属していた野球部はクラブとしての活動を終えることとなった。私が、野球部のマネージャーを始めたのは2年前。おお振りの登場人物にも負けない、個性豊かなメンバーとの活動は、楽しかったけれど、大変でもあった。週5日の練習、次から次へと出てくるマネージャーの仕事。学業とクラブとアルバイトとの両立。部員間での揉め事もないわけではなく、体力的にも精神的にも追い詰められ、逃げ出したいと思ったことも少なくない。
けれど、私はもっと野球部で活動したかった。練習の成果を発揮して、いきいきとプレーをする、選手たちが大好きで、もっと見ていたかった。西浦と桐青の試合に決着がついたあとのシーンで、最後の野球部の試合の後、封印していたその想いが改めて溢れてきた。だから、涙が止まらなかったのだ。
この漫画に惹かれるのは、主人公をはじめとする登場人物が、とにかく野球というスポーツにひたむきだからだと思う。一生懸命に取り組んで、野球を楽しんでいるから、私たちも感情移入する。野球というスポーツにも興味が湧く。
試合の駆け引きだとか、かなり詳細に書きながらも、作者がわかりやすいよう心がけているから、野球のルールを知らない人にだって読みやすいし、魅力が薄れることがない。私も、勉強させてもらっている。
まだまだ主人公たちの「夏」は始まったばかりだ。私の場合、残念なことに野球部ではもう活動できないけれど、どんな展開を向かえ、にしうらーぜが成長していくのか、これからも見ていきたいと思う。
2016/07/22 14:59
みんなの成長がうれしい
6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:qima - この投稿者のレビュー一覧を見る
前巻を読み返しつつ、楽しんでいます。試合もいいですが、やはり地道な練習を積み重ねて強くなるというスポーツマンガの王道を行ってくれる場面が多かったので楽しめました。さらに根性だけでなく、理論重視の部分も読み応えがあります。
絵はだんだん崩れつつありますが、それを補って余りあるものがあるのでこれからも楽しんで読みつづけたいです。
2012/12/28 22:40
可能性を開く合同練習
6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ががんぼ - この投稿者のレビュー一覧を見る
前の巻に続いてとても楽しい。
かといって、試合はあっても練習試合だし、あとは練習だけ。本番は何もない。
しかし優れた物語というのは、
メジャーな部分、スポーツ系の物語なら、大会とか試合とかだけでない、
それ以外の部分でも読ませるものなのだろう。
単にメリハリを付けるということでもなく、表向きは派手さのない部分にもしっかり魅力があるのだ。
ここでは合同練習というアイデアがすばらしい。
都道府県の境を超え、数校のチームが協同して合同合宿を組むのである。
強くなるためにひたすら鍛えるという直線的な描き方だっとしてもインパクトはあるだろうが、
距離的にも遠い知らない学校のメンバーとの合同練習というアイデアには実に豊かなものがある。
それは一言で言えば多様な可能性ということだろうか。
同じ目標のために、
しかし違ったやり方で、多少とも違った生活環境でがんばっている球児たちとの共同。
そこから得られるものは大きいだろう。
絆ができるのもいいし、一種の異文化交流としての魅力もあって、お国言葉が違うのも楽しい。
このマンガは主人公たる西浦の立場からだけではなく、
ほかの学校の生徒たちの視点からも描かれるのが魅力の一つだが、
それにしてもいつもなら西浦は何といっても馴染みの存在なのが、
ここでは彼らをまるで知らない目から描かれる新鮮さもある。
そしてそのいわば未知の状況の中で、西浦の仲間たちはいろいろ試してみる。
試すのは、戦う方法や、それぞれの能力などだが、
それはとりもなおさず若い彼らの開かれた可能性を感じさせて爽やかだ。
そして、最後には、自分たちのあるべき姿にあらためて到達して一つになる。
コミックの巻の区切りとしてはなかなかないほど巻末で完結しているのだが、この終わり方も実にいい。
グッと締まって、そして次へとしっかりつながっていく。
今後もとても楽しみである。
おおきく振りかぶって Vol.1 (アフタヌーンKC)
2011/10/01 12:15
類まれな野球の知識、半端ではない心の描写
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ががんぼ - この投稿者のレビュー一覧を見る
正直、絵は巧い方ではあるまい。幼い。だが、それでもって読むのをやめるなら大きな損だと思う。慣れれば絵もそれなりに味もあるし、物語の魅力を伝えるには十分だと思うが、このマンガのすばらしさは、絵よりももっと別のところにある。
