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ショートショート。
『森博嗣のミステリィ工作室』から。
意味不明な話が多いが、たまーに好きな雰囲気の話があったり。
不意に読みたくなる。
お気に入りは、「水から出て」「びっくりお楽しみ」「霧」「気候学」。
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149本のシュールで時にグロテスクでちょっぴりエロティックな夢の断片たち。
ブラックユーモアの効いた軽妙な小話の数々が柴田先生のなんとも小気味好くテンポがある文章ですらすらと綴られています。
なんでこんな話がどんどん思いつくんだ!? と、戸惑いつつもなんとも言えず深みにはまる。面白いといえば面白いんだけど、ちょっと自分には合わないのか読んでて割と疲れてしまい、星はみっつ。
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シュールで奇想天外な 悪夢
「賭けをした男が牛の体内にもぐり込む。もぐり込んでみて、結局そこに居座ることにする。」
ユアグローのショートショートは、最初の1,2センテンスで夢のなかへ連れて行ってくれる。
うつろうつろと夢を見ているような、怖いような、楽しいような、1,2ページで終わる不思議な小宇宙が149本。
ユアグローは、自作品を朗読するパフォーマンスも行っていたよう。
見てみたかった。
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ショートショートが149本も収録されているので、どこに行くにも持ち歩いて、少しずつ少しずつ読んだ。
見たいような見たくないような、でもやっぱり見てみたい?、そんな"たのしい悪夢"の連続。不穏で不気味で読んでいると宙に浮くような、大好きな感覚が味わえた。また、続きを読まずにはいられない素敵な書き出しが多かったのも好き。
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紀伊國屋書店のほんのまくらフェアで。賭けをした男が牛の体内に潜り込む。2冊をまとめた短編集。ユアグロー、149本、超短編集。前半の一人の男が飛行機から飛び降りる。ほんと下品、気持ち悪い、よくわからない、読み進めるのしんどい。夢日記かしら。
後半の父の頭をかぶって。家族の話。筋が通った話が増えて読めるようになってきた。サファリが面白い。
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一行目から突拍子もないお話もあれば、読んでる間にじわじわと突拍子もなくなっていくお話もあって、楽しい悪夢でした。辻褄が合わないところが夢という感じで好き。ユアグローさんの見た夢ではないみたいだけれど。
前半の僕と女の子たちのお話も、後半の両親とのお話も面白かったです。「芝生」の、息子が亡くなっている母親と墓地で交わす会話が良かった。後半のお話たちは、どうして!?みたいなのもやっぱり多かったですがしみじみと切なくなる話もありました。
作者さん、『シャドー・メーカーズ』で科学者エドワード・テラー役なのか。Filmarksのキャスト一覧にいないけど観てみよう。
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柴田元幸を特集した「Coyote No.26」に寄稿した4人の作家のうち、唯一読んだことのなかったバリー・ユアグローの一冊を手にした。
大半が1〜3ページで終わる超短編集。と言っても、星新一のショートショートを想像するのは間違い。ここに登場する短編は奇想天外、支離滅裂。理不尽でやや非情。オチはあるようなないような。「私は世界で最後の一箱の煙草を持っている。だがマッチがない」「眠れない。枕の感触が変だ。開けてみると、なかに骨がいっぱい入っている」…こんな書き出しで始まるのだから、折り合いをつけるのは簡単ではない。
でも、果たして折り合いをつける必要があるのか。この超短編集を読むときにそんなことを気にしていたら、とてもじゃないが最後まで読めない。訳者あとがきにある通り、これは夢を語ったもの、しかも「楽しい悪夢」だと受け止めて折り合いなんかつけないで読むと、飲み込める。この本に限らず、へたに折り合いをつけようとするからかえって心地悪くなることなど、普段からいろいろあるじゃないか。読書にだって折り合いがつかないことがあったっていい。
とは言え、これを読んでいる最中は悪い夢をみそうな気がして仕方がなかったけれど。
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岸本佐知子さんの1999年ベストスリーということで手に取った。数ページのショート・ショートに描かれるのは奇想爆裂な、たのしい悪夢。辻褄やオチなんかありませんよ!
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原題
A MAN JUMPS OUT OF AN AIRPLANE
WEARING DAD’S HEAD
149篇のアソート。
いつもと違う日常に振り回され戸惑い、
いつもと違う日常を何事もなく過ごす、
平均2ページの話。
アソート(assort)の語源は、
ラテン語のsors(くじ)。
149回くじを引いたと思うと面白いですね。
あたりはいくつ出たかな…
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悪夢のように突飛で滑稽な幻想が149篇おさめられたショート・ショート集。毎回不思議なことが淡々と起こるから読んでいて面白かったけれど、性的なモチーフや亡親との会話など、頻出するモチーフも多かったので、訳者あとがきにあるように「毎晩夢を見るように一日一作ずつ」読むのが楽しい読み方だったかもしれない。