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紙の本
続けて読むと味わいのある絵本その1:変わりゆく世界の中で
2009/09/10 00:04
10人中、10人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:wildcat - この投稿者のレビュー一覧を見る
「一色にしか染まれない存在」と「何色にでも染まれる存在」と
あなたは、どちらになりたいだろうか。
たいていはないものねだりで、
お互いをうらやましがっているのかもしれない。
『じぶんだけのいろ』と『ぼくはカメレオン』、
同じカメレオンが登場する2冊の絵本で、
おもしろいことに、この反対現象が起こっている。
本書のカメレオンは、それぞれじぶんのただ一色の色を持っている
他の動物がうらやましくてしょうがない。
見開きで、背景色と同じ、
黄色、緑、水色、紫に、染まってるところは、本当に綺麗なんだけど、
そのときの当のカメレオンにそんなことを言ってあげても、
きっと、悲しく首を振るだけなんだろうな。
虎の上ではしまもようにすらなってしまう。
本人(本カメレオン?)は、真剣だから笑ってはいけないのだが、
虎のしっぽの上に座ってこんな独り言をいうのは、
かわいくて、せつなくて、けなげで、
でも、やっぱり、少し、こっけいなのだ。
「もし ずうっと はっぱの
うえで くらしたら いつ
までも みどりいろ,ぼくも
じぶんの いろを
もてるって わけだ。」
葉っぱとともに、当然、彼は変色していく。
素敵だと思うんだけど、やっぱり素敵と言っても、
カメレオンは聞いてくれないだろうな。
冬の夜と一緒にまっくろになっている。
このまっくろは、落ち込んでしまったカメレオンの心の色なのだ。
救ってくれるのは、やっぱり、仲間。
そのままの自分のままで、ともに生きていく相手を見つけたのだ。
「変わるもの」と「変わらないもの」の意味についてしみじみと考えた。
ひとりがせつなくなったときに開くと、なんだか元気になる1冊である。
さて、もう一匹のカメレオンはどうしているだろうか。
(『ぼくはカメレオン』の書評へ続く。)
紙の本
大人に
2016/11/27 05:54
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽぽ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ぜひ子供と一緒に大人のかたにも、じっくりと読んでもらいたい1冊です。とても考えさせられますし内容が深いです。
紙の本
なるほど!
2020/11/25 11:19
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:owls - この投稿者のレビュー一覧を見る
色がまわりの環境によってかわってしまうカメレオンが、さがしあてた自分だけのいろ。なるほど! その発想の転換にはっとします。 そして、色がとにかくきれいです。カメレオン、あまり好きではなかったのですが、この絵本にでてくるカメレオンの絵は好きだなと思いました。
紙の本
自分の色を探して
2015/08/12 22:32
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:きらきら - この投稿者のレビュー一覧を見る
「自分探し」はレオ=レオニが読者によく投げかける課題。
きっとこれは永遠の課題なのだと思います。
自分の色が持てないカメレオン。
悩んで、悲しんで。これは私たち人間でも「自分探し」をする上で避けられない道。
壁に突き当たった時どうするか、どう考えどう行動するかで、その人(カメレオン)の人生が変わるのだと思います。
この絵本に限りませんが、美しい挿絵に易しい数少ない言葉で成っているレオ=レオニの絵本が、私たちに問いかけるものはとても奥深いと思います。
子供にも大人にも読んでもらいたい一冊です。
紙の本
自分探しのお供に
2004/07/23 13:58
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ケイ - この投稿者のレビュー一覧を見る
他の動物は自分だけの色を持ってる。
でも、僕は周囲の色に染まってしまって、自分だけの色がない。
自分だけの色を探すカメレオンの話です。
一箇所にとどまっておけば一色になれると思って葉っぱの上に
とまっていたら、緑になり、黄色になり、赤になり、
やがて茶色になりました。
そんな僕が最後に見つけた「自分だけの色」は…
とっても心が優しくなれる答えでした。
子供が読んでも楽しめるけど、
自分探しをしている大人に読んで欲しい一冊です。
紙の本
自分の色探しの色覚え絵本
2022/08/23 22:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ルリノツキ - この投稿者のレビュー一覧を見る
乳幼児さんが色を覚えるのに役に立ちます
それだけの絵本ではなく
周りの色に合わせて自分の体の色が変わるカメレオンが
自分だけの色を探して試行錯誤するお話です
ほんわか系です
紙の本
自分ってなんだろう
2022/05/21 20:08
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
個性を大切に。自分の色を大切に。と言われるけど、自分の色って?
そんなことを考えさせる絵本。
レオーニの絵本は単純に見えてすごい哲学がつまっている。
そして、版画の美しさは言うまでもない。
紙の本
色使いに透明感
2016/06/24 07:28
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:冬みかん - この投稿者のレビュー一覧を見る
内容はシンプルに描かれているだけに、奥深いものを感じますが、あまり深く考えず、色の綺麗さとか堪能したら単純に楽しめる作品だと思います。
紙の本
好き
2016/01/30 08:44
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
わたしが好きな絵本です。
いろいろないろにかわることができるカメレオンくん。
自分探しってこどもにはすこしわからなかったかもしれません。聞くのは聞いていましたが、多くくなるとまた反応が違うかなと思います。
紙の本
自分の色探して
2018/11/01 10:55
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちひろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
レオレオニの、色の綺麗なカメレオンが印象的な絵本です。生き物たちは皆自分の色を持っているけれど、自分の色を持たないのはカメレオン。そんなカメレオンが、自分の色を持とうとしますができません。でも一緒に変わってくれるカメレオンと出会います。
いいと思うのですが、2歳の娘は全く興味なさそうでした。