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・アマゾンの評価は相当低いのだが、自分は好き。
・買った場所まで覚えてる。なぜか高田馬場の駅前にあるbig boxというビルの中の本屋。なぜか滅多に行かない馬場で飲み会があって待ち会わせ場所だったと思う。ちなみに、飲み会の事は全く覚えていない
・夫婦の話とか不倫らしきシチュエーションの話とかあるけど、
一番好きなのは一番最後の作品。
・手元に本がないので引用できないんだけど、
「100年後には誰もいない あたしもあなたもあの人も」みたいな内容。100年後ってあたりが、不倫の行き詰まった感じを良く表してる
・自分が歳をとって結婚したら、リアルさが理解できるようになってきた
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わがままで奔放で、それでいてがんじがらめで。
この上なく女、だ。
でも共感してしまう。
ちょっと悔しい。
ただ、小説とかエッセイの方が江國の良さはひきたつなと思った。
ちょっと陶酔気味というか、気取ったかんじ。
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透き通ったことばたち。ひとつひとつの詩が心の奥に突き刺さるような感じがした。そばにおいておきたい本。
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酸いも甘いも全て
すみれの花の砂糖づけにできる江國さんは
可愛くて聡明で素敵な女性だなぁと思いました。
優しく染みます
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さっきまで
『年末やることリスト』を作成していた私は、
この
貴重な<時間>を分け、線を引く作業に些かうんざりしていた。
(はーーーーっ・・・。)
いまだ片付けてないクリスマスツリーをちらっ、と気にしながらも
結局
本に手を伸ばす。
可愛らしいお菓子みたいに小さな詩。
ぽいっ、
ぽいっ、
と、次々頬張りたくなる美味しい詩。
ふわふわ、と
人が引いた時間をわける線を飛び越えて、
自由に行き交う感性に癒され、
(正月にツリー・・・)もありかな、と思った。(^^:(ないか。)
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「真実」のようなホッとするものがあれば、
「うしなう」みたいなドロッとしたものもある。
いつもの景色が、ふと気にとめてみると
何故か魅力的に見えることってありませんか?
それって気分次第なのかもしれないけど、その気分を補うものが江國香織にはあるのかもしれないと感じる一冊です。
ー 私をあなたの人生の一角に
すっぽり収めるのはやめて
私はそこに収まらない ー
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小説のまんまだなと思った。主観的で感覚的で冷えた刃みたいに鋭い感じ。女性であることを強く意識した感じ。郷愁と開放的な諦念と。涼風のような。
口語体で読みやすい。詩歌をこれから読み始めるって場合にいいと思う。
赤塚図書館911.5
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28深夜あなたはそこにいて
52うしなう
92MAGIC
104願い(自転も公転もやめるまで)
126私はとても身軽です(風が甘いという表現がすてき)
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江國香織さんの小説を読んだらとっても大好きなこの詩集もまた隣に並べたくなりました。
「すみれの花の砂糖づけ」は以前にそういうお菓子を、雑誌で作り方だったか、売っているお店がのっているのを見たような記憶があるのですが、食べたいというより飾って眺めたいです。
「だれのものでもないあたし」
すみれの花の砂糖づけを食べると
私はたちまち少女にもどる
だれのものでもなかったあたし
あとは、江國さんのエッセイ集『雨はコーラがのめない』に出てくるワンちゃんの「雨、コッカスパニエル3か月」という詩。
とっても可愛いです。どちらかというと、私は猫しか飼ったことがなく猫派なのですが。
あとは、「なにもない場所に」「深夜あなたはそこにいて」「また」「アメリカンバーのさくらんぼ2」もよかったです。
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2021/05/19
江國香織、長編とか読むの辛いなーと思うけど短編までもいかない詩集だったら、のんびり読めて、ちょっと心に情景が浮かんで、消えて。だから、穏やかな時間だなぁという気持ちになれた。噛み締めてよんでみたら楽しいだろなー
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超超短編の小説のような詩集。
備忘録として、好きなものの冒頭をメモ。
『結婚生活』
反抗期の中学生と
生意気な小学生が
一緒に暮らしてるみたいだね
『真実』
朝、一人でのむコーヒー
雨の日は雨の日の味のする
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【結婚生活】
反抗期の中学生と 生意気な小学生が
一緒に暮らしているみたいだね
でも あなたが泣けば
あたしは抱きしめてあげるし
あたしがなにをしても
あなたはそばにいてくれるね
どっちみち 百年たてば 誰もいない
あたしもあなたも あのひとも
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江國香織さんの詩集ですね。
(1964ー)東京生まれ。小説家、童話作家、詩人です。
名前は存じあげていましたが、初読みです。
「女心」の心情を感性豊かに表現されています。
短い文章で綴られていて、言わば大人の童謡の印象です。
なにもない場所に
なにもない場所に
言葉がうまれる瞬間を
二人でもくげきしたね
あれは
夜あけのバスにのって遠い町にいくときの
つめたくうす青い空気くらいまぎれもない
たんじゅんにただしい
できごとだったね
願い 2
私は森へ帰りたい
あなたと二人で 帰りたい
なにもいらない
はだしでも平気
枝も 石も とげも なにもかも
じぶんのあしのうらで
ちゃんとふみしだく
だから
私は森へ帰りたい
あなたと二人で 帰りたい
ご主人への問いかけのような詩と、自分への問いかけのような詩です。そこに普遍性をもたらして調べにされています。
詠んでいて心地がいいですね。
童話が読みたくなりました。さがしてみましょう。