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自省録 改版(岩波文庫)
  • みんなの評価 5つ星のうち 4.6 80件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2007.2
  • 出版社: 岩波書店
  • レーベル: 岩波文庫
  • サイズ:15cm/327p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-00-336101-6
  • 国内送料無料
文庫

紙の本

自省録 改版 (岩波文庫)

著者 マルクス・アウレーリウス (著),神谷 美恵子 (訳)

自省録 改版 (岩波文庫)

929(税込)

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評価内訳

紙の本

キリスト教以前のギリシャ、ローマはこんなにもまともだったんだ。

2010/05/10 11:59

8人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みどりのひかり - この投稿者のレビュー一覧を見る

 平山 令明著「熱力学で理解する化学反応のしくみ」の中に、このマルクス・アウレーリスの「自省録」のことが書かれてあって、読んでみようという気になりました。アウレーリスはローマ皇帝で西暦121年から180年の人です。

 興味深かったのは、この頃の考え方というのは、きわめてまともで、迷信的なものもなく、冷静に自然を見ているということでした。

 紀元前275年から紀元前194年に生きたエラトステネスは、シエネ(現在のアスワン)で夏至の日に陽光が井戸の底まで届くことと、アレキサンドリアでの夏至の日の南中高度が 82.8°であったことから、地球の全周を求めました。

 つまり、マルクス・アウレーリスの時代より300年も前に自分たちの住んでいる世界がまるいことと、その球の大きさまでわかっていたのでした。

 アウレーリスの自然感は、観察に基づいた真っ当なもので、命あるものはいづれ、元素に分解され、それらがまた、集まって別の命が生まれ、それが何年も何年もの昔から、繰り返され、未来にも繰り返され、我々はその中で生きているんだということを、受け入れて、どう生きるかを決めていました。

 キリスト教はすでにありましたが、まだローマがこれに支配される前のことでした。キリスト教以前のギリシャ、ローマはこんなにもまともだったんだ、と思いました。キリスト教は素晴らしい面もあるのだけれど、随分と世界をよがめてしまったんだなとあらためて思いました。

 諸行無常というのはエントロピーは増大するという、熱力学の第二法則の文学的表現だけれど、ローマでもきちんとこの法則が捉えられていたことがわかります。

 ただ、仏教の般若心経で言っている、色即是空で代表される情報物理の原理については、まだアウレリウスはそこまで考えが及んでいません。これは残念なことです。

 情報物理の原理は、神はあってもなくてもかまわないというか、どう考えようと、この原理が崩れることはないので、神はいてもいなくてもいいのですが、キリスト教ではそうはいかないでしょう。神はいなければならないのですから。

そんなことを色々考えさせられた本でした。


:::::

熱力学で理解する化学反応のしくみ

不落樽号の旅

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紙の本

生きる力を与えてくれる一冊

2005/10/26 01:15

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:未来のための哲学講座・主宰者 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 こんにちは、「未来のための哲学講座」主宰の真木ゆうきです。
 私たちは、たった一つの真実を知っているかどうかによって、困難な課題を解決するためのヒントを得たり、また大きな夢や希望を与えられる場合があります。この本もあなたにとって、きっと、そんな一冊になってくれると思います。
 汲みつくせない先哲の知恵の中から、たった一つだけですが、ご紹介いたします。(ご注意:以下は、著者自身の理解と解釈により、できる限りわかりやすく再構成したものです。気に入ったら、ぜひ本書に挑戦してみよう!)
【あなたが手を打つことができるのは、この現在という瞬間だけである。すべてのことは日々順番にやって来る。今日できる最善のことを考えよ!】
 ああ、これからどんな大変なことが待っているのやら、心配でたまらなくなったら思い出せ。あなたが手を打つことができるのは、つねにこの現在という瞬間だけであることを。どんなに大変なことでも、必ず順番にやってくる。
 今できることは、何だろう。今できる最善のことは、何だろう。こう考えて、個々の行動ができるかぎりその目的を果たしているのならば、あなたはそれで満足すべきなのだ。いや、これこそがまさに最善ということなのだ。どんな困難な状況にあっても、あなたがこのように考え、そして行動するのを妨げる者はだれもいない。
 そして明日のあなたは、もし必要ならば、いま用いているのと同じ理性をもって、また現実に立ち向かってゆくだろう。
(マルクス・アウレーリウス(121-180))

