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商品説明
数多ある警察小説を黎明期から覚醒期まで3期に分け、各時代の名手による傑作短編を厳選したアンソロジー。信念を貫きながら組織で揺れ動く等身大の刑事の姿が、多彩に浮かび上がる。【「TRC MARC」の商品解説】
黎明/発展/革新の3部構成で各時代に輝く傑作を選び抜き収録。警察小説史に残る作家を網羅したファン必読の一冊。組織での事件捜査を描く王道から、女刑事が主人公の作品、非番の一場面を描くものまで、広く警察の魅力と個の抱える葛藤をたっぷり味わえる。【本の内容】
黎明/発展/革新の3部構成で各時代に輝く傑作を選び抜き収録。警察小説史に残る作家を網羅したファン必読の一冊。組織での事件捜査を描く王道から、女刑事が主人公の作品、非番の一場面を描くものまで、広く警察の魅力と個の抱える葛藤をたっぷり味わえる。【本の内容】
収録作品一覧
声 | 松本清張 著 | 9−90 |
---|---|---|
放火 | 藤原審爾 著 | 91−114 |
夜が崩れた | 結城昌治 著 | 115−155 |
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紙の本
いつの世も
2024/01/23 11:51
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
警察小説って人気のあるジャンルだよね。
操作手法や手段は変わっても、やっぱり地取りとか聞き込みとか
そういう地味な作業があったり、人間関係があったり、
そういうのが書きやすいのかな。
紙の本
警察小説
2023/12/31 19:25
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
警察小説が隆盛を誇るようになった、昭和から平成にかけての作家が短編を寄稿しています。所属との連絡手段が、今とだいぶ違うと思ったりしています。やっぱり聞き込みを第一とするのは、時代が変わっても基本中の基本なんだなと感銘を受けました。
紙の本
ネタバレ多少あり
2023/11/10 20:25
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:うさぎのみみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「葛藤する刑事たち」というタイトルがまず良いなと思いました。
刑事もの(警察物)小説が確立されて一つのジャンルになったのは、ここ二十数年くらいらしいのでその歴史が読めると思います。
松本清張『声』
初めて松本清張先生を読みましたが、さすがに時代は古くても重みのある文章でした。交換手というのがギリギリ私くらいで分かる年代かな…
大沢在昌『老獣』
ちょっとSFチック?よく読む大沢先生のタッチとは別物かな。
逢坂剛『黒い矢』
逢坂剛先生は百舌鳥シリーズのイメージが強かったのですが、コミカルな話も書かれるんですね。
今野敏『薔薇の色』
連続刑事ドラマの合間に入るちょっとコミカルな一話のような感じで面白かったです。
紙の本
ショーケースには代表的な作家が並んでいる
2019/12/28 18:06
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ドン・キホーテ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書はタイトル通り、警察小説のアンソロジーであり、中でも刑事の人間模様を共通項に集められたものである。警察小説を大きく時代別に分割している。黎明期、発展期、覚醒期の3つである。黎明期には松本清張、藤原審爾、結城昌治、発展期に大沢在昌、逢坂剛、今野敏、覚醒期に横山秀夫、月村了衛、誉田哲也という並びである。
読んでみると、それぞれの時代背景が色濃く投影されていることが分かる。松本清張は警察小説の先駆的な存在であるが、トリックなどの細かい部分に優れたアイデアがふんだんに盛り込まれている。今野は湾岸署の安積警部補を主人公としたシリーズでお馴染みの刑事たちの捜査能力のテストを試みている。
横山秀夫はこれもお馴染みの平野瑞穂が登場する。防犯訓練に関する情報が外部に漏洩するという事件であったが、やはり犯人は銀行絡みであった。これだけ代表的な作家の作品を読了すると、警察小説の面白さがよく理解できよう。しかもショーケースには作家の名前が陳列されている。材料は揃っており、読者としては後は自分の趣味に合った作家を探して読んでいくほかはない。