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紙の本
きいろいゾウ (小学館文庫)
著者 西 加奈子 (著)
夫の名は武辜歩、妻の名は妻利愛子。お互いを「ムコさん」「ツマ」と呼び合う都会の若夫婦が、田舎にやってきたところから物語は始まる。背中に大きな鳥のタトゥーがある売れない小説...
きいろいゾウ (小学館文庫)
きいろいゾウ
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商品説明
夫の名は武辜歩、妻の名は妻利愛子。お互いを「ムコさん」「ツマ」と呼び合う都会の若夫婦が、田舎にやってきたところから物語は始まる。背中に大きな鳥のタトゥーがある売れない小説家のムコは、周囲の生き物(犬、蜘蛛、鳥、花、木など)の声が聞こえてしまう過剰なエネルギーに溢れた明るいツマをやさしく見守っていた。夏から始まった二人の話は、ゆっくりと進んでいくが、ある冬の日、ムコはツマを残して東京へと向かう。それは、背中の大きな鳥に纏わるある出来事に導かれてのものだった—。【「BOOK」データベースの商品解説】
宮崎あおい×向井理主演映画化原作
夫の名は無辜歩(むこ・あゆむ)、妻の名は妻利愛子(つまり・あいこ)。お互いを「ムコさん」「ツマ」と呼び合う都会からやってきた若夫婦が、田舎暮らしを始める。背中に大きな鳥のタトゥーがある売れない小説家のムコは、周囲の生き物(犬、蜘蛛、鳥、花、木など)の声が聞こえてしまう過剰なエネルギーに溢れた明るいツマをやさしく見守っていた。夏から始まった二人の話は、ゆっくりゆっくりとその年の冬まで進んでいき、「ある出来事」を機にムコがツマを残して東京へ向かう。それは背中の大きな鳥に纏わる出来事に導かれてのものだった。
「いつかこの小説のツマを演じてみたいです」という帯コメントを寄せいただいた宮崎あおいさん、雑誌「ダ・ヴィンチ」でのオススメの一冊として紹介していただいた向井理さんの二人が主演となる映画化も決定(2013年公開予定)。
【編集担当からのおすすめ情報】
ともに原作のファンという、宮崎あおいさん×向井理さん主演で映画化が決定しました!2013年公開予定です。【商品解説】
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紙の本
重軽なんでも
2016/02/16 01:34
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:テラちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
本作や「アッコちゃん」など、軽い作品を書く人だと受け止めていたら、「サラバ!」で直木賞を獲ったり、「舞台」を書いたりして、スケールの大きな、重い長編も立派に手掛ける。ただ、西氏の持ち味は、こうした軽い、気楽に読める作品にあるような気がする。田舎暮らしの夫婦の物語だが、2人が毎週「世界ふしぎ発見」を見ているシーンが出てきたりして、余計に軽さが浮き彫りになる。
紙の本
じんわり
2016/10/01 19:53
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:風太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る
DVDを見てから、原作が読みたくて購入しました。読み終えるとじんわりと暖かい感覚になりました。他の作品も読みたくなりました。
紙の本
最後の一行を目にした時の幸福感
2017/05/10 12:26
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:koji - この投稿者のレビュー一覧を見る
こんなに真正面から「愛してる」と主人公が思い云う小説を読むのは久しぶりな気がします。
それを私が自身がまた素直に読める小説も久しぶりで、かなり嬉しい(笑)。
子供の絵本童話のような”きいろいゾウ”と”太陽なような大きなつき”と”入院中の10歳女の子”が織りなす幻想的で美しいお話と
現実の世界で東京から九州の田舎に移って暮らす「ムコ」と「ツマ」の生活が描かれたものが交互に展開していきます。
穏やかで幸せにしか思えなかった二人の暮らしが季節の移ろいとともに、少しずつ壊れていくようで、だんだんと読んでいる私の胸も鬱いでいくのですが・・・
西加奈子さんの書くものには、いつもいつも驚き、感心し、泣かされ、笑い、喜ばされる。
あ〜素敵な読書でした。
紙の本
表紙にひかれて手に取りました。
2015/09/08 14:42
