初恋王子の甘くない新婚生活【イラストあり】

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投稿者：まぐろ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

名倉先生の年上溺愛攻めと聞いて購入しました。
さすが名倉先生です。
年上溺愛攻めの安定感がすさまじい。
といっても、今作では徐々に糖度が増していく感じなので、溺愛になるのは中盤以降ですね。
最後はどろどろに甘やかしています（笑）
13歳差という歳の差もよかった。

受けのおかれた境遇といい、少しせつなくなる場面もありましたが、元気いっぱいで健気な受けのおかげでお話はそんなに重く感じません。

攻め受け両方の視点があるのはありがたく、受けは最初から攻めへの愛が伝わってきて、攻めは徐々に受けへの愛を深めていくのがわかりました。

名倉先生の年上溺愛攻めで、また好きな作品が増えたことに感謝です。

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投稿者：チクワ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

好きな名倉さんの作品がまた増えました。
母の身分が低く市井でほぼ庶民の暮らしをしていた王子と、若いながらも立派に領地を治める領主のお話です。
幼い頃から憧れていた相手との望まれた縁談だと喜んで嫁いでみたものの、実はそんなことはなく逆に厄介ごとと思われているなんて可哀想で切ないスタートでしたが、名倉さんを信じて読み進めれば良いんです。
市井育ちの受は気位の高い王子ではなく、攻側の嫌がらせを意に返さず、時を経て自分が望まれていないと気付いても自分の出来ることで攻の役に立とうと健気に暮らしていきます。そんな子に絆されないわけないですよね。その過程が両者視点で見られる幸せ。
受がしっかりと少年な所、また、誰からも好かれていく人物であることにも違和感がなく、魅力的でした。
攻も上に立つ立場でも自分の非はきちんと認められる所、スパダリなのに時折周りの年長者達にやり込められたりする所、完璧すぎないのが逆に人間味があり素敵な人物でした。
末長くお幸せにと素直に思える２人とその家族です。

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投稿者：さなにょろ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

憧れてきた男性のもとにノリノリで嫁に来たものの、実は歓迎されていなかった王子の話。

この王子、市井育ちで王族らしくない子。夫となった攻めにぞんざいな扱いをされても、出来ることを一生懸命やります。それがもう、可愛いったら！

王子が皇太子のスパイではないと気付き自分の勘違いを素直に謝るあたり、攻めは偉かった。「でしょでしょ。この王子はいい子でしょ？やっと気づいた？」と読み手もひと安心。

前向きな受けを応援したくなる話です。
面白かったです。

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投稿者：ウィリアム　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

一応、王子様の立場のフィンレイ少年と一回り以上年上の領主様のフレデリックの、政略結婚のようなスタイルから、フィンレイの謙虚で健気な姿に、どんどん惹かれていくフレデリックが、恋に翻弄されていくストーリーですよね。初めて会って惹かれたのはフィンレイだったのに、実は二人とも初恋だったのかなとも思える甘い展開がロマンチックで良いと思いました。

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投稿者：カモミール　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

なんだこれなんだこれなんだこれええぇぇ！！！

どこのページ開いてもキュンキュンが止まらないし、萌の供給が過多！！少女漫画でもこんなキュンキュンさせられる話、なかなか無いと思う。
攻・フレデリックと受・フィンレイの恋の行方を応援しまくりたい一冊！

以下、ネタバレ含。
最初はフレデリックと仲の悪い第一王子からの差金で、フィンレイ（第十二王子）が嫁いできたと疑ってかかるフレデリック。
でも、フィンレイのほうは10歳の時から、国の行事で見かけたフレデリックに憧れを抱いている。だから、嫁ぐことができて嬉しいの極み！

でも、フレデリックはフィンレイが間者だと疑っているし、この二人いったいどうなっちゃうのかってページを捲る手が止まりませんでした！

半分くらいのところで、誤解が解けて、ラブラブになっていくのがほんともうキュンキュンする！
誤解が解けてからは、フレデリックにめちゃくちゃ溺愛属性がつきます。必見です。
お互いを大事に慈しみあって、敬愛していく関係にお顔がニッコリしちゃって、最後まで一気に読み進めました。

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投稿者：黄梅　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

男花嫁もの。名倉さんらしく安心して楽しめるほっこりした話でした。歳の差にドキドキするのと、主人公が女性のように「かわいい」でなく、少年らしさがあり「可愛らしい」ところがよかったです。有能だけど不器用で、ベテラン家事使用人からつっこまれまくる領主様の様子が微笑ましい。

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投稿者：みゅー　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

残虐なシーンが多い作品は苦手なので名倉先生の作品はいつも安心して読めます。
少しの辛さがまた切なくさせてくれて、最後は甘々になるので読み終えた時はほっこりします。

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投稿者：コリラックマ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

12番目の王子が初恋の人に嫁ぐお話。

同性婚も状況によってはOKという国、政略結婚の駒として
12番目の王子になぜか白羽の矢が立つ。
王太子と新郎が仲が悪いこともあって、絶対に自分を陥れる
ために嫁いでくるのだと警戒されまくる王子。
性格がいい子なので、捻くれることもなく攻とその家族に
尽くします。そして段々と信頼を得ていく。

