紙の本
よかった
2018/11/30 08:14
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投稿者:R - この投稿者のレビュー一覧を見る
朝ちゃんが高校に入学して、変に格好つけていまいちで落ち込んでしまったり、朝ちゃんの友達の女の子の今の子っぽい通じない感じとかがすごくリアルで、自分は経験していない事なのに「あるあるー!」と思ってしまいます。macのくだりとか、すごくよかったです。
紙の本
2人がどう成長していくのか楽しみ
2018/12/09 11:07
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投稿者:はいね - この投稿者のレビュー一覧を見る
く~ヤマシタさんの感じは解る・・・けど解決策は解らないジレンマ。
いろんな人がいると分かっていても納得できるかは別物だし。
お母さんと妹の槙生は両極端の別物だもんね。
電子書籍
違和感
2019/05/06 23:43
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投稿者:pope - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり。
高校に入学した朝が、目立ちたいために自分の両親が亡くなって叔母と暮らしているといってしまったと落ち込むのがものすごい違和感。
両親の死を目立つためのネタにできるほど日にち経ってないと思うんだが・・・
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入学式。
目立ちたくて失敗してしまった朝。
それを槇生ちゃんに相談する素直さ。
少しづつわかってくる朝と実里の母娘関係。
ひとりでいたい槇生と寂しさを感じる朝の砂漠。
そして、なんだかふあんになってしまったのが朝とえみり。
「無条件でなんかしてくれる人たちをなくしちゃったんだからあたしがそうしてやんなさいって」
これ…だめだよな…。
でも、軽音に入ったのはちょっとワクワク。
ラストに出てきた弁護士さんもいいキャラでこれからも楽しみ。
早く続きが読みたい。
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すごい。
登場人物全員に、それぞれの思いと考えと個性があって、人間社会そのものを最小人数で描き出している感じ。
痛みを知っていて、ちゃんと人間らしくて、不器用で、優しくて、でも身勝手なところもあって、愛おしい。
生きるって息苦しいけど、前に進んで行かなきゃって気になる。
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無条件に何でもしてくれる人、なのか、親は。朝が失ったものを考える。模索しているところ。死んでいようがいまいが、自分の人生なのだと、気付かせてくれる人はなかなかいないし、好きにやりなさい、味方だから、と言って、自分の意図に沿わないものは認めない人が多い。槇生ちゃんは超越しているが、それは人との距離感が人一倍必要な人だからか。えみりが今後どう出るか気になる。朝とずっとぶつかっていける存在であれ。弁護士さんと笠町くんのことも気になる。弁護士さんなんだかキャラ濃さそう。
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今巻も良かった…
干渉されるのは鬱陶しいけど自由にしていいと言われるのも寂しく不安に思うのわかるなー。私は朝と違ってもう大人だけど。
お節介や助言は親の愛だと思うけどそれに強制さが出てしまうと良くないんだよな。でもその境界は受け取る側によるから難しい
新たに弁護士先生が出てきたけどまきちゃんと何かあるかな。
あと本筋に関係ないけどカバー絵のまきちゃんの色合いとても好き
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「完璧なものを与えていれば、完璧な息子になると思ってた」
笠町の母を思い出した。両親を失った朝の孤独。
でも、その両親の干渉は愛情だったのか。
彼らの信じる正しさで選択の自由を奪う干渉は愛情なのか。
干渉が愛情だって錯覚してるのはぼくもだったな。
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今回も良かった
朝ちゃんがジタバタしたりぐるぐるしたりしながら少しずつ消化していく様は、苦しいけれどエキサイティング
失ってしまったから、騙されていれば良かったのに、見えてきてしまうものがある。
気付かずに大人になってから向き合う人も多い中で、突きつけられてしまうのは大変だろうけれど踏み出すチャンスでもある。
とってもおそろしいけれど心地よく眩しくもある。
一人の人間として立つことは苦しいけれど、だからこそ築ける関係がある。
時々挿入される槙生ちゃんの女子高生時代の風景も良い
