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むかし僕が死んだ家 みんなのレビュー

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みんなのレビュー697件

みんなの評価3.8

評価内訳

697 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

むかし僕が死んだ家

2002/06/10 23:25

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:tallarico - この投稿者のレビュー一覧を見る

昔の記憶が全然無いという元彼女の記憶を呼び戻す為、私はさやかと一緒に“幻の家”を探しに行く。
だれも住んでない幻のその家には、彼女の過去の記憶を呼び起こすようなヒントが沢山ちりばめられていた。始めはなかなか記憶が戻ってこない彼女だったが、二人で探したり推理していくうちに、さやかの記憶は徐々に断片的に戻って行く。
事実を探し当てていくうちに、二転三転と過去が読者が想像しているものとは違うものになったり、最後には、どんでん返しのようなものが用意されていて最後まではらはらする本です。

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紙の本

伏線が見事で最後までハラハラ・ドキドキ!

2016/05/20 10:34

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は、超人気作家と言われる東野圭吾氏の作品です。他の作品と同様、この作品も児童虐待という社会的問題を背景にした素晴らしい作品となっています。しかし、本書はほとんどが森の中のひっそりとした無人家という一場面劇のような設定となっており、そこで主人公とその元恋人が主人公の過去を探っていくという独特の形式をとっています。なかなかこういう一場面劇というのは、読者を退屈させてしまうものですが、この作品は伏線の複雑さによって、読者をたちまちストーリーに引き込んでいく強い魅力があります。ぜひともご一読ください。

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紙の本

シンプルイズベストだ!

2004/07/04 20:11

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:luke - この投稿者のレビュー一覧を見る

 また東野圭吾の驚かされる一面を見せられました。まるで一幕物の芝居を見るようで緊迫感がヒシヒシと感じられ、まさにミステリー&サスペンス、本格ミステリーほかならない作品です。

 高校の同窓会で7年前に別れた恋人と再会する。その既に結婚していた恋人から一週間後に相談事をされる。相談とは「実は小学校前の記憶が全然無い。アルバム等も小学校の入学以来の物しかない。最近父親が亡くなり所持品から一枚の地図とカギを見つけた。ぞのカギに見覚えがある。ついては一緒に地図に示された場所へ行ってくれないか」というものだった。彼女の夫は現在ニューヨークへ単身赴任中で、3歳の一人娘は彼女が幼児虐待の兆しが見える事から夫の実家に居るとの状況であった。迷った末、同行を決意し車で地図に示された山荘へ向かうのだった。彼女の無くしてしまった記憶とは? 記憶は蘇るのか?

 …山荘だけ。これ以上省けないくらいシンプルなのですが、どうしてどうして山荘に残された品物(伏線とも言い換えられますが)が出てき始めるとそれぞれが絡み合い複雑でミステリアスな謎が展開されます。蝋燭と懐中電灯しかない夜迎える頃から緊迫感は高まり、もう本は閉じれなくなります。交錯した糸が解きほぐされた時、謎が解けた開放感と、何故に彼女の現在があるのかまで理解できる事になり、深い感動を覚えるでしょう。さりげなく書かれた1篇の「むかし僕が死んだ家」は実は緻密に計算された本格派ミステリーでもありました。

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紙の本

僕も1回死んでました

2003/01/29 08:56

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:akizawa - この投稿者のレビュー一覧を見る

むかし僕が死んだ家を見に行くお話。
といっても現実離れした物語ではないです。
色々な事情が重なって死んでしまったらしいのです。
その辺のことを詳しく説明してしまうと、ストーリーがわかってしまうので控えます。
なぜ、僕が死んでしまったのか知りたくなったかたは読んでみてください。
山の中にひっそりと立っている、異国調の白い小さな家で、その事件は起こりました。
伏線の張り方は絶妙なので、注意して読んでみるとおもしろいと思います。

