「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
紙の本
東京會舘とわたし 下 新館 (文春文庫)
著者 辻村深月 (著)
昭和46年、新館への建て替えを経た東京會舘。緊張で肩を震わす舞台女優、東日本大震災の日、直木賞授賞を知らされた父子…。東京會舘の歴史を下敷きとした、優しさと慈しみに満ちた...
東京會舘とわたし 下 新館 (文春文庫)
東京會舘とわたし 下 新館
紙の本 |
セット商品 |
- 税込価格:1,606円(14pt)
- 発送可能日:1~3日
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
昭和46年、新館への建て替えを経た東京會舘。緊張で肩を震わす舞台女優、東日本大震災の日、直木賞授賞を知らされた父子…。東京會舘の歴史を下敷きとした、優しさと慈しみに満ちた物語。〔毎日新聞出版 2016年刊に新章を追加〕【「TRC MARC」の商品解説】
井上靖、三島由紀夫らの小説でも描かれ、越路吹雪も長く會舘でのショーに出演。
1970年代はじめに改装。平成では東日本大震災の夜、帰宅できない人々を受け入れ、その翌年には万感の思いで直木賞の受賞会見に臨む作家がいた。
そして新元号の年、三代目となる新本館が竣工する。
解説 出久根達郎
デビュー15周年。著者が初めて挑戦した感動の大河小説です。【商品解説】
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
現存する建屋は3現代目
2023/05/30 15:45
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
波乱万丈の東京會舘の歴史を従業員の視点で瑞々しく描かれます。大正11年に創業した東京會舘は、関東大震災と戦争を経験し、現存する建屋は3現代目です。
紙の本
1ページが1ページが愛おしい
2023/01/06 13:04
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
東京會舘に関わった人々の人生をかいま見るうちにページをめくっていて幸せな気持ちになってくる稀有な作品。
下巻で一番印象に残ったのは小説家を目指す小椋と両親の断絶のエピソード。
両親が自分たちが極めて狭い世界だけの住人である事に気付かない、息子も自分たちのコピーであるかのように思っているのが…
特に父親。娯楽=悪いこと
息子は自分と同じく県庁に勤めるのが当然だと思っている。
これは小椋のような魂の持ち主にはたまったものではない。
小椋の直木賞授賞式、親子の決別も再会も東京會舘。
その様子を見届けた東京會舘。
親子の運命の場所であれた事を誇りを思ったに違いない。
紙の本
是非、訪れたい
2020/04/03 09:50
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まおり - この投稿者のレビュー一覧を見る
東京会館の人々の素晴らしさに是非、主人と訪れたくなりました。
色々な人とスタッフのかかわり方に感動。大変さも実感。
本を読んでこんなに行きたくなるのは久しぶり。
本にでてるマロンシャンティを食べたい!!
スタッフの温かさに触れてみたい。私も思い出を作り上げたくなりました。
次回東京に行く時は必ず訪れます。
紙の本
デビューして15周年を迎える辻村氏の記念碑的作品です!
2019/09/06 21:57
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、若手作家の中では非常に広い人気を得ている辻村深月氏のデビュー15周年を飾る記念碑的作品です。同書は、歴史小説で、辻村氏とっては初めてのこの分野での取り組みとなります。大正11年に丸の内で創業した東京會舘ですが、これまで多くの結婚式や数々のパーティなどで使われてきました。そして、震災や空襲、GHQに接収などにも翻弄されましたが、その昭和時代を振り返ります。ぜひ、多くの方々に読んでいただきたい作品です。
紙の本
リサーチ
2022/11/02 04:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:テラちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
東京會舘の歴史を綴りながら、辻村深月さん自身の想いを盛り込んでいく著書の下巻は、直木賞の受賞がクライマックスになるのだが、同時に様々な人たち……三島由紀夫らにも愛された、この会館の姿がクローズアップされていく。著者の思い入れがたっぷりと描かれていて読み応えがあり、3回目の、つまり現在の建物へと移り変わる経緯も興味深い。上巻は古い出来事が詳述されておらず不満を覚えたが、それはそれ、さすがに直木賞作家だけのことはあると考えが変わった。