サイト内検索

詳細
検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、年齢認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

新規会員70%OFFクーポン

宝石の国 みんなのレビュー

  • 市川春子(著)
予約購入について
  • 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
  • ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
  • ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
  • 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。

みんなのレビュー152件

みんなの評価4.5

評価内訳

153 件中 1 件~ 15 件を表示

宝石の国 11 (アフタヌーンKC)

2020/07/29 17:58

おまえさえいなければ

10人中、10人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る

もはや最初の頃の面影どころかまともな人型すら失ってしまったフォス。
これがエクメアの言う人間なのか。人間を越えるものなのか。
「金剛はまだ僕を愛している」こんな事を言いながらまた金剛を攻撃しようとするフォス。
これは醜悪な甘えなのではないか。


仲間達と楽しげな今のシンシャにとってフォスはどんな存在なのか。
憎しみの目でフォスを見るルチルはあのノリの良かった彼とはもう別人。
ルチルとパパラチアの再会、ダイヤとボルツの対戦…ボルツの悲しげな笑みが意外だった。
月に馴染んだアレキとゴーシェ。今が好きだ、クリソベリルを忘れると言ったアレキ、それでいいの?
イエローダイヤモンドはどうなった?

金剛の誕生日を祝う宝石たちの場面
あの清らかな光景こそ金剛が望んだ宝石との楽園そのものだろう。
そこには眠るパパラチアはいてももうフォスの居場所はないのが寂しい。


フォスと幻影のアンタークチサイトの口から出た
「おまえさえいなければ」の言葉はあまりにも惨い呪いの言葉だ。
この呪いの行きつく先には絶望しかないかもしれない。
それでも彼らがたどり着く場所を怯えながら見届けたい。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

墓に入れてほしい作品。ここ数年のマンガの中で一番面白いと思う。儚く美しく,重い。静的なのに動きや柔らかさが伝わってくる。市川先生は天才だと思う。みんな幸せになってほしい。

8人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:honto カスタマー - この投稿者のレビュー一覧を見る

芸術的な作品は、その感性に共鳴できないと自分がばかだって気がしてくるから読みたくない。しかし、これはものすごく素敵でとても可愛いので、そういうハイソな人気作は避ける人でも読んで大丈夫。全体的に可愛いです。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

SF

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:アンデルセン - この投稿者のレビュー一覧を見る

正直に言うと、一巻を読んだ時点ではオサレな雰囲気は感じるものの、設定がよく把握出来ずに「なんだか人を選ぶ絵柄と抽象的な漫画だなあ〜」という印象でした。
ただ、一巻で切るには後ろ髪をひかれる思いで、二巻三巻と読み進めるとあら不思議。
宝石の国の虜になってしまいました。

人間と機械文明が滅んだ後の、世界のお話です。
宝石が人のように意思を持って何百年、何千年と生きています。
登場人物みな魅力的ですが、それ以上に話が進むにつれて明らかになる真実、世界観が堪りません。

私はSFに分類されると思うのですが、そういうジャンルが好きな人、あとは仏教とか、輪廻転生とか、そのあたりの考え方に興味を持てる人(日本人なら大丈夫な気もしますが)、美しいものが好きな人におすすめしたいです。

無料で一巻と二巻かな?読んだ後に一気に全巻まとめ買いしたのですが、自分の中で全く後悔しなかったここ最近の大ヒットです。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

宝石の国 12 (アフタヌーンKC)

2022/11/29 11:43

聞きたくない

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る

「宝石の国」がここまで無残な物語になると誰が予想しただろうか?
フォスの外見が金剛に似てきたと思えばあんな姿に。

「良い一万年を」のページのフォスの姿に「シン・ゴジラ」のラストシーンを思い出してゾッとした。


賢くない、不器用、脆い。だけど強い承認欲求の持ち主であるフォス。
誇れるものを何も持っていない事、身の丈に合わない願いだけを持つ事が罪であるような扱いに目を背けたくなった。
特別になりたかった代償が一万年の孤独とは惨すぎる。
そしてフォスは無になる事すら許されないのだ。



「僕は誰も要らないんだよね」
「わかる?なにを?いまさら」
「なあ 最低の硬度二」
「なら、壊れろ!」
こんな言葉がフォスの口から出るとは…

そしてシンシャの「そうじゃないから困る」…

聞きたくない言葉ばかりだった。


月人になったパパラチアは何故無気力に?
イエローダイヤモンドはまだ少し壊れているのか?
金剛の兄機はその後どうなった?
博士が燃やして欲しいと願った橋とは?

