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  • みんなの評価 5つ星のうち 4 159件
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2009/11/30
  • 出版社: 新潮社
  • レーベル: 新潮文庫
  • サイズ:16cm/493p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-10-136931-0
文庫

紙の本

孤宿の人 上 (新潮文庫)

著者 宮部 みゆき (著)

北は瀬戸内海に面し、南は山々に囲まれた讃岐国・丸海藩。江戸から金比羅代参に連れ出された九歳のほうは、この地に捨て子同然置き去りにされた。幸いにも、藩医を勤める井上家に引き...

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孤宿の人 上 (新潮文庫)

税込 990 9pt

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セット商品

孤宿の人(新潮文庫)セット

  • 税込価格:1,98018pt
  • 発送可能日:1~3日

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商品説明

北は瀬戸内海に面し、南は山々に囲まれた讃岐国・丸海藩。江戸から金比羅代参に連れ出された九歳のほうは、この地に捨て子同然置き去りにされた。幸いにも、藩医を勤める井上家に引き取られるが、今度はほうの面倒を見てくれた井上家の琴江が毒殺されてしまう。折しも、流罪となった幕府要人・加賀殿が丸海藩へ入領しようとしていた。やがて領内では、不審な毒死や謎めいた凶事が相次いだ。【「BOOK」データベースの商品解説】

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みんなのレビュー159件

みんなの評価4.0

評価内訳

紙の本

感動の種があった。

2009/12/12 11:57

7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:野棘かな - この投稿者のレビュー一覧を見る

「夜明けの海に、うさぎが飛んでいる。」
それは瀬戸内海の波のイメージだと頷いた。
外海の高い波では表現できない文章だ。
でも、その言葉以外は、ずっと物語の終わりまで、まるで暗い日本海のイメージが浮かぶだけだった。

弧宿の人(上)は、説明的な部分が多く、もどかしい感じを持ちながらもきっと面白くなるはずと思わせる何かがあった。
引き込まれると、次の章では視点が変わる、そんな視点移動の多さで、筋が追いづらかったが、それでも、(上)は一気に読んだ。

「遠目で見ると、小さくて白くてきれいなうさぎだけれど、それは、空と海が荒れる前触れなのです」
その予兆をなぞるように、起こる事件。
何の意図か、流罪となった政府要人、加賀殿が入領することが決まり、丸海藩に不穏な空気が漂い始める。
身分も立場も様々な人々の人生に、ほうという愚鈍とも見える少女の今を生きる生を織り交ぜ、章により、それぞれの視点で語らせ、後半への布石のように綴られ、そして、一気に弧宿の人(下)になだれ込み、進む。

自分の名前は、「阿呆」のほうだと言う9歳のほうが、どのように成長していくのかと期待せずにはいられなかった。

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紙の本

上巻の終わりで物語が大きく動く

2021/02/27 20:54

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まなしお - この投稿者のレビュー一覧を見る

宮部みゆきの時代物長編小説です。宮部みゆきの時代物は、江戸深川近辺の話が多いが、この小説の舞台は四国の小藩である。主人公は、9歳の女の子と17歳の女の子である。上巻の終わりで大きく物語が動く。まだまだ先が読めない。さすが稀代のストーリーテラーである。

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紙の本

悪霊と恐れられる男によって、一人の無垢な少女が真の人生を歩み始める。悲しくも暖かさの滲む時代小説。

2011/02/16 19:00

4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:toku - この投稿者のレビュー一覧を見る

 宮部みゆきは、『書き上げるまでにもっとも苦労した作品は?』という質問に、この「孤宿の人」を挙げた(ダ・ヴィンチ 2008年9月号掲載)。確かに、宮部作品の魅力である、綿密に編まれたミステリーや、起伏のあるストーリー展開を期待して読むと、肩すかしを食らう。かといって、うまく書けていない印象はない。むしろ「クロスファイア」のような、念力で火をつける能力を持った少女の苦悩と、居場所を求め彷徨う悲しさ寂しさを描きつつ、主人公の心を救う暖かさの残る作品に近い印象を受けた。
 本書は、多くの人が理不尽に死んでいく悲しい物語であるが、人間として真の人生を歩き始める、無垢な少女の姿を照らし出した、暖かさの滲む作品である。