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紙の本

一気に読んだ

2023/05/30 17:27

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:カレイの煮付 - この投稿者のレビュー一覧を見る

やっぱり東野圭吾氏の本は、読み始めると止まらなくなり、睡眠時間を削って、一気に読み進めた。内容は、いろいろと考えさせられるものがある。

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紙の本

推理

2015/01/26 23:02

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:もも - この投稿者のレビュー一覧を見る

初東野圭吾。

主人公と一緒に推理していく感じだった。
主人公がヒントを見つけて、読んでいる私も、あっ!ってなることが何度もあった。
そして主人公と同じミスをしたり。

登場人物が少なく、舞台もほぼ同じところ。
だけど話がふくらんで。
これが伏線だったかーと何度なったか。
クライマックス、謎が解かれていくところは
読んでいて気持ちいいものでした。

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紙の本

モトカノと謎のお家へ

2002/02/12 14:53

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投稿者:がんりょ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 水道も電気も引かれていない家,しかし,家具や本やランドセルがさっきまで住んでいたように放置されている.この家で何が起きたのか.モトカノに連れられてこの家に訪れた主人公が真相に近づいたとき,彼女の忘れられた記憶が蘇る.
 東野圭吾お得意の伏線満載のミステリが楽しめる.

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紙の本

幻の家、幻の僕。

2001/02/21 19:30

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投稿者:竹井庭水 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 舞台は家の中、主人公は男女二人、つまり一幕劇。人によってはダレそうなこの設定をラストまで引っ張る、というか吸い込む手際の良さはやはりこの人、東野圭吾であります。

 7年前に別れた彼女からの突然の告白。子供の頃の記憶がなく、その記憶を取り戻すためにある家に一緒に行って欲しいと頼まれる主人公。かくしてその廃家での記憶探しがはじまる、といった筋。それから舞台はその家のなかだけ。そこで掘り出される記憶の断片の数々。

 最後までのサスペンスの持続もさることながら、すごいのが伏線の張り方。人が生活したままいなくなったような廃家。11時10分で止まっている家中の時計。子供の日記、テレビが無い、玄関の厳重な戸締り、などなどなど。読み返してからわかる伏線の数といったらもう。分るか分らないかのギリギリの綱渡り。 なんで気付かなかったんだろうと思わせるところ、この作品は成功しています。

 タイトルに秘められたテーマはエピローグで主人公が触れています。この部分の読後感、かなり胸に残りました。そうですね、僕も数回死んでます。会いに行かなきゃなぁ。

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紙の本

もうひとひねり欲しい所

2007/12/16 01:09

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あん - この投稿者のレビュー一覧を見る

沙也加の失われた記憶の真相は意外性に富み、面白いです。
でも何故か普通の印象が拭いきれない。
今となっては使い古された感のあるトラウマが原因の一部となっているせいでしょうか。
主人公と沙也加の心の交流もあっさりしていてドラマ性も薄い。

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紙の本

暇つぶしとして楽しめる娯楽本

2020/10/03 09:06

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投稿者:makiko - この投稿者のレビュー一覧を見る

昔付き合っていた女性が、死んだ父親の不審な行動の謎を解き明かすため山奥にある家に行きたいと言うので、主人公が彼女に付き合って山奥に行く話。昔は扉があったはずの場所に扉がなくなっていたり、家の方角が変わっていたり、住人が突然姿を消したらしい痕跡があったり、不思議なことのオンパレード。最後にその謎が明らかになるというストーリー。時間つぶしには良い本でした。

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紙の本

知らなくてよい事とは人生の真理か

2020/01/29 23:42

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投稿者:テトラ - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書はある家で何が起きたのかを残された手がかりで解き明かす男女2人の物語。しかしその家には女性の失われた過去が関係している陰惨な事件が隠されていた。
一枚一枚皮を捲るかのように散りばめられた手がかりによって次第にその家で何が起こったのかが明かされていく。その過程は非常にスリリングだ。

読書というものは不思議なもので、こちらが意図していないのに同じようなテーマを扱った作品を続けて読む、そんな不思議なことがよくある。まるで神の導きによって吸い寄せられているかのような錯覚を覚える。