これだけ緻密に、とくに技術面で野球を描いたマンガはなかなかないのではないか。作者は名前からいうと女性だろうが、それも驚きだ。もちろん、野球やサッカーが男子のものだったのは遠い昔で、いまだにそう思っているとすれば偏見だろう。たとえばなでしサッカーの信じがたい活躍もある。それにしても技術分析解説の分野では、スポーツライターの増島さんなどの例もあるとはいえ、まだまだと思っている部分はある。でも、それもまた偏見、女性も一歩も引かない、と、この作者が証明する。野球の試合の細かい描写が実にエキサイティング。これだけ野球がわかっている人はそうはいないと思う。下手な元プロ野球選手のTV解説などよりよほど上。だから物語の中で監督が女性なのも頷ける。大まかな傾向として、この頃のスポーツマンガは、かなり緻密に技術の問題を取り入れるようになってきている気がする。魔法のようなスーパープレイを描くだけで済んでいた時代を思うと大変なレベルアップである。
しかしこの作者、本当にすごいのはその点ではない。その技術的戦略的な野球の魅力と、みずみずしい高校生たちの生き生きした姿、その微妙で繊細な心理のドラマが、野球と渾然一体で描かれているのだ。これこそすばらしい。あまりいろいろ読んでいるわけではないが、サッカーマンガの『ジャイアントキリング』がその点似たタイプだろうと思う。しかし、こちらは高校生だ。いろんな面でまだまだ生で、純真で傷つきやすいし、エネルギーにも満ち満ちているけれども、まだまだ発展途上だ。その若さの魅力が満載。だから必ずしも野球のことがよくわからなくても、人間の心の動きに興味があれば楽しめるし、誰もが一度は通過している青春期の感覚に共感できると思う。
何やら新しい息吹を感じる。楽しみな才能が出てきたものだ。
おおきく振りかぶって Vol.14 (アフタヌーンKC)
2010/04/25 06:34
キラキラした彼らの輝き。チームの一体感。ナイス・ファイト!
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:東の風 - この投稿者のレビュー一覧を見る
第11巻から始まった美丞大狭山高校との5回戦に決着がついた第14巻。表紙カバーを外して、本書の表裏のおまけ漫画を読んでしまったのは、ちょっと失敗。「ああ、終わったんだなあ」という試合後の余韻が漂うおまけ漫画「その頃の応援団」には、本書読了後に向かうのがいいですね。
ということで、西浦高校 対 美丞大狭山高校の、夏の高校野球選手権埼玉大会5回戦。試合は終盤。強豪・美丞大狭山に食らいつく西浦ナインの頑張り、ハマちゃんこと浜田良郎(ヨシロウ)引っ張る応援団の精一杯の応援に、清々しい気持ちになりました。スタンドまで含めたどよめき、チームの一体感が読み手にも伝わってくる感じ。
モモカンこと百枝(モモエ)監督が先頭に立って、<さっさと帰って練習するよ!>の掛け声に、<はい!>と答える西浦ナインのひとコマ。よかったなあ。彼らのキラキラした輝き。「その意気その意気。ナイス・ファイト!」って、しびれましたよ。
三橋にエースとしての自覚が生まれる、生まれつつあるシーンも印象に残ります。窮地に立った三橋が、自ら<ワンナウト──!>と声を出した後のシーン。その少し後で、田島のサインに首を振る三橋の姿に、「おっ? おおっ!」となりましたね。キャッチャーのサインに首を振るというそれだけのことが、これまでどうしてもできなかった三橋の、これは大きな第一歩、大きな転換点。その意味でも、本書はひとつの大きな曲がり角を描いた巻ではなかったかなと、そんなところにも読みごたえを感じました。
次巻予告に、<オレたちはどこまで行けるんだろう どこまで行きたいんだろう── 西浦ナインの目標が定まる15巻にご期待下さい!>とあります。はいっ! また楽しみにしています。
おおきく振りかぶって Vol.5 (アフタヌーンKC)
2006/01/14 16:58
ついにやってきた夏試合
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:塚本明日香 - この投稿者のレビュー一覧を見る
待ちに待った夏の試合。三橋ひきいる西浦高校は太陽の照る下でししが開始された。
この本を読んで新たに発見した三橋とアベちゃんの関係ですね。そして中学とはまったく違うことに嬉しさを感じながらも、自分のペース配分が保てず。アベちゃんが心配してましたね。バッテリーを組んでるからこそ気づく点もありますし。
そして、田島の凄さに改めて感じた点。彼はやはり凄い!!
