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紙の本
ロードムービー (講談社文庫)
著者 辻村 深月 (著)
運動神経抜群で学校の人気者のトシと気弱で友達の少ないワタル。小学五年生の彼らはある日、家出を決意する。きっかけは新学期。組替えで親しくなった二人がクラスから孤立し始めたこ...
ロードムービー (講談社文庫)
ロードムービー
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商品説明
運動神経抜群で学校の人気者のトシと気弱で友達の少ないワタル。小学五年生の彼らはある日、家出を決意する。きっかけは新学期。組替えで親しくなった二人がクラスから孤立し始めたことだった。「大丈夫、きっとうまくいく」(「ロードムービー」)。いつか見たあの校舎へ、懐かしさを刺激する表題作他、4編。【「BOOK」データベースの商品解説】
運動神経抜群で学校の人気者のトシと気弱で友達の少ないワタル。小学五年生の彼らはある日、家出を決意する。きっかけは新学期。組替えで親しくなった二人がクラスから孤立し始めたことだった。「大丈夫、きっとうまくいく」(「ロードムービー」)。いつか見たあの校舎へ、懐かしさを刺激する表題作他、4編(「街灯」/「道の先」/「トーキョー語り」/「雪の降る道」 )収録。(講談社文庫)
物語が終わっても、彼らの道は続いていく。
「あの頃の僕に伝えたい。『大丈夫、いつかきっと平気になるときが来るから』って」
運動神経抜群で学校の人気者のトシと気弱で友達の少ないワタル。小学五年生の彼らはある日、家出を決意する。きっかけは新学期。組替えで親しくなった二人がクラスから孤立し始めたことだった。「大丈夫、きっとうまくいく」(「ロードムービー」)。いつか見たあの校舎へ、懐かしさを刺激する表題作他、4編。
『冷たい校舎の時は止まる』の原点。
「きっと、同い年で同じ教室にいたら、君は僕になんて見向きもしなかった。だけどいま、僕はきちんとここで立っている。僕は昔より楽に呼吸が出来ている。――だから安心していいんだよ」
いつかどこかで出会った彼ら。本を閉じても続く、あの懐かしい「校舎」へ。
「街灯」/「ロードムービー」/「道の先」/「トーキョー語り」/「雪の降る道」【商品解説】
収録作品一覧
街灯 | 4−7 | |
---|---|---|
ロードムービー | 13−147 | |
道の先 | 149−253 |
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紙の本
タイトル作と「雪の降る道」所収
2023/05/30 15:24
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
児童書も出してるんだなぁと何気なく手に取った本が、まさか先日読んだばかりの「冷たい校舎の時は止まる」と繋がっているお話だったとは。
紙の本
みんな、いろいろなんだ。
2021/08/16 17:08
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:びずん - この投稿者のレビュー一覧を見る
人のことばかりを考えている人もいれば、自分の考えをもって行動している人もいるし、特に気にしなくてふわふわ流れていく人もいる。でも、多分その時々で、他人の言動にはっとさせられることがある。それは、みんな色々だからだよ、と辻村さんは教えてくれる。誰も間違っていない。そうやって大人になっていく。大人になったら子どもの時の恥ずかしい思い出を恥をかいて話せるようになる。
電子書籍
よく知ったあの人がいる!
2018/06/30 23:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:avocado - この投稿者のレビュー一覧を見る
「冷たい校舎の時は止まる」の登場人物が出てきて本当にびっくりしました。辻村さんの頭の中では、登場人物や、彼らがいる世界がしっかり構成されていて、人生のこともしっかり考えられているんだなぁと感心してしまいました。
人物相関表を作りたくなってきます。
紙の本
再会
2018/11/05 22:49
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぱんだ - この投稿者のレビュー一覧を見る
単発で読んでも良いが、帯の裏にある通りの順番で読んだ方が一層面白い。
懐かしい、大好きだったあの人物に再会できる。あそこで終わりではなかったと、物語は続いているんだ、と思えることが嬉しかった。
刺激のある内容ではなかったが、ほんわかする物語だった。
電子書籍
5つの孤独
2017/10/17 05:44
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
居場所を探して彷徨い歩く、子供たちの寄る辺のなさが伝わってきました。それぞれのキャラクターたちの、その後の人生が浮かんできました。
紙の本
読み続けてきたから感慨深いみたいな
2016/11/03 23:06
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ムジクムジカミュージック - この投稿者のレビュー一覧を見る
今までの小説で登場した人物のその後やそれ以前の話の短編集 個人的に一番好きなスロウハイツのその後はぐっときた。松永君の物語もほろっとするし、天才におとずれた青春も素敵だ。つながっていくということをあとがき?で浅井リョウさんがかかれていた。あとがきを読むとまた頭が整理されてすっきり。読み終わった後の余韻が心地よい作品でした。
紙の本
スピンオフ
2016/04/22 08:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:saya - この投稿者のレビュー一覧を見る