大人にとっての高校生時代
わたしにもそうやって思い出す景色がある
そんでその流れでくる15話がとても好きです。
ヤマシタさんらしい、とてもいいズレ感の塔野さん
とってもかわいいし3人の距離感がとても良くて何度も読み返してしまう
そしてがんばってる笠町くん
大人だって傷つくし、大人だってドギマギしながら生きてるわけですが
子どもみたいに甘えるのはむずかしいのだよな
手を伸ばせる相手がいるかどうかで
生きやすさは変わるのでしょう
次巻もたのしみ
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子供がいいと思うバンドを揶揄したり、入る部活ですらアドバイスという名の強制をしたり。かと思えば「やりたいことは何でもやりなさい」と言う。
あ”ーーーーー耳が痛いーー。
槙生は朝の息苦しさを理解できないと言う。
「あなたとわたしは別の人間だから」
でも「少なくとも …あなたが健やかで悲しくなくいてくれればいいと思ってる」
朝は「いやだ さみしい」と感情をぶつけるけど
きっと槙生は朝の砂漠を理解してくれているのだ。
笠町くんと槙生と朝の3人が ぎゅうぎゅう詰めのソファに座って朝の好きなバンドのベースの良さを語り合うシーン。
これだ、と。
私が「子供には斜め上の大人が必要だ」と考える理由が描かれている。まるで小説のように。
この夜、朝は、自分だけが知らない国にいるのだというような心地で眠らない夜を過ごした、というのが何よりの証拠。
槙生が朝を子供としてではなく、一人の人間として尊重していることを 朝が分かってくれる日が来ますように。
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-彼女はわたしのさみしさを受け入れてくれたが
理解はしなかった
-わたしを愛していなかったが
好ましく思っていると彼女は言った
-わたしを家に引き入れたのに
ひとりでいたがった
-わたしの感情が わたしだけのものであるように
彼女の感情も また 彼女だけのものだった
-違う人間だった
この作品は全体が詩のようだ。
詩的な文章が並んでいるから、というだけでなくて
上手く言えないが詩のような語りかけで訴えられている気持ちになる。
槙生ちゃんは人がいるだけで苦痛だというのに、がんばってて偉い。
大人としての矜持だけですべての苦しみに耐えているような。なぜそれが出来るのだ。俺にはできない。できるようになりたい。
新キャラの弁護士がいい味だしてて好き。
「朝は無条件でなんかしてくれる人たちをなくしちゃったんだから、あたしがそうしてあげなさいって」
「だからー、あたしはいつでも無条件で朝を助けてやろって思ったの!!」
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2018/11/13
毎回毎回本当にもっちりとした重みがある。
ずっしりだとちょっとしんどめだけど、しんどくはない話だからもっちり。みっちりでもないんだよなー
朝が高校生になりました。
高校生って謎だよなぁ、多感過ぎるんよなー。
マキオさんは相変わらず綺麗なし、笠町くんタイプだし。
弁護士さんもイケメンだし、、ヤマシタさんの描くデカイメンズはまじでツボ。
さみしいっていう気持ちって受け入れられる事とか理解されることはあっても、それを掬いとってどうにかしてもらうことって出来ない気がする。プラスワンでだれかにどうにかしてもらう感情でなくて自分で折り合いつけるしかなさそう。
とか思った。
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受け入れるけれど、理解しない。
愛していないが、好ましい。
引き入れたけれど、一人でいたい。
近くて遠い、他人との距離。
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高校生になった朝。槙生に気持ちを投げかけるも、思った反応が返ってこなくて、いらだち、傷つき。理解はされずとも受け入れてくれるラインで自分を納得させ。槙生も、自分が15のころ、何を考えていたか思い出せず、戸惑い、猛烈にひとりになりたかったり、朝の反応の理由がわからなかったり。好ましく思うがあなたとわたしはべつの人だからという基本スタンスは変わらず。最後のほうの、牡蠣を手土産に遊びにきた元カレと槙生と朝の3人で、ライブビデオを見てるのんびりした空気感がいいなあ、と。
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11〜15話
「わたしとあなたは他人だからね わたしが何者でもあなたが目立ったことにはならないよ」
「いたところであなたの人生だけどね」ってもう槙生ちゃんさいこうか。
槙生ちゃんの、言葉で尽くそうとする感じ好き。もう恋してる。
最後の、笠町くんの慰め方も槙生ちゃんの慰められ方もすてき。
弁護士さんと笠町くん、どうにかなっていくのかなー。
次が楽しみ。