そして光輪?を背負ったフォスの新しい姿。
元宝石たちを含む月人たちが地上に。
彼らは救われるのか?

壮大で美しくすらある光景だが、フォスを踏み台に救われようとする無数の月人の群れは寒々しいものがある。

救いはあるか。これで齎される救いは本当に救いなのか。
どうなる…

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

宝石の国(11)

2020/07/22 19:14

あの頃に帰れない

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:藤和 - この投稿者のレビュー一覧を見る

前巻で最後不穏な動きを見せていた主人公ですが、なんというか、もう無邪気だったあの頃には戻れないのだなという感じです。
色々な人が地獄だと言っていますがそれを全く否定出来ない。
一体どうなってしまうのだろう……

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

宝石の国 1 (アフタヌーンKC)

2014/03/13 12:52

儚く、美しく、そして強くも脆い物語

4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ありす - この投稿者のレビュー一覧を見る

長い年月をかけて、「宝石」へと変化したという独創的かつ美しい世界観のお話しです。

宝石である彼等はどれだけ壊れても死なない、不死というのが特徴なわけなのですが、キャラクターがバラバラになっているのに綺麗だと思えるのは、この漫画だけだと思います。
キャラクターもストーリーも設定も、とにかく美しいの一言に尽きる作品です。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

宝石の国(12)

2023/01/08 23:33

56億7千万年後?

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:藤和 - この投稿者のレビュー一覧を見る

この巻では最後に収録されている話の時点で「仏教的な」救いが履行されているように見えました。
そこに至るまでの道のりはなかなかに厳しく理不尽に見えるかもしれないですが、最終的に全員の願いが叶っている形です。
個人的にはこれで大団円だと思いますが、これでこのあとどう続くのかとても気になります。
あと、これも個人的な意見ですが、この作品中で地獄を感じたことはほぼないです。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

宝石の国(1)

2022/10/28 11:04

アニメ→原作を推奨。

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:納豆 - この投稿者のレビュー一覧を見る

SNSでたびたび話題になるので、名前ぐらいは聞いたことあるんだけど…という方も多いんじゃないでしょうか。
私の中では漫画というか、もう神話。絵画。教典。カリスマ。
この作者さん、天才中の天才だと思います。

独特の世界観で、マニアウケみたいに言われる本作ですが、いざ蓋を開けて読んでみた印象としては、決して不思議ちゃんワールドのお話ではないとこがまた凄いんですよね。
素晴らしい脚本と物語の力・キャラが立ってるなど、ドラマの基本は全て押さえてある感じ。

世界観が独特・キャラクターが多い、アクションシーンに止め絵が多く集中線などの効果は使わないため、位置関係を把握しにくい、初期は絵がまだ下手などがあるため、苦手意識がある方も多いようです。
個人的にはアニメの視聴からをお勧めしています。
声・動き・色が加わるだけで、難易度が格段に下がり、各キャラも記憶にしみつきやすいので。
アニメの発表は数年前ですので、ほとんどの動画サブスクで解禁され、視聴が可能なのではないかと思われます。
また、うまいこと前半3分の1ぐらい、12話だけでアニメは終わるんですよ(笑)
続きは漫画でね!(完結したら、2期以降を切望……)

これを書いている現在、長年の沈黙を破り連載が再開され、展開から予測するに、あと僅かで完結するようです。
SNSを活用して楽しむなら、リアルタイムでなければ追いつけない。
この機会にまとめて読んで欲しい名作です。
同じ地獄(笑)に堕ちてくれる同士、大募集中!

