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紙の本
人魚の眠る家 (幻冬舎文庫)
著者 東野圭吾 (著)
娘の小学校受験が終わったら離婚する。そう約束した仮面夫婦の2人。そんな彼等に悲報が届く。娘がプールで溺れた−。病院に駆けつけた2人を待っていたのは残酷な現実。そして医師か...
人魚の眠る家 (幻冬舎文庫)
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商品説明
娘の小学校受験が終わったら離婚する。そう約束した仮面夫婦の2人。そんな彼等に悲報が届く。娘がプールで溺れた−。病院に駆けつけた2人を待っていたのは残酷な現実。そして医師からは、思いもよらない選択を迫られ…。【「TRC MARC」の商品解説】
「娘の小学校受験が終わったら離婚する」。そう約束していた播磨和昌と薫子に突然の悲報が届く。娘がプールで溺れた――。病院で彼等を待っていたのは、〝おそらく脳死〟という残酷な現実。一旦は受け入れた二人だったが、娘との別れの直前に翻意。医師も驚く方法で娘との生活を続けることを決意する。狂気とも言える薫子の愛に周囲は翻弄されていく。【商品解説】
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紙の本
脳死について
2018/06/20 16:46
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ねむこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
すごくまれに、記事になる日本での移植手術の話と、渡航しての手術には大金がかかる話。
ただ単に健康保険証が使えない、ってことじゃないことすら知らなかった。
この本は別に説教くさいはなしじゃないけれど、私たちはもっと「脳死」や「臓器移植」について考える必要があるのではないかと思った。
紙の本
守るべきもの
2018/06/18 10:43
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
後半は泣きながら一気に読みました。
突然襲いかかる我が子の水難事故。
そこから始まる、悲嘆、残酷さ、正当性、冷淡さ、生き恥、後悔、狂気、告白...。
この本の登場人物は皆、目の前の現実から逃げていません。その姿がどんなに見苦しくて、軽蔑されても、懸命に生きている人はフィクションの世界でさえ、本当に美しいです。
私はここまで覚悟を持って生きれているのかと自分に問いたいです。
久しぶりの東野作品。圧倒されてしまいました。
紙の本
切なすぎる
2018/12/10 01:28
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:コアラ - この投稿者のレビュー一覧を見る
読んでいて辛かった。それでも途中で止めるわけにはいかなかった。小説の中の話とも他人事とも思えなかった。悔しいけど泣けてしまった。どうしたらいいんだろう。自分だったらどうするだろう,何ができるだろうとなんども自問してしまった。悔しいけど冷静な書評が書けない。辛かったけど,最後はちゃんと救われる。伏線貼りまくりの東野圭吾,凄すぎる。
紙の本
考えさせられる一冊
2022/04/29 13:34
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ランディ・B/M - この投稿者のレビュー一覧を見る
東野圭吾作品は大好きで愛読しているが、ガリレオシリーズのような推理ものと、手紙やこの本のような社会ものがあり、どれも読みごたえがあるが、社会ものはつくづく考えさせられる。自分が脳死になったら臓器を使ってもらってもいいと思うが、意思表示はしていない、自分の子供が、家族がそうなったら果たしてそうできるのか。そういう立場にならないとできないのだろうか。それでいいのだろうか...
