目次
- 序章 『一般学芸新聞』創刊前夜
- 第一節 『一般学芸新聞』発起人会
- 第二節 発刊直前のトラブル
- 第三節 書評の基本原則、あるいはキャッチ・フレーズ
- 第一章 最初期の『一般学芸新聞』哲学欄のカント哲学普及活動(一七八五〜八六年)
- 第一節 沈黙と曲解
- 第二節 『一般学芸新聞』編集長シュッツの貢献
- 第三節 カントのヘルダー批評とその余波
- 第四節 「哲学の新しい時代」の宣言
- 第五節 シュッツによるカント哲学「ハンドブック」
- 第六節 真理の試金石としてのカント批判哲学
- 幕間Ⅰ 一八世紀後半のドイツにおける雑誌・学術メディアの隆盛とALZの位置
- 第二章 初期カント学派によるロック主義、ヴォルフ主義との対決(一七八八〜九〇年)
- 第一節 思想・哲学戦線の人物配置と論争のメディア
- 第二節 経験主義陣営のカント批判とカント派の反批判
- 第三節 エーベルハルトのカント批判
- 第四節 カント陣営からの『哲学雑誌』批判
- 第三章 カント的道徳の諸原則と実践的自由をめぐる議論の広がり(一七八八〜九二年)
- 第一節 カントの道徳論、自由論をめぐる最初期の議論状況
- 第二節 レーベルクによる『実践理性批判』書評
- 第三節 キーゼヴェッター『道徳哲学の第一根本命題について』とその書評
- 第四節 シュミート『道徳哲学の試論』とその書評
- 第四章 「表象能力理論」と哲学の「第一根本命題」をめぐる諸論争(一七八九〜九二年)
- 第一節 カントとラインホルトの乖離の進展
- 第二節 表象一元論への異論と批判的書評
- 第三節 「根本命題」としての「意識律」と「根元哲学」についての批判的書評
- 第五章 新たな哲学雑誌の登場(一七八九〜九五年)
- 第一節 三つの新たな哲学雑誌の概観
- 第二節 アビヒトとボルンの『新哲学雑誌』とその書評
- 第三節 コスマンの『一般雑誌』とその書評
- 第四節 ヒュレボルンの『哲学史論集』とその書評
- 幕間Ⅱ ザラーナの学生たち
- 第六章 フィヒテの初期作品書評(一七九二〜九五年)
- 第一節 『啓示批判』、その著者誤認事件、対立する書評評価
- 第二節 『革命論』とその書評
- 第三節 「学者の使命」講義とその書評
- 幕間Ⅲ ザラーナの教授たち
- 第七章 ニートハンマーの『哲学雑誌』とそのALZ書評(一七九五〜九七年)
- 第一節 「序文」と巻頭の「常識」論文
- 第二節 エアハルト論文とマイモン論文
- 第三節 シュミート−フィヒテ論争
- 第八章 「自然法」論の隆盛と「権利」概念の自立的根拠づけの進展(一七九二〜九八年)
- 第一節 カント派の「法−権利」の根拠づけと「自然法」の境界画定
- 第二節 フォイエルバッハの『自然な諸権利の学のための予備学としての自然法の批判』とそのALZ書評
- 第九章 フィヒテの『自然法の基礎』(一七九五〜九八年)
- 第一節 新しい「自然法」構想への刺激
- 第二節 『自然法の基礎』の「序論」での「実質ある」法−権利論
- 第三節 権利概念とその適用可能性との超越論的演繹
- 第四節 「道徳」と「法」の分離論
- 第五節 『自然法の基礎』についてのいくつかの書評
- 第一〇章 カントの『人倫の形而上学』第一部「法論の形而上学的定礎」(一七九七〜九九年)
- 第一節 「法」と「倫理」の区別
- 第二節 「法理学的義務」と「倫理学的義務」、あるいは「法の義務」と「徳の義務」
- 第三節 「体系」内部での「法」の位置と「法」の自立性
- 第四節 書評誌の反応
- 第五節 フィヒテの『自然法の基礎』とカントの「法論の形而上学的定礎」
- 第一一章 ALZ編集部と超越論的観念論および初期ロマン派との対立の先鋭化(一七九九〜一八〇〇年)
- 第一節 カントの「知識学」無効宣言とフィヒテ、シェリングの反撃
- 第二節 『自然の哲学の考案』書評に端を発するシェリングとALZ編集部の激突
- 第三節 A・W・シュレーゲルのALZ「離脱」宣言
- 第四節 イェーナの「新聞」とエアランゲンの「新聞」
- 幕間Ⅳ ALZ「哲学欄」の総括的特徴
- 第一二章 ALZ最終局面でのラインホルト批判、フィヒテ批判、シェリング批判(一八〇一〜〇三年)
- 第一節 ラインホルト『概観−寄稿集』とそのALZ書評
- 第二節 フリース『ラインホルト、フィヒテ、シェリング』とそのALZ書評
- 第三節 ケッペン『シェリングの教説、あるいは絶対無の哲学の全貌』とそのALZ書評
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