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:eri - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者はどのように物語をつくっているのだろう、と思いました。それくらい、自由で、自然で、天衣無縫な雰囲気の物語だと思いました。著者の作品に出てくる動物と、その描き方も素敵だなぁと思います。
紙の本
理想的な二人
2021/05/17 22:07
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
心配そうなツマに「欠けていっているから、月。大丈夫ですよ。」とムコは声をかけた、そんなはたから見ていると何のことか意味不明の会話でもひかれあうということは確かにある、というか確かにあった気がする(もうそれは何十年も昔の会話だったから私の場合は詳細は忘れたが)。妻がそばにいるだけで幸せだということ、途方もなく尊いということをムコは気づかずにいたというが、私もそうだ、確かに尊いことだと気づく。平凡だけど幸せにあふれているように見えるツマとムコに亀裂が走ったかのように見える。西加奈子氏もことだから、この亀裂は修復してくれるであろうとは思っていたけれど、最後まではらはらした。この二人が好きだからハッピーエンドで終わってほしいから。
紙の本
素敵な夫婦
2020/09/07 22:35
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:chieeee - この投稿者のレビュー一覧を見る
以前に読んだ事がありましたが、今回再読。印象深い内容なはずなのに、雰囲気だけを覚えていて、初回の時の感じはほぼ忘れていました(-_-;)でも、夫婦の雰囲気とか関係性は凄く好きです。夫婦とはいえ、別々に暮らしてきた2人なので、それまでに個々に色々あるでしょう。それをひっくるめて相手を思う事ができるのは素敵な事です★主人公の夫婦だけではなく、お隣さんの老夫婦も素敵。映画も見ましたが、ムコさんもツマも少し整いすぎててイメージは違ってました。西さんの本のイメージには敵わないなぁ~。
電子書籍
むこ、つま
2023/02/13 19:08
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
コレなんでだろうと思ったのですが、本名がね……。映画化されたのは、知らずに読み始めました。でも、田舎の自然との暮らしとか、良かったです。ほんわか、あたたかな気分になりますので
紙の本
ムコさんとツマさんの日常を描く
2021/12/11 20:50
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くらひと - この投稿者のレビュー一覧を見る
田舎に住む若夫婦、ムコさんとツマさんの日常を描く。
ムコさんとツマさんの日常のやりとりは、ほのぼのしているにも関わらず、なぜか不穏な感じがしてくる。
ムコさんがちゃんとツマさんを愛していると感じることができ、ほっとした。
大地くんが学校に戻る決意をするところがよかった。
紙の本
西加奈子、夫婦もの
2020/10/30 15:42
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:MILKy - この投稿者のレビュー一覧を見る
気になっていたら家で誰かが買っていたのでシルバーウィークにて長編挑戦!3日程で2章ずつ!『ムコとツマと、ゆかいななかまたち』って感じの本でした。つまりは、かけおち同然で東京から田舎に越してきた若夫婦の暮らしってところかな!それを書くのにこんな長編になるか、と思い、かと言ってやっぱりこの物語はこのボリュームでナンボ、な気もする。東京から来たのにナゼか大阪弁?関西弁な夫婦。夫婦って他人の二人が一緒になる、て話。お互い想い合い失うことに恐怖すら覚えるのにすれ違ったりする、それが男女なんだ
20200921
紙の本
夫婦の恋愛小説
2019/10/31 23:42
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はるりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
相手が自分から離れていってしまうのではないか、という不安。でも、大人になると、相手の核心にズバッと切り込む事が、出来なくなってくる。そんな感情を、日常生活の中に織り交ぜながら、ストーリーが進んで行きます。関西弁の文章で書かれていて、笑えるところもあり、飽きずに読めました。
ただ、ムコさんは、しれっと、人妻と不倫してたんだね。ネタバレかもしれないけど、書いておきます。不倫ネタは好きじゃないので、そこはちょっと残念だった。