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紙の本
あとかたの街 1 (KCDX)
著者 おざわ ゆき (著)
【日本漫画家協会賞大賞(第44回)】【「TRC MARC」の商品解説】太平洋戦争末期の昭和19年、名古屋。優しい父と強い母、そして四姉妹の女系家族。木村家次女・あいは、国...
あとかたの街 1 (KCDX)
あとかたの街(1)
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- 税込価格:3,740円(34pt)
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商品説明
【日本漫画家協会賞大賞(第44回)】【「TRC MARC」の商品解説】
太平洋戦争末期の昭和19年、名古屋。優しい父と強い母、そして四姉妹の女系家族。木村家次女・あいは、国民学校高等科1年生。
青春真っ只中にいるあいの関心は、かっこいい車掌さんに出会ったことや、今日の献立のこと。自分が戦争に参加しているなんて気持ちは、これっぽっちもなかった――。
しかし、米軍にとって名古屋は、東京や大阪と並んで重要攻撃目標だった。
少女・あいにとって、戦争とは、空襲とは、空から降り注いだ焼夷弾の雨とは、一体何だったのだろうか。
太平洋戦争末期の昭和19年、名古屋。木村家次女・あいは、国民学校高等科1年生。青春真っ只中にいるあいの関心は、かっこいい車掌さんに出会ったことや、今日の献立のこと。自分が戦争に参加しているなんて気持ちは、これっぽっちもなかった――。しかし、米軍にとって名古屋は、東京や大阪と並んで重要攻撃目標だった。少女・あいにとって、戦争とは、空襲とは、空から降り注いだ焼夷弾の雨とは、一体何だったのだろうか。【商品解説】
目次
- 一番鶏
- 少国民
- 戦争ごっこと男の子
- あいの針仕事
- 勤労乙女
- 飛来
- 名古屋生まれ
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電子書籍
戦争ものというだけで
2017/06/07 17:56
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:pope - この投稿者のレビュー一覧を見る
戦争ものというだけでゲタ履かせてもらってるような評価だなぁと思いました。
ものすごく絵がヘタ。なんでみんな鼻が無いのだ。
父親なんて学生にしか見えない。
あと路面電車の横走るとか車掌さんに食べ物ねだるとかいくらなんでもあり得ない。
電子書籍
名古屋が舞台
2023/10/21 21:40
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:アコ - この投稿者のレビュー一覧を見る
昭和19年から始まる太平洋戦争の話。名古屋に住むあいが主人公で、学校が無くなり工場で働くことになったり妹が疎開する事になったりと少しずつ厳しくなってくる日常が描かれる。怪我をしてもろくに治療をしてもらえなかったり痛そうで嫌だなと思った。家族みんな無事に終戦まで乗り越えて欲しいけどどうなるのか分からなくて気になる。
電子書籍
昭和初期
2022/12/10 13:02
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やぬし - この投稿者のレビュー一覧を見る
戦時中の日本のお話ですね。と言っても、ほのぼのとした内容です。貧しいながらも頑張って生きる日常って感じかな。
紙の本
色んな感想があるようですが、
2016/12/01 11:13
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夜メガネ - この投稿者のレビュー一覧を見る
これは作者さんの両親(今作はお母さま)の体験をまとめるべく描かれたもの。
そうすると「二番煎じ」や「こうのさんのパクリ」は違うのではと思います。
舞台も全く違いますしね。
あとがきにある通り、東京・広島・長崎以外の地方での戦争体験というのは埋没しがちです。
そこを描きたかったのはよくわかるし、地域差というのもあって然るものだと思います。
戦争作品に「衝撃」度を求めている読者がいることが私にはショックでした。
「…エンタメじゃないんだぞ。」とつい、思ってしまったのです。
電子書籍
やわらかな絵で伝える戦中物語
2016/11/26 07:15
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:アルファ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ああ、無謀な戦争って嫌だな...と思わせてもらえる佳作。リアリティのある戦時中のエピソードが、口当たりの良い絵で包まれて伝えられる。
