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  • みんなの評価 5つ星のうち 3.4 149件
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2012/01/04
  • 出版社: 文藝春秋
  • レーベル: 文春文庫
  • サイズ:16cm/366p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-16-779603-7
文庫

紙の本

廃墟に乞う (文春文庫)

著者 佐々木 譲 (著)

十三年前に札幌で起きた殺人事件と、同じ手口で風俗嬢が殺害された。道警の敏腕刑事だった仙道が、犯人から連絡を受けて、故郷である旧炭鉱町へ向かう表題作をはじめ北海道の各地を舞...

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廃墟に乞う (文春文庫)

税込 693 6pt

廃墟に乞う

税込 672 6pt

廃墟に乞う

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商品説明

十三年前に札幌で起きた殺人事件と、同じ手口で風俗嬢が殺害された。道警の敏腕刑事だった仙道が、犯人から連絡を受けて、故郷である旧炭鉱町へ向かう表題作をはじめ北海道の各地を舞台に、任務がもとで心身を耗弱し休職した刑事が、事件に新たな光と闇を見出す連作短編警察小説。第百四十二回直木賞受賞作。【「BOOK」データベースの商品解説】

【直木賞(142(2009下半期))】【「TRC MARC」の商品解説】

収録作品一覧

オージー好みの村 7−63
廃墟に乞う 65−111
兄の想い 113−176

掲載中の特集

ミステリー 作家をテーマに10作品以上をラインナップしています。
ほかにもhontoでは無料の本を集めた無料漫画特集無料男性コミックを展開しています。

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みんなのレビュー149件

みんなの評価3.4

評価内訳

紙の本

殺人現場となる部屋の前で犯人に聞き込みまでした直後の殺人事件にPTSDに陥った刑事の物語。

2021/12/20 08:42

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る

殺人現場となる部屋の前で犯人に聞き込みまでした直後の殺人事件にPTSDに陥った刑事の物語。但し、一連の事件が刑事のPTSD解消にどう結びついてるのかは鮮明ではなく、普通の私立探偵ものといった感じ。短編ならではの細部の粗さ、物足りなさはあるがいずれもちょっと物悲しい余韻のある作品ぞろい。手軽に楽しめる作品集。

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紙の本

休職中の警察官が事件を解決!?

2020/09/13 08:46

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:タラ子 - この投稿者のレビュー一覧を見る

休職中の警察官が事件解決の手助けをするという今までにあまり読んだことのない設定で面白かった。

短編で、どの事件にも興味深い背景があって、いい具合に予想が裏切られたりとあっという間に読み終わってしまった。ただ、主人公が休職に追い込まれた事件が思ったよりありがちな設定だったかなと思った。

休職中でもみんなに求められるだけあって主人公仙道の人柄がとても好きになった。こんな人が身近にいたら私もきっと頼ってしまうだろうなと思える仙道という警察官の物語をもっと読みたいなとも思った。

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電子書籍

口当たりがいい推理小説集

2020/05/14 16:20

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る

第142回直木賞受賞作。(2009年)
 北海道を舞台にして休職中の刑事が事件を解いていく、表題作を含む6つの短編で構成された連作集。
 作者の佐々木譲さんは1979年に『鉄騎兵、跳んだ』という作品でデビューし、直木賞を受賞した時には作家歴30年を超すベテランであった。
 そのせいか、選考委員の一人五木寛之氏が「いまさら直木賞でもあるまい、という空気もあったが、デビュー作から三十一年という、そのたゆまぬ作家活動への敬意をふくめて今回の受賞」がなったと書いたように、長年のご褒美的な要素もあっただろうが、そういうことを抜きにしても宮城谷昌光選考委員の「作家としての習熟度は氏がもっとも高い」という評価が勝っているように思う。

 一つひとつの作品に大きな破綻はない。
 どの作品も休職中の主人公仙道刑事に事件の解決を乞うところから始まる。
 そこまで信頼される仙道刑事であるが、心的療養中とはあるが何故休職しているのか伏せられたまま、どの作品も彼が解決までの道筋をつけていく。
 仙道刑事の過去が明らかになるのが、最後の作品「復帰する朝」である。
 彼は以前ある女性監禁事件で犯人を追い詰めながらもミスを犯し、被害者の命だけでなく犯人も亡くしてしまう。
 このことが彼の休職のきっかけだとすると、そのような刑事にどうしてしばしば事件解決の依頼があるのかわからない。

 そういう不満もあるが、やはり物語巧者だろう。
 実に口当たりのいい作品集に仕上がっている。

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紙の本

読了

2019/12/29 21:04

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ムギ - この投稿者のレビュー一覧を見る

警察官(休職中)を主人公とした警察小説。一般的な小説であれば、解決後には光があるものだが、闇が光になるのではなく、闇が新たな闇を生み出す。でも闇がある限り、解決しないといけない。事件の闇を払うにつれて、主人公自身の闇を払っていく。最後には主人公自身の闇と向き合うことになる。主人公自身の闇の先に光はあるのか。短編集ではあるが、全部併せて一つの作品といっても過言ではない。

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紙の本

警察官の誇りとは

2016/02/17 13:43

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:hiro - この投稿者のレビュー一覧を見る

警察の矜持を描かせたら、佐々木さんはピカイチだと思う。ストーリー展開や、人物描写もしっかりしており、面白かった。

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2012/01/22 12:05

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2012/01/11 22:10

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2012/01/06 19:15

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2012/11/05 09:26

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2012/01/07 13:23

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2012/01/18 23:26

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2012/01/13 05:30

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2012/01/16 19:56

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2012/01/15 19:13

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2012/01/16 01:59

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