キャプテンの花島君もキャプテンの意地を見せるナイスプレーを。
そして応援組みのまとまり具合も彼のおかげなんですね。
この巻で新しく発見した点もあり、成長した点もあり。見所満載でした。
おおきく振りかぶって Vol.3 (アフタヌーンKC)
2005/03/13 21:46
それぞれの『部活野球』をする理由
5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:アプロ16th - この投稿者のレビュー一覧を見る
■今回は多分一度通して読んで、また一回読み返さないと分かりにくいかと。世界が主人公の高校から広がってきています。それ自体は当然の事なんですが、何か引っかかるなと思ったのは、進み具合なんですね。■今まで読んだ事のあるスポコンの少年漫画ってゆーと、週刊誌連載が殆どでテンポが速かったから、連載開始からこれだけ時間立ってまだ三冊とゆーのは、ちょっとキツイ感じです(前回1,2巻同時発売見たいな形で読んでるせーもあると思うけど)。これからいよいよトーナメントに入る訳ですが、途中で切られたら(切られるだろうな…)、自分みたいに単行本派はツライでしょうね。■中身的には、榛名くんがただの『最低』な奴じゃないって分かって良かったです。でも阿部君には、本当に気の毒したんですね…(秋丸くんだけでも感謝してくれてほっ)。番外編を読んでて思いましたが、部活って確かに(特殊な環境だし)特別な思い入れあるよね…。
おおきく振りかぶって Vol.23 (アフタヌーンKC)
2014/07/28 12:21
暑く爽やかな夏の期待感
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ががんぼ - この投稿者のレビュー一覧を見る
今、とんでもない暑さの中、
甲子園大会はまだ始まっていないとはいえ、
高校球児たちはそこをめざして地方大会の真っ最中だったり、
あるいは戦いを終えたところだろう。
9回裏8-0からの大逆転などという、
勝った側にも負けた側にも、そして見ている側にも
とんでもないドラマがあったりする。
しかしこうして報道されるもの以外にも、無数のドラマがあるに違いないのだ。
『おおきく振りかぶって』は、そんなドラマの一端をリアルに感じさせてくれる傑作漫画だ。
いつも楽しく読ませてもらっている。
何より爽やかで、クワッと暑い夏にピッタリだ。
楽しい。
今回の物語の流れとしては、ひとつの試合が終わり、次の対戦相手が決まる、
というところまで。
一つの試合が終わり次の試合へ。
その間の描き方がとてもいい。
ひたむきに強くなろうと知恵をひねり努力する姿の清々しさ。
とくにピッチャー三橋とキャッチャー阿部の奮闘ぶり、
そして新たに強力な味方が現れるというインパクトある展開がとても興味深い。
次の相手はさらなる強豪校。
いやがうえにもエキサイティングな試合への期待感が増す。
それはそのまま、チームの成長への期待感でもある。
おおきく振りかぶって Vol.2 (アフタヌーンKC)
2007/07/30 18:07
はっきりしてくれなくて、キリキリ。
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ながつき - この投稿者のレビュー一覧を見る
ピッチャー三橋にとって、嫌な嫌な思い出のある昔のチームとの試合はどんどん進んでいきます。仲間になりたくて仕方がなかった(チームの一員になりたかった、というのが正しいかも)チームがそこにいるのです。目の前にいるのに自分はもう学校が違って対戦相手になってしまっている。三橋は何がしたいんだろうというのが今回のテーマでしょうか。
そんな三橋の気持ちに先に気づいてしまったのがキャッチャーの阿部君。こいつは必要なピッチャーだと思っているのに肝心の三橋は未練たらたらでなんだかもうキリキリしています。
自分が行きたい場所はどこだろう?
