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商品説明
友が遺した五行の詩。連絡を待ちわびていた元刑事は、それが自分達への伝言だと気づく。40年前のあの日の真実を求めて、執念の捜査が始まった−。友情を諦めなかった男たちの、悔恨と希望の物語。【「TRC MARC」の商品解説】
「あんた、ゴミサトシって知ってるか?」
元刑事の河辺のもとに、ある日かかってきた電話。その瞬間、封印していた記憶があふれ出す。真っ白な雪と、死体――。あの日、本当は何があったのか?
友が遺した暗号に導かれ、40年前の事件を洗いはじめた河辺とチンピラの茂田はやがて、隠されてきた真実へとたどり着く。
『スワン』で日本推理作家協会賞、吉川英治文学新人賞を受賞。圧倒的実力を誇る著者が、迸る想いで書き上げた大人のための大河ミステリー。
【商品解説】
著者紹介
呉 勝浩
- 略歴
- 〈呉勝浩〉1981年青森県生まれ。大阪芸術大学映像学科卒業。「道徳の時間」で江戸川乱歩賞、「白い衝動」で大藪春彦賞、「スワン」で吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞受賞。
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紙の本
歌
2023/03/14 23:23
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なま - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルからその内容が全くわからないという設定の中で読み始めました。過去の事件のことが少しずつ明らかになっていくということで飽きずに読み終わりました。
紙の本
直木賞候補作に相応しい読み応え
2022/03/04 13:13
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:higassi - この投稿者のレビュー一覧を見る
乱歩賞作家による、直木賞候補作に相応しい読み応えのあるサスペンスでした。時代の行き来があったり登場人物も輻輳したりで読者も混乱するのが、主人公の悪戦苦闘ともシンクロして楽しめる感じでした(毎日新聞「エンタメ小説・今月の推し!」210207)。
紙の本
他の本も読んでみたい
2021/09/17 09:24
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:owls - この投稿者のレビュー一覧を見る
初読みの作家さんでした。分厚い本ですが、読み始めると、先が気になって一気に読みました。・・・が、色々判明すると、腑に落ちない感じがのこりました。でも、あきることなく最後まで読んでしまうおもしろさだったので、他の本も読んでみたいと思います。
紙の本
骨太なハードボイルド小説
2021/07/10 13:01
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:GORI - この投稿者のレビュー一覧を見る
他の方のレビューにも共通な感想が多い気がします。
登場人物、舞台設定、40年前の事件と現在の謎解きのミステリーはグイグイ読ませて面白い。
しかし、一番大事な事件の真相と佐登志が残した五行詩の意味も分かりづらく納得感が無い。
600ページの長編を一気に読ませられたのだから、評価したいものの、残念です。
紙の本
長い物語でもどんどん読めますが...。
2021/05/20 14:12
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る
600ページ近くある分厚い物語は、昭和47年と51年、平成11年、令和2~3年を行き来して、その時期の文化や事件や災害をさりげなく織り交ぜながら進む。読者は、読ませる作家のチカラに乗せられて、サクサクとエンデングまでたどり着きました。...が、物語の行きついた先が、ちょっと未消化というか、こうゆう最後なら少し物語が冗長な気もしました。もしかして、もっと後日談がありそうな、そんな読後感。
電子書籍
ラストがね
2022/01/05 20:48
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
ここまで引っ張るならば、もう少し、違う終わり方、というか……別のエンディングを期待してしまいました。後味は、悪いです(これは、あくまでも私見ですが……)まだ、後日譚があるんでしょうか……