目次
昭和二十年 第1巻 重臣たちの動き (草思社文庫)
- 鳥居 民(著)
-
プロローグ 一月一日の概況
勤労動員の野沢高女生たち
大晦日から元旦未明の東京空襲
中部太平洋のマレヨン島で
長門と回天
第1章 近衛の悔恨(一月一日)
近衛、熱海大観荘で重光、加瀬と会う
近衛声明の闇の部分
秋山定輔、中溝多摩吉という男たち
防共護国団の圧力
本間雅晴中将が語った驚くべき話
右翼領袖と近衛公の関係
第2章 東条の苦悩(一月一日)
東条邸建設にまつわるスキャンダル
東条と近衛、列車内の邂逅
バルチック艦隊邀撃戦法の幻想
陸海航空統合の計画
東条首相、参謀総長を兼任する
統帥権
サイパンの失陥
大本営発表の文案をめぐって
第3章 木戸の回想(一)(一月二日)
内大臣の眠れない夜
木戸、グレー卿の回想録を読む
内大臣の権力
重臣会議
長州閥──木戸、鮎川、伊藤
長州閥、首相に東条を推す
曠職の海軍大臣、及川古志郎
万年首相候補、宇垣一成
近衛と東条が推した東久邇宮
湯浅倉平内大臣なら……
対米臥薪嘗胆策と日米頂上会談
鉄の男、田中新一作戦部長
第4章 木戸の回想(二)(一月三日)
人造石油開発を急ぐ
日本を支配下に置いた米、英=蘭、二つの石油資本
アメリカ、じりじりと日本を締めあげる
アメリカ、ついに石油を全面禁輸とす
阿吾地工場への期待
北樺太オハ油田
臥薪嘗胆策の真意
第5章 戦争終結への胎動(一月二十六日)
志賀直哉、コーヒーを嘆賞する
高木惣吉少将、戦争終結研究を命ぜられる
酒井鎬次中将の戦争論
陸軍大臣の策謀
小泉信三、六本木で花を買う
第6章 近衛と吉田の構想(二月十日)
皇道派と統制派
近衛、皇道派と手を握る
近衛、木戸宛書簡で統制派陰謀説を唱える
池田純久は地下共産主義者なのか
麻生久と有馬頼寧
上げ潮の革新勢力
隠されていた近衛の外交構想
車の両輪、四国同盟と新体制運動
近衛、革新勢力を見捨てる
引用出典及び註
一般 ランキング
一般のランキングをご紹介します一般 ランキング一覧を見る
前へ戻る
-
1位
-
2位
-
3位
-
4位
-
5位
-
6位
-
7位
-
8位
-
9位
-
10位
次に進む