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紙の本

我が世を得たり

2004/01/05 20:36

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:濱本 昇 - この投稿者のレビュー一覧を見る

かのプラトンは言った。「哲学者の手に政治をゆだねることを理想とする」と。これが実現した時代が有史以来1回のみあった。マルクス・アウレリウス統治下のローマである。本書は、彼の信条を伝える随筆集である。読んでいて、全体で何を述べたかは、理解出来なかったが、一つ一つの随筆は、それぞれ奥があり、いちいち納得させられる内容であった。
 dog earを付した箇所を何ヶ所か紹介して、「MY IMPRESSION」としたい。
 彼は、祖父、父、母、曽祖父、家庭教師、それぞれの知人からの影響を文章で本書の一章でまず述べる。私は、その一つ一つがそれ程重要であると思わない。ただ、廻りの人々からの良い影響を連綿と綴れる事は素晴らしいことだと思う。
 「公益を目的とするのでないかぎり、他人に関する思いで君の余生を消耗してしまうな」。本書を通じて「個」の確立への価値観がにじみ出ているが、この部分は、これを明言していると思う。自分の思うようにならないのが他人なのである。
 「自分が誠実に、謙遜に、善意を持って生活しているのをたとえ誰も信じてくれなくとも、誰にも腹を立てず、人生の終局目的に導く道を踏み外しもしない」。ここでも「個」の尊厳を述べている。
 「隣人がなにをいい、なにをおこない、なにを考えているかを覗き見ず、自分自身のなすことのみに注目し、それが正しく、敬虔であるに思う者は、なんと多くの余暇を獲ることであろう」。私は、みんなが忙しく自分の時間を忙殺している姿を見るに絶えない。この言葉は、私の正しさを証明している。
「…自己の(人格の)構成に従ってあるいは活動し、あるいは活動を控えることである」。何を行なうべきかを述べている。すなわち、自らが発した活動を行ない、また自らが控えるべきと発した活動は、控えるべきなのである。ここでも「個」の尊厳が見える。
「人に助けて貰うことを恥じるな」。ここで、私は、TVドラマ「俺たちの旅」を思い出す。「一生懸命生きてみろ。そうすれば、誰かが手を差し伸べてくれるのだ」(カースケの息子に対する言葉)。そうなのである。自分が精一杯やったならば、どこかで助け舟が出てくるものなのである(私の経験から)。
「存在しないものを、すでに存在するものと考えるな。それよりも現存するものの中からもっとも在り難いものを数え上げ、もしこれがんかったら、どんなにこれを追い求めたであろうかということを、これに関して忘れぬようにせよ」。そうである。有るものに着目すると「幸福」はそこにある。「無い」ものに着目すると永遠に「幸福」は訪れない。
 この他にも沢山共感出来る記述はあったが、ここで留めておく。纏めてみると、マルクス・アウレリウスの主張することは、私の信ずるものと相通じる。本書は、ネパール・ランタン谷の快晴のもと、心地よい風にあたりながら、読み終わったもので、最高の自然の中での読書という至福の時を私に与えてくれた。本書を紹介してくれた岸原さんに感謝したい。

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紙の本

書き記す衝動、本能

2001/06/05 19:23

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:マルコス - この投稿者のレビュー一覧を見る

 行く先々で皇帝は何を想ったのだろうか。

 いささか断片的ではあるが、詩がその人そのものよりも末永く影響力をもつようにこの断片的な文章群は我々を喚起してやまない。

 その瞬間に想ったこと。自己を直視できる心を時を超えて彼からたしかに受け取った。

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紙の本

いささか説教くさい気がしないでもない

2001/06/18 22:27

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:呑如来 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 マルクスと言っても、かれはローマ皇帝であり哲人。ストア派特有の生真面目な思想が、教訓集のように短いセンテンスで語られている。自省録というより箴言集というところか。

