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なんとなく内容は知ってたが、お恥ずかしながら今頃読んだ。感情が剥き出しになってしまう、笑子が弱々しく痛々しい。でも女性なら、笑子みたいな一面は誰でも持ってると思うので、女性受けはしそう。もっと若い頃に読んでたらハマったかもしれないが、多少むず痒く、距離を置いて読んだ。
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アルコール依存で精神不安定な女とゲイの男が見合い結婚をする。夫には結婚前から付き合っている恋人がいて友達や両親を巻き込んで・・・という不思議な話。残念ながら私は登場人物の誰一人として共感できなかったな(笑)
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【要旨】あなたと一緒に暮らしていると哀しいこともきらきらひかる。
ホモの睦月とアル中の笑子の素敵な愛の物語とびきり上等の恋愛小説。
今更読んだ名作。
睦月と笑子の会話が素敵。
こんな愛の形があったっていいと思う。
この先も読んでみたいけれど、ここはここで終わる方がいいのかな?
あなたと一緒に暮らしていると哀しいこともきらきらひかる。ホモの睦月と江國さん初読みだったので、今後もっと読んでみたい。
文体が本当にきれい。文字自体がきらきら光って透明。素敵。
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ゲイの睦月とアル中の笑子の夫婦のお話。読んだあとにはオレンジとドーナツが食べたくなるしユッカエレファンティペスは実際買ってしまった。甘い言葉なんてやっぱり何の証拠にもならない。
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きらきらひかるは江國さんの描く、夫婦モノの初代でしょうか?まだ江國さんが20代の頃の作品。基本はシンプルな恋愛ストーリーだと思います。なにゆえホモとアル中のカップルという設定にしたのかな…。若かりし江國さんの挑戦?…。世間に掃いて捨てる程存在するであろう恋愛ストーリーを描くにあたり、江國ワールドをアピールする試みだったのかなと。
ホリーガーデンの解説で、きらきらひかるのことを紹介されていたり、また巻末の他作品のあらすじが掲載されてるのを見て文庫本を読んだ若かりしOLの私。そして3人の子持ち母になってから再度読んでみても基本、印象は変わりません。笑子も睦月もそれぞれ魅力的。瑞穂さんもユウタくんもね。あぁ忘れちゃいけない紺くんも。医者仲間も。
私の中で江國さんの作品ベストはホリーガーデンなのですが、きらきらひかるもホリーガーデン同様、ディティールがいいなぁ…と思います。プレゼントや日々の食事やパーティのメニューも。きらきらひかるのディティールを更にパワーアップさせたのがホリーガーデン…かな、なんてね。
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主人公二人それぞれに抱える葛藤とか悩みとか、心の揺れの描写がすごく丁寧に紡がれていて、ぐいぐい本の中に引き込まれました。
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彼女の透明感のある言葉選びが好き。
この作品は特にソレを感じる。
恋愛は自由。
さて、ひさびさ読もうかな。
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もう十年以上前に読んだかな。こんな愛の形?!って思ったけど、すごく暖かく新鮮な感じに表現してあって、違和感なく自然に引き込まれた。読後感もよかったので、印象深い。
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何回も読んでるけど毎回好き~、と思う。冷静に考えたらおかしすぎるカップルかもしれないけどこんなに相手に対して優しくなれるならやっぱりありだと思う。DVなんかより断然あり。ホモセクシャルが女の人を恋愛対象として見るのは難しいかもしれないけど信頼できる家族としてだったらありなんでは?紺君ってのが結構扱い大変だけどね。
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無性に今の気持ちに優しく染み込んできた。笑子と睦月、紺の三人の生活が行き当たりばったりな様で、でもお互いを思う気持ちは何にも負けないところが心地良い。気負って読まなくてもいいところが今のうちのはぴったり過ぎて、ああ、なんかいいなあって思わずにはいられなかった。疲れた時に読んで欲しい一冊だと思う。
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精神疾患の女とホモの旦那とその彼氏?の若者の物語。
不思議な空間をもった夫婦で、彼らの関係性には共感できないけど理解はできた。彼らがこれからどんな未来を辿るのかわからないままだけど、幸せになってほしいなぁと思った。
フワフワするようなきれいな表現が多くて、そこが魅力的だった。ただ、何が言いたいのかはよくわからなかった…。
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江國香織作品の中では、人の生活の匂いがするほうというか、人間臭い。クールな面だけじゃない人たちのわがままでまっすぐな生き方。生きるのに不器用な人たちのお話。
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同性愛者の夫とアル中で精神を病んだ妻。男性とか女性とかいう性を超越した人間愛。ちょっと綺麗事過ぎる感もあるけれど。相手のいい部分も悪い部分もすべてを受け容れるっていうスタンスは素敵。
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持っている本だから、何回読んだかわからない。
年末に半分、年始に半分読んだ。
今回は、
前は自分もこんなふうにギリギリだったなと思ったり。
暗い話になりそうなのに、ほんのちょっとのところで読ませるところがすごいなと思ったり。
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夫はゲイであり、妻は精神が正常ではない。
そんな2人の生活と、周囲。
妻と夫と、交互に視点が変わって話が進んで行きます。
本人達がこれでいいと思っているなら
それでいいんじゃない? ですが
親としてはそうもいかないのが現実。
結婚した→ばんざい→次子供を、という図式は
期待を持ちすぎじゃないかな? と。
しかし一般的にはそんなもの。
結局何も解決してないような
嘘で終了したような?
本人がいいならこれで…という
真理で終わっていますが。