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戦後史の正体 1945−2012
  • みんなの評価 5つ星のうち 4.3 223件
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  • カテゴリ:高校生 一般
  • 取扱開始日:2012/07/24
  • 出版社: 創元社
  • サイズ:19cm/386p
  • 利用対象:高校生 一般
  • ISBN:978-4-422-30051-1

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紙の本

戦後史の正体 1945−2012 (「戦後再発見」双書)

著者 孫崎 享 (著)

日本の戦後史は、アメリカからの圧力を前提に考察しなければ、その本質が見えてこない。元外務省・国際情報局長という日本のインテリジェンス(諜報)部門のトップで、「日本の外務省...

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戦後史の正体 1945−2012 (「戦後再発見」双書)

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商品説明

日本の戦後史は、アメリカからの圧力を前提に考察しなければ、その本質が見えてこない。元外務省・国際情報局長という日本のインテリジェンス(諜報)部門のトップで、「日本の外務省が生んだ唯一の国家戦略家」と呼ばれる著者が、これまでのタブーを破り、日米関係と戦後70年の真実について語る。

【目次】

はじめに 序章 なぜ「高校生でも読める」戦後史の本を書くのか 第一章 「終戦」から占領へ  第二章 冷戦の始まり  第三章 講和条約と日米安保条約 第四章 保守合同と安保改定 第五章 自民党と経済成長の時代  第六章 冷戦終結と米国の変容  第七章 9・11とイラク戦争後の世界 あとがき

元外務省・国際情報局長が、これまでほとんど語られることのなかった「米国からの圧力」を軸に、日本の戦後70年を読み解き、日米関係と日本社会のあり方を問い直す。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

孫崎 享

略歴
〈孫崎享〉1943年生まれ。東京大学法学部中退。駐イラン大使、防衛大学校教授等を歴任。著書に「日米同盟の正体」「日本の国境問題」など。

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みんなのレビュー223件

みんなの評価4.3

評価内訳

紙の本

アメリカからの圧力・・・という観点からひも解く戦後史

2012/11/19 10:59

19人中、16人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Fukusuke55 - この投稿者のレビュー一覧を見る

著者によれば、「高校生が読める戦後史の本」・・・というのが、出版社のお題だったそうです。高校生どころか、今を生きるわれわれ日本のオトナに取っても大変分かりやすいことに加えて、内容がなんとも衝撃的。いや、衝撃を通り越して、過激の域に突入しています。

「読んでびっくり!」

なぜ、「読んでびっくり!」かというと、本書が徹頭徹尾「アメリカからの圧力」という視点で貫かれている戦後史だからです。
少なくとも50歳未満の日本人が知らなかったこと(知ろうとしなかったこと)、学校で教わったことと違うこと、日々新聞やニュースで取りあげられている内容と異なっていることが、これでもか!というくらい登場します。
どうもこれは、現代日本にとって、タブー中のタブーだそう。

例えば、どれだけの総理大臣が「自主独立」のスタンスを示したことで、退任に追い込まれて行ったか・・・。

一応、大人なので、孫崎さんのこの主張をひとつの意見として認識し、同様に反対の立場を取る政治家、役人、経済・政治学者の主張も同様に理解する必要があるなと思いました。バランスを取ることへの強い欲求とでも言いましょうか、そんな感覚を覚えます。そのバランスを自身で咀嚼した上で、自ら判断することに尽きるのではないでしょうか。

純粋で真っ白な高校生には、本書が「すーっ」と入るんだろうなぁ。そして少しずつ歴史観というものが刷り込まれて行くんだろうなぁ。比較するのは申し訳ないけれど、中国・韓国の愛国教育というのも、こんな感じなんだろうか・・・と、ちょっと軽い懸念を覚えます。


本書を読んで、私自身は、これからのニュースに見かたが間違いなく変わると確信したし、これから学ぶ公共政策の分野についても少し視点が広がった気がします。

高校生は言うに及ばず、ものの分別がついてしまっているオトナにぜひオススメです。
私を含む、日本のオトナの皆さんが、米国に寄り添う(本書では「追従する」となっている)道を選ぶのか?自主独立の道を目指すのか?
国際経済、国際社会における米国との相対的位置づけも鑑みながら、オトナとして自分の軸をきちんと持っていたいです。

経験ではなく歴史から学ぶ賢者になりたいものです。

♯ 岸 信介さん、宮澤 喜一さんについては、総理大臣在任中の仕事、対米国の立ち位置、総理大臣になる前・なった後も含めて、きちんと勉強しようと思います。

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紙の本

日本人必読の書

2012/12/02 02:18

15人中、11人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:在外邦人 - この投稿者のレビュー一覧を見る

著者孫崎亨氏はおそらく命がけでこの本を書かれた筈。
ツイッターのフォロワーが多い事で知られるが、ネットメディアにも
しばしば出演されているのは、身を守る一つの方法のようだ。
衆議院選挙投票前に有権者必読の書。
いっそ高校の教科書にすべき内容だ。

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紙の本

日本への米国の干渉波想像以上!