紙の本
名古屋を舞台に庶民の戦争
2022/11/01 16:07
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
『凍りの掌』で、父のシベリア抑留体験を描いたおざわゆきさんが、今度はお母さんに話を聞いてまとめた記録。
大都市の名古屋の戦中の様子が1944年から描かれる。1巻は最初の空襲の前。じわじわと、戦況の悪化を感じる主人公のあいは国民学校高等科1年。少女の目から見た銃後の様子が描かれ、戦争を知らない現代の人間も感情移入しやすい。つらいがぐいぐい引き込まれる。
末尾を読むと、おざわさんがかなりきちんと取材して、史実に忠実に描いていることも分かる。
電子書籍
まだ身近に生きている人の話
2017/02/28 04:25
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Ladybird - この投稿者のレビュー一覧を見る
親世代が戦争体験していることに一瞬驚いたのですが、今の60代、50代の人の親ならありなんですね。「永遠のゼロ」も父親の戦争体験からの着想らしいけれど、親の話といったら、そんなに遠い昔の話ではない。戦争は、まだ生きている人達の実体験だったんだあと改めて認識しました。
電子書籍
身近なところを扱った戦争マンガ
2015/05/30 11:33
5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る
太平洋戦争時の日本の姿を描いたマンガだと言ってしまえばそれまでのことだが、個人的にはそれ以上の思い入れが生じてくる。
まず、主人公・木村あいが昭和19年4月に国民学校高等科に進学したということは、ほぼ私の親の世代だということだ。私も親から当時のことはいくつか聞かされたことがあるが、こうしてビジュアルとして接することはなかった。親の世代の歴史を知るという意味で興味深い。
そして、このマンガの舞台が名古屋だということが、私の興味をさらに深くする。名古屋に生まれ育った者として、今自分が生活しているところがわずか70年前(というか、自分の生まれる10数年前)にどんなだったのかを知らしめてくれるのだ。戦時中のマンガと言うと広島、長崎か東京大空襲といったところが取り扱われることが多いが、似たような体験は他の地域でもあったはずなのだ。そのことも親から聴かされていたのだが、やはりこうしてビジュアルになるとまた印象が異なる。
この第1巻では、戦時下とはいえまだ子どもにはその切迫感が薄かっただろう昭和19年当時のことが描かれている。
それでも、妹が学童疎開に行くことになったり、高等科の学生であっても勤労動員に出たりというエピソードが描かれており、徐々に昭和20年に向かっていくことがわかります。
多くの人にとってはただの戦争マンガだとは思いますが、個人的にいろいろ思うところの多いマンガです。このようなマンガと巡り会えたことを、うれしく思います。
紙の本
戦争とは何か
2016/04/29 23:19
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:suka - この投稿者のレビュー一覧を見る
昭和19年の名古屋を舞台にした家族の物語です。
配給制というあらゆる日常生活の制限を受けながらも、妹のために工夫を重ねて奮闘する姉達のたくましさが美しく、切ないです。
空襲が忍び寄るラストシーンは非常に印象的です。
電子書籍
凄い
2015/09/30 10:43
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:解夏 - この投稿者のレビュー一覧を見る
この巻だけの感想を綴っても、この作品に関しては無意味だと思う。
しかし、3巻4巻を読んだ後でこの第1巻を読み直すと、この何でもないような日常の描写に、改めて背筋が冷たくなるような凄みを感じてしまう。凄い表現者だと思う。
紙の本
想像力と表現力にかかっている
2018/05/29 22:33
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分の父親の体験からシベリア抑留記のマンガ『凍りの掌』を描いたおざわゆきが、名古屋空襲を描く『あとかたの街』というマンガを描いていました。
本屋で見て、一巻だけ買って、読んでみて、即残りの3冊をネットで注文しました。戦争体験の継承の可否は、戦争を直接知らない世代の想像力と表現力にかかっているなと思いました。