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読割 50
紙の本
ガソリン生活 (朝日文庫)
著者 伊坂幸太郎 (著)
のんきな兄・良夫と聡明な弟・亨がドライブ中に乗せた女優が翌日急死! パパラッチ、いじめ、恐喝など、一家は更なる謎に巻き込まれて…。車同士がおしゃべりする世界で繰り広げられ...
ガソリン生活 (朝日文庫)
ガソリン生活
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商品説明
のんきな兄・良夫と聡明な弟・亨がドライブ中に乗せた女優が翌日急死! パパラッチ、いじめ、恐喝など、一家は更なる謎に巻き込まれて…。車同士がおしゃべりする世界で繰り広げられる、仲良し家族の冒険譚。【「TRC MARC」の商品解説】
聡明な弟・亨とのんきな兄・良男のでこぼこ兄弟がドライブ中に乗せたある女優が、翌日急死! 一家はさらなる謎に巻き込まれ…!? 車同士が楽しくおしゃべりする唯一無二の世界で繰り広げられる仲良し家族の冒険譚! 愛すべきオフビート長編ミステリー。【本の内容】
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紙の本
どうかな
2016/05/13 14:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:レノキチ - この投稿者のレビュー一覧を見る
Low Driveまでが、つまらないし、話が長すぎで飽きる。
Parkingから、面白く読めたけど前半が苦痛に近かった。
電子書籍
荒唐無稽だけれど面白い
2023/03/19 15:06
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:トマト - この投稿者のレビュー一覧を見る
車同士がおしゃべりをする、という奇妙なお話。
新聞の連載小説だったものだが、毎日読むのが楽しみだったのを覚えています。
改めて読むと、やっぱりヘンテコな話だが読み進めてしまいます。
車好きには、たまらないかもしれませんね。
紙の本
エピローグ
2021/09/10 00:41
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
この小説のなかで、エピローグが一番……なんて書くと、作者の方に怒られそうですが……。エピローグ、良いですね!それと、モノが話したりする……と、違和感……始めだけですどんどん引き込まれます
紙の本
車目線
2016/09/26 15:23
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投稿者:端ノ上ぬりこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
緑のデミオが、持ち主望月家の生活から、様々な車達と情報交換し語っていく話。長男良夫はその名の通りお人よし、弟の亨は大人のような小学生、長女のまどかは自分の事でいっぱいいっぱい、母の郁子はいつでも安全運転。お隣の細見氏のカローラのザッパとデミオは、車の出番がない時は色々話し合う。女優の荒木翠がある日デミオに乗り、翌日トンネル事故で死亡。フリーの記者玉ちゃんこと玉田と良夫、亨の3人が事件を追うことに。いじめ、パパラッチ、著作権問題等の話題を混ぜながら物語は進む。
車の立場でのお話。読み物として面白くもあるが、だからどうだと言われれば、どうなのかなぁ・・・。
紙の本
心あたたまる?
2016/04/09 20:16
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:われもこうと - この投稿者のレビュー一覧を見る
ガソリン生活とは何か?わからずに読み進めていきましたが、
主役が登場人物の一家の自家用車。自家用車に感情が
あって乗せている家族が体験するミステリーを何だか
ほのぼのと解いていく、優しげな内容。
紙の本
ミステリーというほどでもない爽快感
2016/03/19 16:07
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:おがちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
帯には長編ミステリーと書いてあったが、他の作品ほど謎が多いわけでもない。
語り手が自動車という、いままで聞いたことのない設定だが、このことが話をより面白くする。
ある事故の真相は途中でだんだんとわかってくるのだが、その真相の証拠には文字通り仰天。
紙の本
センス溢れる良書。
2022/03/31 04:45
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投稿者:yino - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書の語り部は緑のデミオ。持ち主である望月家にふりかかる事件(?)を、自家用車の視点から追うことになりますが、あくまで読み手も「車が知り得る範囲」からしか情報を得ることが出来ない点が面白い。人間達の掛け合いも、車同士が好き勝手にあれこれしゃべる掛け合いも、伊坂節が効いていてセンスとユーモアたっぷり。また、「自身の意思で物事に介入出来ない車の主観」というのが正に読者の視点とリンクして、全編通して臨場感も抜群になっていると思います。良い本でした。
紙の本
愛車たちが駆け回る
2021/07/16 14:40
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
息を吹き込まれたかのような車たちに、愛着を覚えてしまいます。伊坂幸太郎の物語のバックには、仙台の街並みがピッタリですね。
紙の本
楽しくも怖い物語かも
2017/04/28 16:45
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:koji - この投稿者のレビュー一覧を見る
自動車が人格(車格?笑)を持っていて主人公の家の緑色のマツダデミオの目を通して全体の物語が語られていきます。
全体としてはのんびりとして楽しくもあるのですが、そこで描かれる「悪」は私たちの日常で実際に似たようなことが起こっているかなり酷いもので、それだけにより一層「悪」の存在が恐ろしくも感じられます。
人は自分がいくら普段から善を行い、他者に対して害も迷惑も与えずに生きていても、邪なものや悪しきものに巻き込まれることがあるのだと書かれていて、そのことを注意深く読むとこの作品はかなり怖い作品でもあります。
それでも、やっぱり読後感が清々しいのは伊坂さんの作品の最上の特質だと私は思っています。
紙の本
車目線
2016/10/20 21:13
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投稿者:らいぶらり - この投稿者のレビュー一覧を見る
自動車が主人公なのが新鮮。主人公ではなかったが初期の「かかし」が出てくる『オーデュボンの祈り』に似た楽しい作品。登場する人間は、善人、悪人、どちらともいえない人々。自動車からの視点なので、乗車していない間の出来事が軽妙なミステリーになっている。
紙の本
車好きは見てください
2018/11/10 21:10
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:桜 - この投稿者のレビュー一覧を見る
車が喋る物語でとても面白いと思います。
紙の本
仕掛けも面白い・・・
2016/06/30 13:05
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投稿者:FUMI - この投稿者のレビュー一覧を見る
ちょっとした仕掛け(おまけ)も面白い・・・
物語もどこか愛らしい感じがすごく安心できる作品・・・
紙の本
いろんな要素が詰まったストーリー
2016/03/29 22:37
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:えんのざ - この投稿者のレビュー一覧を見る
物にも意識がある、と改めて思ってしまいますし、
「黒ニコ」「ワイパー動く」など、クセになりそうな表現も満載。
そして、この物語もエピローグの台詞が、一番胸にきました。
人の一言って、すごい。伊坂さんもすごい。
お話のつながりはもちろんですが、
なにより、者・物同士のつながりが感じられて、
いろんな感情にさせてくれる物語です。