2016/01/04 01:23

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:美佳子 - この投稿者のレビュー一覧を見る

孫崎享氏の「戦後史の正体」(386p)、いろいろ衝撃的でした。想像以上にアメリカが日本の内政に干渉していることが克明に記されています。ザックリまとめると、アメリカに都合のよくない政権は短命になるということ。その為に活躍したのがGHQであり、CIAであり、親米派の官僚やマスメディアでした。きっと現在もそうです。

踏んではならないアメリカの「虎の尾」とは:1.米国抜きの日本の独自外交、特に日中関係の強化や、2.日米軍の削減・または撤退、3.冷戦後は日本の経済的繁栄(これを崩すためのプラザ合意、米国債買い、TPP)です。

政権を倒すパターンは孫崎氏によると以下の通り。

1.占領軍の指示により公職追放:鳩山一郎、石橋湛山
2.検察が起訴し、マスコミが大々的に報道し、政治生命を絶つ(検察、中でも特捜部の前身はGHQ指揮下の「隠匿退蔵物資事件捜査部」で、設立当初からアメリカと密接な関係):芦田均、田中角栄、小沢一郎、(竹下登のリクルート事件もこのカテゴリーに入る可能性あり)
3.政権内の重要人物を切ることを求め、結果的に内閣を崩壊させる:片山哲、細川護熙
4.米国が支持していないことを強調し、党内の反対勢力の勢いを強める:鳩山由紀夫、福田康夫
5.選挙で敗北:宮沢喜一
6.大衆を動員し、政権を崩壊させる:岸信介(60年安保にはCIAが日本の財界を通して資金提供)。
6のパターンはイランのパーレビ国王打倒・イラン革命、エジプトやチュニジアの『アラブの春』等でお馴染ですが、岸信介の場合、自身がCIAのエージェントだったという噂もある人なので、意外でした。どうも彼の「駐留米軍の最大限の撤退(有事駐留のみにする)」と「日中貿易拡大」路線がアメリカの逆鱗に触れたようです。
これに比べれば鳩山由紀夫の「最低でも県外」という要求など可愛いものですが、あっさり葬られましたね。


「米国からの圧力」を軸に戦後70年を読み解く、という本ですが、実際そういう視点で戦後史を見ていると色々と辻褄が合ってきて、納得できることが激増します。今後も様々な政治家のスキャンダルがマスコミで騒がれることがあるでしょうが、その渦中の人物がどのような政治姿勢を持っていたか、米国の「虎の尾」を踏んでないかどうかを考えてみれば、でっち上げかそうでないかが見えてくるかもしれません。

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紙の本

嘘だらけの学校の教科書はいらない

2015/09/28 04:37

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:もぐぞう - この投稿者のレビュー一覧を見る

知人に勧められ読みました。
今まで学校で学んできたことは何だったのかと、ショックを受けました。日本が未だに米国の植民地だとは!この本に出会ってから、メディアの信ぴょう性を疑うようになりテレビのニュース番組(NHKも含む)を見なくなりました。見る必要性がないからです。
選挙権のある方、これから選挙権を持つ若者にも是非読んでもらいたい本です。願わくば義務教育の社会科の教材にしてもらいたい。