自分で決断することって難しいですね。「自由」って難しいなぁと考えさせられました。
野球って、奥が深い。
おおきく振りかぶって Vol.6 (アフタヌーンKC)
2007/07/21 22:38
悔しい
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ホップ・ステップ… - この投稿者のレビュー一覧を見る
私は高校時代に「勝ちにこだわる」勝負をしたことがない。
負けるのが当たり前だった部活。今振り返れば、がむしゃらでも、何が何でも「勝つ」価値観に触れていればよかったと、この漫画を読むたびに感じてしまう。
単に「負けたくない」精神でなく、「チャレンジする」、「何もないところから何かを産み出す」、それを勝負に繋がる姿には頭が下がる思いだ。
監督、その他スタッフが結集し、人を育てるシーン。選手が一喜一憂する姿が周りを動かす。
そんな事が自分にはあっただろうか…。
この漫画に出てくる1人1人の感性、柔軟性は漫画とは思えない。
自分にわすれている「勝負勘」をこの漫画と共に育てていきたい。
是非ごらんあれ。そして、価値観を高めよう!
おおきく振りかぶって Vol.36 (アフタヌーンKC)
2023/04/04 05:49
歩く
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
1巻まるまる群馬三橋家までの歩きの話
でもこれすごく良かった
(三橋家の豪邸ぶりも良かった!)
歩いて気がついたことがすごい。
周囲の人々への思い。
高校生がとか思ったりしたけれど、
これは高校生だからこそだよね!とかも思った。
こういうことを糧にして、成長していくのですね。
手土産を持ってきたり、お片付けしたりするところも
彼等がきちんと周囲の人々に育てられているなぁって
しみじみと感じてしまいました。
だからこそ周囲も応援したくなるんだよね。
さていよいよ
後輩が入ってきて、彼らが先輩になった時どうなるのかなって感じですね。
とはいえ・・・ここまででほぼ20年
彼らが卒業するまで読者の自分がたどりつけるのかなぁって不安です
おおきく振りかぶって Vol.25 (アフタヌーンKC)
2015/09/16 09:48
やっぱり西浦の試合が面白い!
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:よのおつ - この投稿者のレビュー一覧を見る
どんどん強くなっていく西浦に目が離せません。千朶相手にいい試合をします。
そして今まで安定していた田島の心情や三橋の投球に変化が…早く続きが読みたい。
周りの活躍を尻目になかなか見せ場のない沖が心配。
おおきく振りかぶって Vol.17 (アフタヌーンKC)
2012/01/26 13:41
榛名ファンには嬉しい
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:色鳥鳥 - この投稿者のレビュー一覧を見る
武蔵野第一の試合が中心なので、榛名ファンには嬉しい一冊です。阿部から見た榛名、三橋から見た阿部。『おおぶり』の楽しさは丁寧な野球解説ですが、人物描写も詳細、そのとき、何を見て、何を考えて、どう成長していくか、、、ここまで丁寧に描かれた野球マンガも珍しいのではないでしょうか?しかもさほどルールに詳しくない読者にも優しい気配りがありますね(選手のお母さんたちの目線など)。