 物語の舞台は、将軍家斉の治世における、瀬戸内海に面した讃岐の丸海藩という架空の藩。丸海藩は、雷害の多いこの地域において、丸海を守護する日高山神社が人々の心の支えとなっている平穏な土地である。この静かな土地に、二人の人物がやってくる。
 一人は、奉公先から金比羅代参に使わされたものの、丸海に置き去りにされた九つの”ほう”。もう一人は、江戸で部下を斬殺し、妻子を毒殺して丸海藩に流罪となった元勘定奉行の加賀様である。
 人々は、非道な所行の加賀様を悪鬼と恐れ、また悪い噂の絶えない涸滝屋敷が彼の幽閉場所となった因縁、丸海を襲う病や災厄に、悪いモノが放たれたと恐れおののく。そしてほうは、頓死した女中の代わりとして、恐ろしい涸滝屋敷に送り込まれてしまう。

 物語は主に、女引手・宇佐、藩医跡継ぎ・井上啓一郎、同心・渡部一馬の三人が見た、鬼の加賀様の幽閉に始まる丸海の人々の恐れや混乱のありさまと、この三人の怒り、逡巡、後悔、感傷といった心理描写で進められる。そのため物語の起伏に乏しく、中心人物であるほうと加賀様の場面も少なく、物足りなさを感じる。しかし彼らの視点こそが、この騒ぎの裏に隠されたやりきれない真実を浮かび上がらせ、物語の背景を、丸海藩の全体像を形成しているのである。
 さらに、この喧騒に満ちた物語の背景は、無垢な少女ほうと、悪霊と恐れられる加賀様の触れ合いを、人の思惑や恐れなどと無縁な聖域に高め、阿呆の『呆』と揶揄された少女の、人間として真の人生を獲得していく姿を、暖かく照らし出しているのである。

 この作品には、確かに苦労の断片が散らばっている。しかし加賀様が、人生を獲得したほうに『呆』ではなく『宝』の字を与えたように、宮部みゆきは、苦労して書き上げた「孤宿の人」から『宝』を得たに違いない。

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紙の本

どんどん引き込まれる

2019/09/08 14:10

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:りり - この投稿者のレビュー一覧を見る

架空の藩がすごく緻密に描写されておりおもしろい。ほうとその周りの人々、動いていく事件にどんどん引き込まれる。

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紙の本

孤宿の人上

2023/12/18 12:34

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る

両親が亡くなり、預かり先でも酷い仕打ちを受けたほう。挙句の果てに金毘羅参りに連れていかれ、おまけにそこで一人取り残される。そんなほうをやさしく受け入れてくれたのが、藩医を務めるの井上家であった。啓一郎と琴江の兄弟から学問やしつけを学んだ。そんな時間はほうにとっても有益な時間だった。しかし、その琴江が何者かに殺されてしまう。そしてその事件を機に井上家にほうの居場所がなくなったきたのであった。そしてほうは井上家を出されるのだが・・・・・。

阿呆のほうと名付けられたほうは気の毒ですね。しかし、この苦難を越えれば幸せになれそうですね。どういう結末なのか予想できないので、ちょっと下巻が楽しみです。荒神のような化け物が出てくるのですかね?

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紙の本

救いがない

2021/05/27 12:43

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る

今のところ、救いのないお話ですね。
下巻でどんな展開になるのか楽しみではありますが。
「あほう」から取って「ほう」って名前もどうかと思うけど。

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2009/11/28 16:22

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2009/12/12 22:43

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2009/12/09 21:20

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2009/12/08 23:15

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2009/12/20 01:56

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2009/12/15 11:05

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2009/12/26 22:34

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2009/12/30 12:49

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2009/12/30 12:49

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