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- カテゴリ:幼児 小学生
- 発行年月:2010.4
- 出版社: 文研出版
- サイズ:27cm/32p
- 利用対象:幼児 小学生
- ISBN:978-4-580-82088-3
紙の本
山のとしょかん (えほんのもり)
おばあさんはふしぎな男の子にえほんをよんであげました。すると…。えほんをよんでもらいたくなる、心あたたまるおはなしです。【「BOOK」データベースの商品解説】山里にひとり...
山のとしょかん (えほんのもり)
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商品説明
おばあさんはふしぎな男の子にえほんをよんであげました。すると…。えほんをよんでもらいたくなる、心あたたまるおはなしです。【「BOOK」データベースの商品解説】
山里にひとりで住むおばあさんは、ある夜、家を訪れたふしぎな男の子に絵本を読んであげると、男の子は毎夜やってくるようになり…。絵本を読んでもらいたくなる、心あたたまるお話。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
いっぱい うれしくなりました。
2011/09/25 09:17
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本は人間だけが読むものと思ってしまいがちですが、絵本の世界では動物だって本が大好きです。
この『山のとしょかん』も、動物と絵本の物語です。
山の中の小さな村におばあさんが一人で暮らしています。子供たちは大きくなって町にでていってしまったからです。おばあさんはひとりぼっちですが、ある日、一人の男の子がおばあさんをたずねてきました。そして、「えほんをよんでください」と頼みます。
おばあさんには昔子供たちが小さかった頃にいっぱい読んであげたたくさんの絵本がありました。だから、男の子に絵本を読んであげるのは簡単。
「さあ、ここに おすわり」と、お気に入りの絵本を読んであげます。それから何日も男の子はおばあさんをたずねてきます。そして毎日絵本を読んであげるのです。
小さな村に男の子。なんだか変です。
おばあさんはある日こっそり男の子のあとをつけます。
山の奥の木のねっこを「そおっと のぞきこんだおばあさんは びっくりぎょうてん」。一匹の子ダヌキが小さな子ダヌキたちに絵本を読んでいるではありませんか。しかも、おばあさんとそっくりに。
「おばあさんは、なんだかちょっと おかしくて、いっぱい うれしくなりました」。
そこで、おばあさんは山の生きもののために「山のとしょかん」を始めるのです。
「いっぱいうれしく」なったのは、おばあさんだけではありません。
この絵本を読んでいる私たちも「いっぱいうれしく」なります。おばあさんの「山のとしょかん」に集まった動物たちもきっと「いっぱいうれしく」なったことでしょう。
そんな山に子供たちが戻って、動物と子供たち、そのパパとママ、そしておばあさんたちが共存できる、そんな世界ができたらどんなに素敵でしょうか。
本ならそんなことも可能かもしれません。
そう考えると、「なんだかちょっと おかしくて、いっぱい うれしく」なる、そんな絵本です。
紙の本
子供と絵本の出会いを大切にしてあげたくなる。
2017/02/11 19:33
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
一人暮らしのおばあさんの家に夜な夜な通って来る少年。
おばあさんに絵本を読んでもらい、その絵本を持って帰る日々を送ります。
ある日、少年の後を付いて行くと、そこには・・・。
絵本を読んでもらいたくなるし、もっと上手に読んであげたくなります。
紙の本
かわいらしい
2019/05/18 21:15
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ウッドチャック - この投稿者のレビュー一覧を見る
山のとしょかん というタイトルから面白そうでしたが、期待通りの作品でした。
本が好きなのは、人間のこどもだけではないというのが可愛らしくて面白かったです。
紙の本
今どきのような…昔話のような…
2016/12/06 00:41
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:honyomi - この投稿者のレビュー一覧を見る
最初の数ページだけを読むと、孤独なおばあさんのお話かとも思ったのですが、
夜間に訪ねてくる一人の少年との出会いでおばあさんは少し癒されているようです。
悲しいかな、大人になってしまった自分にはこの少年の正体にぼんやりと気付いてしまうのです。
最後のページを見る限り、おばあさんも、もう孤独ではなさそうですね。
紙の本
やわらかなタッチの絵がお話によく合っている。
2016/04/28 08:01
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:紗螺 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ひとり暮らしのおばあさんが絵本を読んでいると、男の子がそれを聞きに訪れるようになる。その男の子の正体はー。という、ストーリーはよくあるもので、次に何が起こるかも大体予測がつくが、それでも心がほっこりあたたまったり、頬がゆるんだりするところがあった。
特に、おばあさんと男の子が出会ったところ、縁側で絵本を開けて並んでいるところなど、ふたりの表情が生き生きしていてよかった。