遺跡発掘師は笑わない あの時代に続く空
著者 著者:桑原 水菜
奥多摩キャンプ場の傍の「森の縄文博物館」を訪れたカメケン一行。所蔵品の素晴らしさに驚嘆するが、若い館長から経営が困難で品を手放さねばならないと相談され――忍が考えた起死回...
遺跡発掘師は笑わない あの時代に続く空
商品説明
奥多摩キャンプ場の傍の「森の縄文博物館」を訪れたカメケン一行。所蔵品の素晴らしさに驚嘆するが、若い館長から経営が困難で品を手放さねばならないと相談され――忍が考えた起死回生の一手とは!?
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シリーズ12作目
2021/03/30 21:29
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
2作目の短編集。
本編とは違い身近なところにある発掘にまつわる話だったり、無量が亀研に来ることになった時のことの話など。
命に関わりのあるような大きな事件が絡んでおらず、ほのぼのしたり切なかったりで気楽に読める。
・佐々木家の庭、掘るべからず
・あの時代に続く空
・神がかりの少年は笑った
・縄文カフェへようこそ
短編集2冊目
2021/02/23 02:59
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kurage - この投稿者のレビュー一覧を見る
シリーズとしては2冊目の短編集。
「佐々木家の庭、掘るべからず」「あの時代に続く空」「神がかりの少年は笑った」「縄文カフェへようこそ」の4編が収録されています。
短編集は、今を生きる人と遠い過去の遺物が思わぬ縁でつながっていく……みたいな、ちょっとじんわりしつつもほっこりする、読後感のいい短編集でした。
特に無量がカメケンに入った経緯がわかる話がすごくよかったです!
やっぱり面白い!
2021/01/15 13:22
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぱぴぷ - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回は、東京の四谷の民家の話や、秋田と浅草にまつわる土人形の話、無量の若かりし頃の話や縄文カフェの話など、全4編入った短編集でしたが、どの話もよかったです。このシリーズ、やっぱり面白いですね。ストーリーも登場人物たちも、空気感も好きです。(4.5点)
桑原水菜氏の泣いて笑えるほっこり短編集です!
2021/01/05 14:15
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、「炎の蜃気楼(ミラージュ)」シリーズ、「炎の蜃気楼 邂逅編」シリーズ、「炎の蜃気楼 幕末編シリーズ」、「風雲縛魔伝」シリーズ、「赤の神紋」シリーズなどの話題作を次々に発表されている桑原水菜氏の作品です。同書も「西原無量のレリック・ファイル」シリーズの一冊で人気があります。内容は、休日、奥多摩へ出掛けたカメケン一行は手作り感溢れる「森の縄文博物館」に立ち寄ることになります。しかし、亡き創設者の孫曰く、近く閉館せざるを得ないらしいということでした。博物館を救うために、忍が思いついた起死回生の一手を打とうとしますが、一体どのような一手なのでしょうか?東京山の手で民家の庭の発掘を依頼された無量と柳生。出土した美しい茶器には江戸を揺るがす秘密が隠されています。無量と亀石の出会い、鶴谷が挑む土人形の謎など、全4編の泣いて笑えるほっこり短編集です!