事件では、まさかのヒーローがポンコツでヒロインが有能な
パターンでしたがw、これはこれでアリかもしれません。
旦那様のズレっぷりが段々エスカレートしていくので、
シリーズ最後まで読めるかな…。これの後に続編が2冊ほど
出ています。

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投稿者：やまだち　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

「結婚からはじまる恋の話です。」あとがきより。

ネタバレがあります。

●フォルド王国の31歳地方領主攻め・フレデリック
●フォルド王国の18歳王子受け・フィンレイ
●フレデリックの9歳の甥で亡くなった姉の子・ライアン
●フレデリックの4歳の甥で亡くなった弟夫婦の双子・ジェイとキース
●フィンレイの長兄で王太子・ウィルフ
○両視点

フィンレイは王子でありながら母親が平民であるため、王位継承権が無い12番目の王子。そのため商家である母親の実家で育てられ、王城に行くのは国の行事に出席するときくらいです。王城や行事は国政に関与しない、市井育ちのフィンレイにとって退屈な場でしたが初恋の人、フレデリックの姿が見られるのでそれが何よりの楽しみでした。

ところが18歳になったある日、フィンレイは王城から呼び出され急ぎ駆けつけると、なんとフレデリックのもとに嫁ぐよう命令されて・・・

財産や後継ぎ、姻戚付き合いなど事情があれば同性婚が許される国で、市井育ちの王子が初恋の相手と添い遂げるお話です。

騙されて喜んで初恋の人に嫁いだフィンレイと、政略結婚を嫌がらせかスパイと疑って娶ったフレデリック。当然、夫婦生活はゼロどころかマイナスのスタート。

（僕は望まれて嫁いだわけではなかったんだ・・・）

とショックを受けるフィンレイでしたが、誤解が解けるとフレデリックに溺愛されるのでご安心を。「甘くない新婚生活が、いつしか甘ったる〜い新婚生活」へと変化する過程をお楽しみください。

尾賀トモ先生のイラストも素敵です。いろいろなシーンの挿絵が見られてありがたい。ふたりの対照的な表情を描いたカラー口絵がとくに印象的でした。

続編もあるので気になる方はチェックなさってください。

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投稿者：桜橘　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

庶民育ちな王子のフィンレイが、可愛い。
市制育ちなんで、猟銃の扱いも出来るし獲物の処理も銃の手入れも出来るし、木登りも平気。11番目だから、城には時々式典で呼ばれるだけで、後は気にされてない。
幼い頃に城の式典で見かけてから憧れていた地方領主フレデリックに望まれてのことと思って嫁入りしたけど…。
フィンレイが始めの頃にぎすぎすした雰囲気のなか過ごすのが気の毒だった。
そこで卑屈になったりしないで自分に出来る事を探して、領内の事を知るために本を読んだり学ぶ。フレデリックの引きとって育てている子供達のこともごく自然に気にかけて、一緒に遊んだり。…もう、本当にいい子だ～
兄の皇太子がフレデリックに勝手に持っているコンプレックスで嫌がらせ的に嫁がせた&その上フィンレイに偉そうに命令してくるのにはめちゃイライラした。根性悪すぎ。
フィンレイ本来の人柄からも邸の皆に受け入れられ。誤解が解けてからのフレデリックがあまあまになっていくのが面白かった。
守られるだけでなく、物理的にしっかりフレデリックの危機に間に合って護れたフィンレイは可愛いだけじゃなく、カッコ良かった！

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投稿者：フー　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

憧れの地方領主フレデリック×市井育ちな第十二王子フィンレイ。求められて嫁いだと思ったらスパイ疑惑な扱いでがっかり、それでも元気な受けに好感が持てます。王太子はキューピッドかと思いきや！？
フィンレイは一貫してフレデリックかっこいいなので、そんな可愛さに気付いたら溺愛です。

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投稿者：ふる　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

攻めとの政略結婚が嬉しくて喜んで嫁いでいった受け。攻めが最初の塩対応が切なかった。攻めの気持ちの変化が丁寧に描かれていてよかった。攻めのピンチを救った受けはかっこよかった。

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投稿者：はな　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

フィンレイが、とっても健気です。母親の身分が低いために王子らしさはありませんが、素直でかわいらしい。これはフレデリックも絆されるのは当たり前です。
途中は不穏な雰囲気もありますが、最後は甘くまとまりました

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投稿者：ぴょん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

前半は本当に甘くなく、フィンレイの勘違いが明るく健気な分余計に辛かったです。
後半は表紙の絵の様に甘いです。あ、独りぼっちで本を読んでいる子は仲間外れじゃないです。
甘くなってから一波乱ありますが、甘くなるまでの展開もわりと早いので全体的にはサラッと読める感じです。

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投稿者：KoLe　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

アーサー　ラザフォードシリーズが好きなので買ってみましたが、ちょっと期待外れでした。キャラの魅力があまり感じられず特に受がものすごく日本人ぽくてなじめませんでした。逆に日本の明治くらいの時代背景で妄想するとしっくりきます。自分で再設定して読んだら面白かったです。
ヒヤリとする場面もありますが、絶対のハッピーエンドがみてとれる表紙ですし、安心して読めました。