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紙の本
日本の髪型の美しさ。
2002/02/10 20:05
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:凛珠 - この投稿者のレビュー一覧を見る
私は日本髪に興味があり、以前からそうした類の本を集めていたのだが、正直どの本にも完全に満足することは出来なかった。イラストのみで説明が不足しているか、もしくは文章ばかりで、肝心の髪型がどのようなものか分からなかったりする本が多かったからである。
しかし本書は、考証もしっかりしているし、何よりオールカラーの写真で日本髪を紹介している。それも前面からだけではなく、背面、側面からも写すなど、とにかく親切だ。日本髪も鬘ではなく、モデルの地毛で結っているのである。とにかく美しく、写真集としても優れた作品だろう。作り手の方々が日本髪に対して深い愛着を持っているからこそ、これほど優れた作品を生み出せたのだ。
日本髪では、結綿、おしどり、稚児髷が特に愛くるしい。
紙の本
興味深く読みました。繰り返し読みます。
2021/03/03 23:08
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:satonoaki - この投稿者のレビュー一覧を見る
例えば江戸時代の女性を大きく分けると、武家、町人、公家、農民、そして苦界に生きた女性たちに分けられるでしょうか。
もちろんそれぞれにランクがあると思います。
彼女たちは、どんな髪型をしていたのだろう…疑問に思っていました。
若い女性は島田、既婚女性は丸髷、遊郭の花魁は横兵庫、大奥で実権を握る女性たちは片はずし、といったところはなんとなく知っていましたが、ネットで検索してもわかったようなわからないような感じでいました。
この本を見て、最もわかったことは、時代が後になるほど、さまざまな髪型が現れ、おおかたのスタイルはあってもその時代その時代の女性たちが少しずつ工夫を凝らして、決まりきった髪型ではなかったということです。
上手に再現して結われた髪に、うっとりします。
平安時代、紙が豊富でなかった時代に元結に使った紙は貴重だったはず…これは子供時代に大河ドラマを見ていた頃からの驚きで、今回も同様です。
髪をくくったり、簪や櫛をさしたり、鹿の子を使ったり…創意工夫にはビックリです。
寝る時はすべて外していたと思いますが、髪は結ったままだったのかしら。
ストンと眠りにつける、現代人で良かった…寝ることについては今で良かったと思います。
紙の本
地毛で結った写真で紹介
2016/11/15 19:06
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投稿者:うむうむ - この投稿者のレビュー一覧を見る
古代から現代び至るまでの日本の髪型が、カツラではなく、何と地毛で結った写真で紹介されています。
大型本にして5千円以上してもおかしくない本が、手頃なサイズと価格で提供されているのは良心的。資料価値が高く、絶対に絶版になってはいけない本だと思います。
紙の本
女性の髪形を通して「美」や「伝統」を見つめなおす良書!
2016/08/08 09:31
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、我が国の古来からの女性の髪形を写真と文章で紹介した画期的な書です。神方には、伝統の美が隠されており、その当時の美意識や伝統文化が反映されています。筆者によれば、本書を見ることで、我が国の伝統美の変遷がある程度、わかるのではないかということです。日本の伝統美について興味関心のある方は、ぜひともお勧めします。
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