 「想像の産物は抹殺してしまえ。衝動は抑えよ。指導理性を自己の支配下におけ」、「善い人間の在り方如何について論ずるのはもういい加減で切上げて善い人間になったらどうだ」等々、皇帝らしいことを言っている。

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2008/05/03 22:39

投稿元:ブクログ

 涼さんは、この本に跪き、心からの敬意を表したいと思います。「神は人間を不滅な者として創造し、御自分の本性の似姿として造られた(旧約聖書続編 知恵の書2章23節)」 昨今のニュースからは想像すら出来ないこの一節の重みが本当によく分かる一冊です。訳者が、これまた涼さんの敬愛する神谷美恵子さんときたもので、いやぁ困った困った。著者と内容については神谷さんが素晴らしい序を著しておられますので、それを紹介させていただきます。

「プラトーンは哲学者の手に政治をゆだねることをもって理想としたが、この理想が歴史上ただ一回実現した例がある。それがマルクス・アウレーリウスの場合であった。大ローマ帝国の皇帝という地位にあって多端な公務を忠実に果しながら彼の心はつねに内に向かって沈潜し、哲学的思索を生命として生きていた。組織立った哲学的研究や著述に従事する暇こそなかったけれども、折にふれ心にうかぶ感慨や思想や自省自戒の言葉などを断片的にギリシャ語で書きとめておく習慣があった。それがこの「自省録」として伝わっている手記である。(中略)この書物は「古代精神のもっとも高い倫理的産物」と評され、古今を通じて多くの人々の心の糧となってきた。それはテーヌのいうように「生を享けた者の中でもっとも高貴な魂」がこの書の中で息づいているからであり、その魂のたぐいまれな真実さがつねにあらたに我々の心を打つからである(「訳者序」より)」

2006/03/04 22:29

投稿元:ブクログ

ローマ皇帝アウレーリウスが、自らを戒め、ストアの教えを心に刻むために綴った言葉。地位も権力も時代も、人間の本質には関係ない。

2009/01/03 10:46

投稿元:ブクログ

ローマの哲人皇帝の書いた本。ストア哲学の人。
人が組織の中でいきるとはどういうことか?というのは皇帝も俺、2000年前も今も本質的に悩む点はかわらんのだなあと

ストア哲学とは、人間は肉体(肉)、霊魂(息)、叡智(指導理性)からなる。指導理性は宇宙を支配する理性の一部、つまり神的なものの一部。313
すべての生命をううするものの義務はその創られた目的を果たすにある。人間は理性的に創られた。ゆえに人間はその自然にしたがって理性に従って生きれば自分の創られた目的を果たす事ができる。そのためには、絶対に自由自律でなければならない。他人にたいしてしかり、自分の肉体からくる衝動、事物に対する自分の謝った観念や意見にたいしてもそうであって囚われてはいけない。
ストア哲学は我々に自由になることとならないことの区別を強調する。自由になることとは、精神的機能、わけても意見をこしらえたり判断する能力。徳や悪徳である。これに反して我々の外部にあるものは我々の力でどうにもならない。我々の肉体もそうだ。314

何かをするときにいやいやながらするな、心にさからってするな。人にまっすぐたたされるのではなく、自らまっすぐたっているのでなくてはならない(40)
君はいつでも好きな時に自分自身の内に引きこもることができるのである。実際いかなる所ともいえども、自分自身の魂の中にまさる平和な閑寂な隠れ家を見いだす事はできないであろう(49)
明け方おきにくいときには、次の想いを念頭に用意しておくがよい。「人間のつとめを果たすために私はおきるのだ」。ふとんのほうが心地よいから潜り込んでいるのか?ここちよいために生まれてきたのか?物事を受け身に経験するために生まれてきたのか?行動する為に生まれたのか?君は人間のつとめをするのはいやなのか?(71)
君の肉体がへこたれないのに、魂のほうが先にへこたれるとは恥ずかしいことだ(103)
他人の言う事に注意する習慣をつけよ。そしてでいるかぎりその人の魂の中に入り込むようにせよ。(114)
善事をなして悪く言われるのは王者らしいことだ(127)
罪を犯す者は自分にたして罪を犯すのである。不正な者は自分を悪者にするのであるから、自分にたいして不正なのである(170)
想像の産物は抹殺してしまえ。衝動はおさえよ。指導理性を自己の支配下におけ。(171)
君の仕事は何か?「善き人間であること。」(209)
隣りの枝から切りはなされた樹全体からも切り離されずにはいられない。それと同様に一人の人間から離反した人間は社会全体から落語したのである。ところで枝はほかの人間がこれを切り離すのであるが、人間のほうは隣人を憎み嫌うことによって自分で自分をその隣人から切り離すのだ。213

