読割 50
紙の本
データ分析の力 因果関係に迫る思考法 (光文社新書)
著者 伊藤 公一朗 (著)
【日経・経済図書文化賞(第60回)】【サントリー学芸賞政治・経済部門(第39回)】因果関係を見極めることがビジネスや政策の成功の鍵を握る理由を、様々な実例を使いながら解説...
データ分析の力 因果関係に迫る思考法 (光文社新書)
データ分析の力 因果関係に迫る思考法
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
【日経・経済図書文化賞(第60回)】【サントリー学芸賞政治・経済部門(第39回)】因果関係を見極めることがビジネスや政策の成功の鍵を握る理由を、様々な実例を使いながら解説。さらに、因果関係に迫る最先端のデータ分析手法について、数式を使わず、具体例とビジュアルな描写を用いて詳説する。【「TRC MARC」の商品解説】
データを扱う人間はデータを見極める力を備える必要がある。シカゴ大の経済学者が豊富な具体例とともにわかりやすく解説。【本の内容】
著者紹介
伊藤 公一朗
- 略歴
- 〈伊藤公一朗〉1982年宮城県生まれ。カリフォルニア大学バークレー校博士課程修了(Ph.D.)。シカゴ大学公共政策大学院ハリススクール助教授。全米経済研究所研究員、経済産業研究所研究員を兼務。
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
データ分析について、どの本を手にとればよいか迷っている方に
2017/11/11 22:50
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:積ん読太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る
因果着目し、データを分析し、有効な政策決定を行い、実行する。
そして政策を評価する。
本書の読後感は、21世紀になったんだという感覚。
と、同時にデータ分析の重要性を改めて再認識した次第。
データ分析、と一口でいっても、一体、何を明らかにしたいのか?
本書はデータ分析によって、「因果」を明らかにすることを説明してくれます。
データ分析により、「因果」を明らかにする?
そんなの当たり前ですね。。。
いや、そんなの当たり前ではなかったのです。
「社会科学」と称する分野は。
しかし、データの管理が、紙ベースからデジタルに移行することにより、
分析対象となるデータを、整えようと思えば整えられる。
そして、それを活用し、政策決定等に生かすことができれば、
政策遂行により、より良い社会に変える可能性が高くなる。ハズ。
(もし、データ分析により、逆効果だとわかれば、
その政策を中止する判断もできる。ハズ。)
ちなみに、難しい統計に関する説明が書かれているのでは?と
と思っている方がいらっしゃっていたら、心配ご無用。
データ分析を行うための力をつける、ための本ではございません。
(データ分析を行うための力をつけるための本は、本書の巻末に紹介されてます。)
データ分析の力、を知りたいという方に
おすすめの1冊です。
紙の本
データ分析で思わぬ因果関係があぶりだされる
2018/07/29 13:45
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:つばめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ビッグデータを利用して、因果関係を見極め、ビジネスや政策決定に活用するデータ分析手法を数式を使わず、具体的事例を交えて平易に解説した著作である。現在もてはやされているビッグデータの活用法の一端が垣間見える。具体例として、電力価格と節電の関係、自動車の燃費規制が車両重量の増加をもたらした背景、税込価格表示と税抜価格表示でのスーパー売上影響度、検索表示で表示される文字の色を41種類の青色から因果関係分析により最高の青を選択したグーグルの取組み、所得税増税と勤労意欲の関係等様々な分野の事例紹介がされている。ビッグデータのデータ分析に門外漢の読者に配慮して、要約が各章の終わりに掲げられているのも好感が持てる。
紙の本
広告が売上増に寄与したのか?因果関係分析に焦点を当てたデータ分析の入門書
2018/05/31 17:11
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
介入実験と自然実験によるデータで因果を明らかにする。データの見方が変わる。複数データ間の因果関係と相関関係はどうやら別物らしいぞ…というレベルで問題意識を持ってる読者にとって、ありがたいデータ分析超入門書。データ分析を行う上で非常に重要な要素である「因果関係の有無」を調べる手法を、豊富な図を用いて解りやすく説明。巻末に更なる学習のためのブックガイドが付いているのも良い。
紙の本
勉強になる
2017/08/30 14:44
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:怪人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
同様の内容の図書に「原因と結果の経済学-データから真実を見抜く方法」などがあるが、こちらの方が体系立てて説明がなされ、理解しやすいと思う。前者は具体的テーマ事例を挙げて、この解説行いながら解法も説明するという構成だが、テーマの印象が強すぎるようだ。
一日あれば読み通せる文量だが、奥行きが拡がる本だ。経済学は文系的な現象について精査なデータをとりまとめて理系の解決テクニックで解明していくものなのだろう。良書だと思う。
スタップ細胞騒動等理系の分野では実験結果データそのものの信憑性が問われることになったりする。データの読み方もさることながら、データそのものの信頼性、信憑性のチェック方法に関する話題について1冊書き下ろされることを期待したい。
紙の本
因果関係に焦点を当てたデータ分析入門書です!
2017/12/03 08:04
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
現代社会においては、「ビッグデータ」と呼ばれる膨大なデータが存在します。しかし、その存在だけで、適切な分析をしなければ意味はありません。本書は、こうしたデータを因果関係の有無に焦点を当てて適切に分析する方法を説いたデータ分析の入門書です。例えば、ある広告があったとして、果たしてその広告が本当に売り上げに貢献したのかどうか、ある政策が実施されたことが、本当に社会によい影響をもたらしたのかどうか、といった具体的な例を挙げながら解説されていますので、とてもわかりやすいです。
紙の本
よかった
2023/04/23 14:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ねこにゃんこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
因果関係から探る分析というのは重要だと思わされる本でした。そして、データから簡単に因果関係を推測するという考えと思いきや、データから因果関係を導く難しさを改めて知りました。ディープラーニングの時代だからこそ、読んでおきたい本ですね。