本書もそんな奇縁を感じることがあった。というのもこの前に読んだ篠田氏の『原罪の庭』で取り上げられていた幼児虐待がテーマとして扱われているからだ。

虐待はそれをする親が過去に虐待をされていた経験を持つという負の連鎖から沙也加は自分が実の娘に虐待めいた酷い仕打ちをするのは自分も虐待の経験があるのではないかと疑い、自分が小学校以前の記憶が一切ないことに愕然とし、その記憶を辿るために亡き父が残した地図に示された場所に向かうというのが本書の発端だ。

以前も書いたがこの90年代というのは“自分探し”というのが一つのブームになった時期でもある。
“自分探し”というのは文字通り自身の足跡を辿り、自分がどんな人間なのかを探ることも指すし、心理テストを行い、自分の願望や性格をその結果から客観的に知るという手法もまた自分探しの一環であった。当時『それいけ!!ココロジー』に代表される心理ゲームの番組が非常に流行っていた。

そして東野氏もこの頃人間の心をテーマにした謎に関心があり、『宿命』、『変身』、『分身』など人間の心理もしくは人間そのものの存在をテーマにした作品を著している。

本書はその一連の作品群の中の1つといってもいいだろう。
しかし失われた記憶を取り戻した暁には常に苦い思い出だけが残る。知らないままにしておいた方がいいこともある、一連の作品で東野氏はアンチミステリとも取れる宣言をしているかのように思える。

なんとも謎めいた題名『むかし僕が死んだ家』。
アイリッシュに「わたしが死んだ夜」という短編があったが、あれに比肩する魅力的な題名だ。
しかしこの内容はロジックで得心するものではなく、感情に訴える観念的な意味が込められている。
成長する過程で誰もが何かを失っていく。それは知らないでおればよかったものとも云える。
本書を読み終わったとき、結城昌治氏の『幻の殺意』を思い浮かべた。今まで生きてきた人生とはなんとも危ういバランスで成り立っており、それは一種の幻のようなものなのかもしれないとその作品では語られているが、本書の底に流れるメッセージも共通している。
今までの作品でも東野氏の作品は読後何か苦いものを残していたが、本書ではそれがいっそう濃く感じた。感情の層のもっと深いところにある部分をテーマに持ち出した作品、そんな風に感じた。

300ページ足らずの佳作だが、心に残る思いは思いの外、苦かった。

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紙の本

張り巡らされた伏線・・

2017/02/28 21:24

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投稿者:maki - この投稿者のレビュー一覧を見る

自分のルーツって特に信じて疑わないものだけど。。。
張り巡らされた伏線に、脱帽!!
チャーミーはちゃんと理解できました♪♪ といいながら、
20年ぶりくらいの再読で記憶がちょっと残ってただけかも^^;

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紙の本

限られた場所と限られた人物

2001/09/18 16:01

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投稿者:はなきち - この投稿者のレビュー一覧を見る

 たった一軒の家の中にこれほどまでの謎が隠されていて、それが全て結末へと導くようにできているとは、と驚かされた。じっくり読み返せば細部にわたって丁寧に作られているのが分かる。登場人物が少ない分だけ退屈になる人もいるかもしれないけれど、最後まで読んで「ああ、そうか」と謎解きを楽しんでもらいたいと思う。

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伏線

2001/06/12 22:14

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投稿者:真  - この投稿者のレビュー一覧を見る

 全編が伏線の連続で、隙のないミステリー。それが災いして、真相がわかりやすくなってしまったような気もするが。でも相変わらずうまい。東野圭吾らしい、緻密な構成のテクニックが冴える一冊。

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紙の本

うーん・・・微妙。

2018/12/24 23:21

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投稿者:優乃 - この投稿者のレビュー一覧を見る

東野さんの本は大好きなのですが、
これだけは読んだ後不快感が残りイマイチでした・・・
内容が悪いとかではないけれど、何だか残念。

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