2012/02/07 19:26

投稿元:ブクログ

あたかも一万年も生きるかのように行動するな。
不可避のものが君の上にかかっている。
生きているうちに、許されている間に、善き人たれ。

2009/11/30 01:10

投稿元:ブクログ

引越しのたびに移動する本その一。常に手元に置きたい一冊。
とても身につまされる名文の途中に「こんな愚痴ごちゃごちゃ書いてる暇があったら、まず動いたらどうだ!」とか自分へのツッコミの一文があったり…とにかく感銘を受けます。

2009/10/09 11:46

投稿元:ブクログ

かつてのローマ帝国の皇帝でありながら、ストア学派の哲学者であったというマルクス・アウレーリウスの自身へ戒め日記のようなもの。生きた時代も立場も全く違うにも関わらず、不思議とひとつひとつの文章が胸に響く。
巷では「楽しく生きるには」とか「人生を豊かにする本」などが大量発行されて、うさんくさくてちっともオモシロくないけれど、この本は違います。すっと心がまっすぐなるような、少し姿勢を正して読むそうな、そんな本です。

2011/02/27 20:43

投稿元:ブクログ

どんなビジネス本よりも説得力がある、古代人の哲学。
神谷美恵子女史の翻訳のおかげか大変スムーズに読むことができた。
ローマ皇帝マルクス・アウレーリウスの内省をしたためたものであるが、現代にも十分通用する内容である。時折わかりづらい部分も多くあるが、仕方がない。マルクスが誰かのためにかいたものではなく、自身のために作成したものである点や書き写しによる伝承も時折、著者の意図としないものもあるからだろう。
 人間の脳の進化なぞ5-6万年前にはすでにとまっているなどとも言われているが、人間の体が如何に進化しようと、思考する力は大きくかわるのだろうか。生身の人間の脳みそがデジタル機器にとってかわらない限り、いちいの考え方にはならないであろう。そのように考えてみると、孔子や孟子、デカルトやプラトンらが考え得て説いたことは何も昔の昔のお話ではないと。
 マルクス・アウレーリウスの読みやすさ(人によってはさっぱりわからないとか)は、現代に生きる狭い考え方の私たちを壮大な気持ちにさせてくれものと感じた。この本と出会った意味、手にとって読んでみた意味があると思う。私もこの本を手にとってみなくてはならなかった意味が実はあります。
 人間は常に迷って迷って何かを決断しなければならないことが一生続きます。そのとき、何かしらの突破口や確証が得ることができるのであれば有意義な一冊になりうると思います。

2010/04/06 21:44

投稿元:ブクログ

すべては、主観。

はい。私もそう思うようになっています。

この本を読んで、より確信が持てました。Thanks

ト、2010.4.1-4.5

2011/10/24 08:09

投稿元:ブクログ

■マインド
1.現在与えられているものにたいして不満を持ち、未来に来るべきものにたいして不安をいだくことを許すな。
2.今すぐにも人生を去っていくことのできる者のごとくあらゆることをおこない、話し、考えること。
3.あたかも1万年も生きるかのように行動するな。不可避のものが君の上にかかっている。生きているうちに、許されている間に、よき人たれ。
4.君になにか外的の理由で苦しむとすれば、君を悩ますのはそのこと自体ではなくて、それに関する君の判断なのだ。
5.死を軽蔑するな。これもまた自然のよくするものの一つであるから歓迎せよ。

2007/09/19 22:09

投稿元:ブクログ

五賢帝最後の皇帝が書いた、自省の書。しかし、そこには普遍の人生哲学が記されています。
統治のために戦争を続けざるを得なかった波乱の人生の中で、ストア哲学から彼が己を奮い立たせるために書いたであろうその言葉は、励みになります。