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紙の本
過ぎ去りし王国の城 (角川文庫)
著者 宮部みゆき (著)
ヨーロッパの古城のデッサンを拾った中3の真は、絵の中にアバターを描きこむと、その世界に入れることを知る。真はハブられ女子の珠美と冒険するうち、塔の中に少女が閉じこめられて...
過ぎ去りし王国の城 (角川文庫)
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商品説明
ヨーロッパの古城のデッサンを拾った中3の真は、絵の中にアバターを描きこむと、その世界に入れることを知る。真はハブられ女子の珠美と冒険するうち、塔の中に少女が閉じこめられていることを発見し…。【「TRC MARC」の商品解説】
早々に進学先も決まった中学三年の二月、ひょんなことから中世ヨーロッパの古城のデッサンを拾った尾垣真。やがて絵の中にアバター(分身)を描きこむことで、自分もその世界に入りこめることを突き止める。【商品解説】
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紙の本
過ぎ去りし王国の城
2018/07/05 20:45
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ごんちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
平凡な子供が大人になる過程を異界を通して描いている作品に思えました。なんのとりえもない子供が実はすごい力を持っていて世界を救い伊音ちゃんを異界から救い出してハッピーエンドの作品が青春の一ページをみせてもらった気がしました。
紙の本
ファンタジーのなかに、リアルな中学生の人間関係が絡む。暖かいけど、リアルでもある宮部みゆきファンタジーの世界。
2023/10/16 09:51
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mitu - この投稿者のレビュー一覧を見る
高校への推薦入学が決まっている中三の尾垣真は、家の用事で訪れた銀行でその絵と出会う。
絵が上手だが理不尽な目にあっている同級生・城田珠美と、絵の中へと冒険を進めていく。
ファンタジーのなかに、リアルな中学生の人間関係が絡む。暖かいけど、リアルでもある宮部みゆきファンタジーの世界。
紙の本
裏切らない作家
2018/08/19 14:48
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
名画の持つオカルト的魔力に着想した冒険ファンタジー。
幼児虐待やいじめ問題といった社会性を孕みながら、サスペンス的要素もあり、中学生のほろ苦い青春物語にも仕上がっています。解説にある通り、「裏切らない作家」だと再認識するとともに、荒唐無稽な物語にも関わらず、現実に起きているかのように錯覚させる宮部先生の筆力に、あらためて感嘆しました。
ところで、絵の世界に入っていく3人の人生が、この事件を通して、その後いかに転回していくかも大きなテーマです。私だったら「変えないことを選ぶ」かな・・・。どうかな・・・。
紙の本
心の痛み
2020/06/29 20:02
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
最初は絵に入る方法など回りくどく感じたのですが、どんどん続きが気になってきて一気読みしました。いじめや虐待を受ける側の心の痛みが胸に迫りました。中学時代に数人の男子から悪意を向けられたことがありますが、十数年後に加害者と偶然すれ違っただけで体調を崩し、心の傷は何年経っても癒えないものだと驚きました。いじめの加害者や虐待する親にもっと罰が当たればすっきりするのに、と思いましたが、書かれていないだけで何かあったかもしれないし、そうもいかないのが世の中だとも思います。とりあえずいじめという言い方は止めて傷害罪や暴行罪、虐待をした親には厳罰を。
紙の本
中に入れる絵をめぐる物語
2018/11/11 17:28
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公は中学3年の真という男の子と城田という女の子。ふとしたきっかけで、中に入ることができる絵を手に入れた真。そこには城に囚われた女の子が!ゲーム好きの宮部さんなので、てっきり絵の中に入って大冒険、かと思ったのですが、そこは予想が外れました。城田が自分をしっかり持っており共感が持てます。結末もスッキリ。読み終えて、やっぱりうまいなぁと思いました。
紙の本
以前考えたこと・・・
2018/09/09 23:19
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投稿者:やす - この投稿者のレビュー一覧を見る
昔、そう、高校生の頃に考えたこと。
絵に中に入り込むことはできないのか・・・あの時ああしてたら、どうなったのか・・・
そんなことを、一つの小説としてまとめあげてきれた、その成果物がこの本だと感じた。
パラレルワールドはある、いや、ないはずはない!
そう思い、そのうえで、今をどう生きていくのか、しっかりと考えていきたい。
紙の本
世界を変えられるとしたら
2018/09/24 12:10
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:koji - この投稿者のレビュー一覧を見る
この作品はいかにも宮部さんらしいファンタジーだと思いました。
言わずもがなですが文章は抜群に上手いのでサクサク読めてしまい、なんだか勿体無い感じがしてしまう。
取り上げられているテーマは「いじめ」「育児放棄」「孤独死」等々、現代的ですがそれを物語の中に本当に巧みに取り込んで読ませてくれます。
そして最後にはやっぱり生きていくのに欠かせない勇気を与えてくれる気がします。
加齢せいか涙腺が緩くなったような気もする私ですが、物語の終盤で泣いてしまいそうになりました。
ある時点で自分の世界を変えられる可能性があるとして、
私なら変えることを選ぶのか?それとも変えないことを選ぶのか?
しばらく間ちょくちょく考えてしまいそうです。
紙の本
やっぱり
2022/04/20 11:26
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る
宮部さんは、この手の話は書かない方がいいと思う。
全然面白くない。
適当に、ご都合主義的に展開していく感じ。
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古城
2018/10/08 07:30
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る
古城を描かれたデッサンを拾った真。その中にアバターを書き込むことによって、絵の中に入れることを知った。