紙の本
重い
2022/04/18 15:55
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:MR1110 - この投稿者のレビュー一覧を見る
脳死や臓器提供がテーマの物語。しかもその対象が子供ということもありかなり辛い内容です。提供する側される側、日本と海外の違い。答えの無いテーマです。
紙の本
映画館で見たかった
2021/09/18 22:57
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:映画好き主婦 - この投稿者のレビュー一覧を見る
映画公開中、とても気になっていたけど見に行けず、それでも気になって小説を購入。
読み出したら止まらなかった。
何度か涙が出そうになり、読み終わった後は
我が子が健康に育ってくれている事にひたすら感謝した。
多くの人に読んでほしいです。生きているだけで幸せなんだと感じる小説です。
紙の本
本当の生とは何なのか。
2021/01/29 17:47
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:優乃 - この投稿者のレビュー一覧を見る
医療の進歩は沢山の可能性を生み出しました。
ただそれが本当に幸せに繋がる結果になるのかどうか、その点は難しい問題だと思います。
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子供は居ませんが…
2020/06/01 19:07
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ワッフル - この投稿者のレビュー一覧を見る
私には子供が居ませんが、もしも自分の子供だったらどうしただろう…と考えずにはいられない内容でした。臓器提供という重い内容にも関わらず、登場人物それぞれの視点での描写にどんどん引き込まれ、早くページをめくりたいという思いを掻き立ててくれます。読み終えた後は、登場人物夫妻のいのちの選択を応援したくなりました。
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想像と創造
2019/06/18 22:58
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
東野圭吾の『人魚の眠る家』を読みました。
人の死とはどういうことか、という重いテーマを扱いつつ、ストーリーの面白さも備えている。
読み終えた後に、ほっとできる。
さすが東野圭吾、という作品です。
脳死と脳科学、臓器移植を、実に多様な視点から掘り下げていて、さすが、理系のミステリー作家の東野圭吾。
なんか、「さすが」を連発していますが、超売れっ子で、水準以上の作品を連発する東野圭吾はすごいなあと思います。
話を戻して、こういうテーマをこんな描き方が出来るのは、フィクションであること、ストーリーを創っていることの強みだなと思います。
想像と創造が、現実よりも真実を衝くのかもしれない。
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私ならどうするか
2019/04/14 12:25
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:骨なしチキン - この投稿者のレビュー一覧を見る
脳死判定に関わる内容。自分にも子供がいるので、もしその立場なら…と、置き換えて読んでいました。技術が今よりもっと進んでいれば、薫子のような行動をとったのかもしれません。最も、お金が潤沢にあればですが。しかし、気持ちは痛いほどわかります。ところで、表紙の絵が美しくて好きです。
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脳死について考えさせられる
2019/03/01 14:31
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:touch - この投稿者のレビュー一覧を見る
映画化されて気になっていた。
東野圭吾氏の作品なので、ミステリーかと思っていたが・・・。
もしも我が子が「脳死かもしれない」と告げられたら、どうするだろう?
日本における脳死判定のあり方など、知らないことが多く、とても考えさせられた。
海外へ行って臓器移植を行うことにも切り込んでいて、問題を更に深掘りしているのも素晴らしい。
もしかしたら、作者が言いたかったのは、こっちの方かもしれないなとも思った。
東野圭吾氏らしく、新章房子がボランティアに参加するところは、ミステリーっぽくもある。
また、プロローグとエピローグが繋がっているところもニクイ(ちょっとオチが綺麗すぎるが)。
リーダビリティに優れていて、スラスラと読め、最後に救いもあって、読後感もよい作品だった。
※若干、薫子のヒステリーっぽい言動には辟易するところもあったが(笑)。
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永遠の課題ですよ
2019/02/26 20:01
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
何を以て人の死とするのか…仮に政府が定義したとしても、日本医師会が全面協力と宣伝しても、本人以上に家族…特に幼い子供を持つ親たちは、脳死を人の死と定義できないのだという事と、「それなら人の『生きている』の定義は何!?」って改めて考えさせられる。。。
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心揺さぶられる1冊
2018/11/23 01:59
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:きのこごはん - この投稿者のレビュー一覧を見る
脳死、臓器移植、愛する人の死について考えさせされた。
身近な人が意識不明で脳はほとんど動いてなくて、でも心臓は動いてるし温かいとなったら薫子と同じく生きてると思ってしまう。
特殊な機械を使って筋肉を動かしたりする説明も難しいはずなのに、東野さんの文だと分かりやすくて読みやすかった。
機械を使って延命処置をしていつか目を覚ますことを願う、これは願う側のエゴなんだろうか…切なくて心揺さぶられました。
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安定
2018/11/01 22:29
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Gam - この投稿者のレビュー一覧を見る
引き込まれた。さすがに安定して読みやすい。途中少し気持ち悪い展開がありますが。
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脳死の受け入れ方。
2018/07/18 11:51
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ライディーン - この投稿者のレビュー一覧を見る
話がヘビー級に重い。
親の、特に母親の子供への想いが凄い。
狂ってでも守らないといけないものがある、と言うのは親ならば当然に兼ね備わってる感情なのかもしれない。
狂えるかどうかは、その人の理性にもよりますが。
特に、薫子と刑事のやりとりが印象的。
プロローグもしっかりと回収して、ラストは良かった。