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紙の本

今なお続く米国による支配

2017/11/28 18:41

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:親譲りの無鉄砲 - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は、イラン大使等を歴任した元外交官であり、防衛大学校では安全保障について講じた著者による戦後の日米関係史書である。高校生にもわかるように説明をかみ砕くというのが、当初の編集方針だったとのことで、日常の話し言葉による叙述を採用することにより、読者の心理的障壁を取り除こうという工夫をしている。しかし、現役の高校生にこの内容をすんなり理解させることはなかなか難しいのではなかろうか。米国による支配の実態に対しあまりにも無自覚に生きてきた評者の様な年配が、自分の人生に重なる戦後何十年という時を真面目に振り返るのにまことによいきっかけを与えてくれるという意味で多くの人にお勧めしたい本ではある。
 研究書以外の通史的な類書としては密約問題や日米合同委員会の存在を世間に暴いた矢部宏治氏のものが最近注目を集めているが、本書は語り口の軽快さ含めその嚆矢といえる。また登場人物の評価については本書独時のcriterionが設けられている。それは、彼らが日本独自の外交路線を追求できたか、あるいはできないまでもしようと頑張ったか、という一点である。サンフランシスコ講和条約の実体とは、対米従属の原則を確約した見返りに、表面的な独立国としての体裁を整えることを許してもらった、ということなのだ。だから米国の圧力にもめげずに独自路線を貫こうというのは、高い政治理念と国民に対する誠意をもっていないとなかなかできることではない。確かに、短命内閣に終わった高潔の士・石橋湛山による政権がもし長期化できていたら、日本の戦後史も少しは見栄えがするものになっていただろう。しかしこのcriterion一点をもって人物評価してしまうと、例えば歴史的に評判のよろしくない岸信介の点数が上がってしまう。ただし、岸の目指した独自路線というものがどの程度のものだったのかを真剣に考えていないので、本書の主張は弱い。少なくとも新安保条約が退嬰的であること、決定のプロセスが極めて強行的だったことにより、彼のやったことは当時の国民の支持を得られなかったという重い事実を、著者があまり踏まえていないように思われるのである。但しここ20年は岸内閣よりも対米従属の色彩の強い政権が続いているのも事実だ。沖縄の基地問題に対する日本政府の姿勢をみれば一目瞭然である。国民の意識が変わらなければこの傾向は益々強くなることが懸念される。
 本書はともすると、陰謀論の類の一言で片づけられてしまいそうなタイプの書ではあるが、一線を画している。陰謀論ぎらいは日本に特有な現象で、米国が数々行ってきた陰謀や謀略についての知識がない日本人が大半で、この手の議論に対する免疫がないためである。本書にも言及があるが、例えば「キューバ計画」の中の一つ「ノースウッズ作戦」はケネディ大統領の裁可が得られなかったので運よく実行は免れたが、紛れもなく実際に米国軍部が大真面目に計画立案した偽旗謀略計画であった。その事実をほとんどの日本人は知らない。この作戦の詳細をみると911との類似性がはっきりと指摘できる。911を実行したテロリストたちを米国は国の敵と認定したわけだが、それと同様の行為を平気で行う公的機関を米国自体が保有しているわけである。一方米国には、時々の米政府の陰の部分を日の下に晒すことを主眼にしたハワード・ジン他の歴史著作も多数ある。残念ながら本書はその向こうを張る歴史書と迄はいかない。そんな本格的な現代史書が日本にあったらよい、としみじみ思った。

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紙の本

生の日本史

2017/07/29 23:52

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:栞ちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

外交官を長く務めた作者ならではの、生々しい日本の歴史が書かれている。
作者のいうところのアメリカの圧力・諜報活動について、確かにそういう事柄もあるのかもしれないと思いつつ、アメリカの意向が、どのように日本の政治家や官僚を動かし、具体的な歴史の事実に結びつくのかが語られていないので、すべてを信じることはできないというモヤモヤが残る。

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紙の本

日本は戦後からこうしながら続いているんだ

2015/10/15 06:57

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:タヌ様 - この投稿者のレビュー一覧を見る

外務省官僚はそれなりに自分の時間をとり外交という職務上、どしても歴史や国際法の知見を身につける必要があるわけで、ここに書かれているのは断定的判断のすべりはあるものの、大方の流れとしては、このようなことであったのだろうという見方を心底に持っていても不思議ではない。
むしろ、この内容を驚くべきと書く書評の多さと本書が暴露ものであるかのように一般に受け止められている認識である。
いかにテレビや報道が正義の味方についているかのようにふるまいながら、実は保身にはしるものであるかは理解してほしいけれど。いともたやすく生贄は生まれてくるのである。それが日本にとってどれほどの損失であるか。
今まで知らなかった方がおかしいのである。このような側面をわかりながらも日本は外交を進めるのが現実である。

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2012/09/08 21:41

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2013/02/14 22:01

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2012/10/01 12:41

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2012/10/23 16:32

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2014/08/16 11:52

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2014/02/01 18:02

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2014/05/17 16:02

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2013/07/11 09:23

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