冷たい校舎の時は止まるのスピンオフ本。辻村さんならではのそうだったのかそこに繋がるのか!この子があの子だったのかがたくさんあって2倍楽しめる感じです。
紙の本
その後
2015/08/29 21:04
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nazu - この投稿者のレビュー一覧を見る
『冷たい校舎の時は止まる』のその後を垣間見ることができます。それぞれが自分の道をがんばって進んでいて、読んでホッとしました。
紙の本
スピンオフ短編集
2012/02/08 02:47
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:さとる - この投稿者のレビュー一覧を見る
全く前知識なしに読んだのだが、『冷たい校舎の時は止まる』のスピンオフ短編集とのこと。
しかし1名以外は気付かずに読んだのだが楽しめたので未読の人でも大丈夫なはず。
こういった他作とのリンクを探すのも辻村作品の楽しみである。
収録作としては、表題作は話のひっくり返し方が見えてしまう。しかし、『雪の降る道』と合わせて、比較的初期の辻村作品に感じた子供を描く上手さの感じられる作品になっていると思う。
最近の辻村作品では縁遠くなった、あたたかくも現実と隣り合わせのままならなさもあるエピソードが楽しめてよい。
電子書籍
まあまあの短編集
2018/05/04 21:49
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:美佳子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
『ロードムービー』は、『街灯』、『ロードムービー』、『道の先』、『トーキョー語り』、『雪の降る道』の5編を収録した短編集です。中でも『街灯』は特に短く、映画のワンシーンのようです。「ショートショート」の部類になるのかも知れませんが、その割にはその短い中で完結しているようには思えないので、そう呼ぶには少々抵抗を感じる作品です。
『ロードムービー』は小学5年生のトシとワタルが家出する話です。その理由やそれまでに二人に起こった出来事は家出の旅路の合間合間に少しずつ語られます。人気者のトシと嫌われ者の気の弱いワタルが同じクラスになって友達になった途端に変化するクラスの力関係。クラスで力を持つアカリがトシに相手にされないことを恨んでか、トシの追い落としにかかります。そのクラスでの出来事と家出は全然関係ないのですが、まあ、【友情】のお話しですね。
『道の先』は大学生で、「明和学院」という塾の講師を務める主人公と塾の生徒で中学3年生の大宮千晶の物語。千晶はお金持ちのお嬢様で塾でも一目置かれている大人びた子で、「先生いじめ」を趣味としているのですが、語り手である先生だけはすぐに「合格」を出し、恋愛的な好意を抱くようになります。先生の方はその気持ちの方は相手にしませんが、彼女の具体的に語られることのない悩みや痛みを汲み取って受け止めようとします。そして最後は『道の先』というタイトルに相応しく、どちらも(別々に)旅に出る。。。感じです。メッセージは「大丈夫。いつかこうして立てる日がくる。歩ける日がくる。」という励まし。
『トーキョー語り』は、各学年に1クラスずつしかないような田舎の高校生・さくらと東京から来たという転入生の物語。東京に対する憧れや妬みや劣等感がよく表られている作品で、そうした感情がクラス内の人間関係にも影響する様子がよく描かれています。さくらは気が弱く、いやだと思っても黙って受け入れてしまうところがあるのですが、事情のある転入生をめぐるクラスメートたち、特に中心人物である一美に反発を覚えて、行動に出るに至る成長が微笑ましいです。
『雪の降る道』は、小学2年生の「みーちゃん」と「ヒロちゃん」という近所のお兄さんの死がショックで熱を出して学校を休み続けている「ヒロくん」の物語。みーちゃんは毎日ヒロくんのお見舞いに行き、なにかしらお土産をもっていきますが、ヒロくんの方はその好意を素直に受け入れられず、自分の悲しみにとらわれてしまっています。そしてある日ヒロくんの吐いた暴言のせいでみーちゃんが雪が降る中行方不明になってしまいます。彼女はどこへ行き、何をしようとしていたのかー?
みーちゃんの素直さとヒロくんを思う気持ちがとてもけなげで、どうかそのまま成長して欲しいと願わずにはいられない、ほっこりするエピソードです。
紙の本
冷たい校舎の時は止まるを読んだ方なら、必見の短編集!
2018/02/15 17:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はっぱちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
辻村深月さんの、「冷たい校舎の時は止まる」という作品があります。そこに出てくる、
八人のキャラクター。そのうちの何人かのサイドストーリーがおさめられています。文庫だけの特別編「トーキョー語り」も収録。本音を言うと、思ったより、八人が出てこなかったのですが、まあ、普通におもしろい作品です。ただ、冷たい校舎の時は止まるを読んでから読まなければいけません。読んだほうがいいのではありません。読まなければいけません!
ぜひ、冷たい校舎の時は止まるとともにどうぞ!
電子書籍
万人が騙される短編
2015/03/26 09:09
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:september - この投稿者のレビュー一覧を見る
スピンオフだと分かっていたのに全然伏線が読めんかった。特に表題作には えぇっ!?ってなりますよね。万人が騙される短編でしょう。好きなのは『道の先』、でも『トーキョー語り』の遠山さんには一発で惚れた。