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

宝石の国(10)

2019/09/24 14:31

まるで蟻地獄のような

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:藤和 - この投稿者のレビュー一覧を見る

主人公の今までの行動が引き寄せた地獄というか、主人公ひとりだけが選択と絶望を強いられているようなそんな内容でした。
主人公以外は環境に適応してしまっているのに、主人公だけがずっと抱えてる目標を忘れられない。
このシリーズのファンの方は、新刊どころか連載の方で1話更新されるとその度に地獄を感じていると聞き及びましたが、さすがに今回は地獄を感じました。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

宝石の国(8)

2017/12/20 05:33

そして月へ

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:藤和 - この投稿者のレビュー一覧を見る

いままで謎に包まれていた月の世界のお話と、そこから帰ってきてからのお話になっています。
宝石たちを救うためにどうしたら良いのかの試行錯誤は痛ましいほど。
不安を残した終わり方だけれども、続きに期待。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

宝石の国 2 (アフタヌーンKC)

2014/02/12 10:28

オススメ

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:nekosabure - この投稿者のレビュー一覧を見る

読んでみないとこの面白さは伝えられないです。
ぜひ読んでみてください!!

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

市川春子の真骨頂

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:にょっきー - この投稿者のレビュー一覧を見る

ストーリーとしては前の巻までで一旦描き切ったのかな、という印象を受けました。この巻はとてつもないスケール感で描かれるけど、エピローグみたいだなと。おだやかで、壮大で、諦念があって。市川先生の初期短編集を思い出させる読み心地でした!好き嫌い分かれそうですが私には刺さりました。長期間の連載お疲れ様でした!

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

宝石の国(13)

2024/11/22 12:10

願い

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る

堕ちるところまで堕ちたフォスを見るのが辛かった地獄作品も最終刊。
以前の姿形を失い、神になったかつてフォスであったものを見るのも辛かった。

取り残されたフォスの前に現れた無垢な新しい生命体、そしてぶーぶ。
ぶーぶ、とても良いキャラ。
口は悪いけど涙もろくて優しい彼がいてくれて本当に良かった。
彼らと過ごすフォスは穏やかで幸せそう。
だからこそ自分の中の「人間」に怯える事になるとは。

人間滅亡の原因はパワハラのクズ上司…
どんなに時間が経っても憤るぶーぶ、ぶーぶを逃がした博士もとことん人間に絶望していたのか。

やり遂げた事によって解放されたフォス
神でもない、ありのままのフォスにやっと会えた気がする。

宇宙の果ての楽園で仲間の生命体と共に「かるくなった」フォスはいる。
そしてフォスのかけらは旅に出た。

ぶーぶが大好きなママと再会できますように。
きれいな宝石の色をした彗星が新しい宇宙を見ることができますように。
願わずにはいられない。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

宝石の国 1 (アフタヌーンKC)

2022/11/28 06:06

やっぱり紙の本は最高!

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:マイハ - この投稿者のレビュー一覧を見る

最初は電子書籍で購入したのですが、本で手に入れたいという欲に負け、ついに買ってみました!手でページを繰りながら読み進めるのに本当に向いている本だと思います。ホログラ厶加工がキラキラしていて可愛いです!汚したくなくて毎回手を洗ってから触るようにしてるくらいには愛してます。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

宝石の国(1)

2022/06/29 17:20

他に類を見ない作品

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:nico - この投稿者のレビュー一覧を見る

作者さんが天才だとか奇才だと言われるのが読むとわかりますね、他に類を見ない独創的な世界観で惹きこまれます。
遥か先の未来が舞台のSFで、宝石が人の形をした生命体という世界観が独特でありながら、その宝石たちを狩ろうとしてくる天女や仏を模した外敵の無機質で不気味な様や、宝石たちの美しく強靭でありながらもろく儚い部分の表現がとんでもない作品でした。
設定や世界観、宝石たちの個性が光っていて序盤も面白いのですが、後々の展開も目を見張るものがあり、静かに胸に刺さり読むのをやめられなくなります。
新しく新時代的な絵柄や作風でありながら、どこか萩尾望都先生などの時代の空気も感じられて、ハマる年齢層は広そうなかんじがしますね。
とりあえず3巻までを試し読みするのをおすすめします。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

153 件中 1 件~ 15 件を表示

本の通販連携サービス

このページの先頭へ

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。