紙の本
まいった。こんなアメリカンなギャグを書ける日本人がいたとは。思わず3回読みました。
2001/12/10 01:11
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投稿者:torikata - この投稿者のレビュー一覧を見る
前書きは「このページがあるおかげで、他のページが面白く思える」と言われるほど、高い評価を受けています…といった主旨の文から始まります。全編、こういった「逆説的」ギャグの固まりで、電車の中なのに笑ってしまいました。「思えば、一流レストランは、客がくつろげるようになっているはずなのに、牛丼屋の方がくつろげる」のはなぜか、とか。わたしはこれは「ディルバートの法則」などに見られる「アメリカンジョーク(というかギャグ)」だと思うのですが、いかがでしょうか。日本人の、しかも大学の哲学の先生の文ですから、感覚的にもフィットしますし。日本人でこれができる人がいたとは。感激です。もっともっと読みたいです。連載の週刊文春ではその存在を知らず、表紙のいしいひさいちのマンガに惹かれて本屋で手に取ったのですが、近年これほどの「大当たり」はなかったでした。
紙の本
軽はずみ
2020/09/16 20:10
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投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
哲学というと難解で意味不明で・・・と思っていて、哲学の教授なんて最も自分と縁遠いと思っていましたが、こんなに笑えるなんて。面白いです。
紙の本
長〜く楽しみたい1冊!
2002/07/30 12:47
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投稿者:marikun - この投稿者のレビュー一覧を見る
「週刊文春」に連載されているエッセイをまとめてたものの
第一弾です。「笑う哲学者」こと土屋センセイの深遠な日常生活を
垣間見る事が出来ます。
個人的には、前回読んだ、「われ笑う〜」の方が楽しめました。
これは週刊誌での連載と言う事もあって、1編の文字数が少なく
せっかくの土屋エッセイを堪能する事が出来ないのです(笑)。
あの脳みそが、煙に巻かれる快感を味わいたい人は、少し長めの
エッセイを収録した作品から入った方が楽しめると思います。
しかし「週刊文春」のエッセイはロングヒットになるものが、
多いですからねえ…。土屋センセイのエッセイも、なが〜く
楽しませていただきたいものです♪
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「週間文春」に連載されていたエッセイを集めた一冊。
もはや説明する必要も無いので、説明しません。
相変わらず私は好きです。
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この人の本を読むのははじめて。
全体の1割くらいはタメになるかもしれない。よくもまあ、こんな文章を書けるよなあ。それを一気に読んじゃう私も私なんだけど。
もうちょっとカタめの本を読んでみたい。
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奥さんを愛しているんだろうなって思う。「愛してる」なんて一言も使わないのに、使うのは「本棚を直せ」と「酷い料理」についての記述ばかりなのに、奥さんを愛してるのが伝わってきてしまうんだよなぁ。その言葉を使わないで読んでいる人やまわりの人にそう思わせる技術を身につけていきたい。
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土屋さんの爆笑エッセイ集!!
この人の作品の評価が満点以外の日がくるのか・・・というくらい爆笑。
一冊読み終わる頃には、腹筋が3割増くらいになってるのではないかというほどに(笑)
今回は話の終わりの挿絵がまたさらに笑いに拍車をかけているψ(`∇´)ψ うきょきょきょ
また×2すべておもしろかったという帰結になりそうだが(笑)あえて一つ特にお気に入りなのをあげるとすれば、『環境が悪い』かな。
これってめちゃくちゃ共感できるんだよね(笑)昔、よく親に言ったな〜「私の部屋にクーラーがないから夏休みには暑くて勉強する気がおきない」とか。
んで、紆余曲折を経てクーラーが設置された夏休みには・・・やっぱり勉強できないんだよな〜今度は快適環境が整ったゆえ、ついゴロ×2漫画読んだり、昼寝しちゃったりして(笑)
この話読んで、やっぱみんな似たりよったりなんだと思って笑えた☆
何でも環境のせいにしててもダメだよね。やる奴はどんな悪環境でもやるし、やらない奴はいくら好環境におかれてもなんか言い訳つくってやんないもんなんだよな〜( ̄ー ̄;
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大好き。
身近にこんな人がいたら、毎日ずっと見てしまうと思う。
でも社会的にはものすごいちゃんとしてる人だろうな。
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あ。ギョーザ(「われ大いに笑う、ゆえにわれあり」参照)。
「這えば立て 立てば歩めの親心 からくれないに水くくるとは」
―2009/10/01― 読了
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・11/24 早速夜中、こちらに移行する.やっぱりこういったコラム向けに書いたものの方が、この人は面白い
・11/25 半分以上読んでしまった.この分だと今日明日中には読み終えるだろう
・11/26 今朝読み終えた.やはりコラム作品の方が面白いな
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土屋さんの本、前はおもしろかったけど今は半分で飽きた…
内容が悪いんじゃなくて自分の受けとめ方が変わったせいだと思う。
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軽妙で面白んだけど、軽妙一本という感じもします。
まとめて読むよりも、文春誌上で清涼剤的に読みたかったかも。
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このひねくれ具合が好きです。
「酷暑の中の授業」
「原稿ができるまで」
「若者の座り方」
「一貫しない動物」
が好きです。
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ツチヤ先生の哲学の講義を受けてみたいと思ってしまう。電車の中で読んでいると、笑いをこらえるのがたいへん。この笑いのつぼがあわないという友人がいて、むしろ、彼を研究対象にしてみたいと思った。
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読書録「ツチヤの軽はずみ」3
著者 土屋賢二
出版 文藝春秋
P92より引用
“せめて趣味ぐらい、だれからも指図されないようでありたい。
”
目次から抜粋引用
“熟慮は疲れる
くりかえしは効く
心休まる食事
こんな本を読んできた
北極グマを見ろ”
哲学者である著者による、雑誌週刊文春に連載されたエッセイ
をまとめた一冊。
年明けのあいさつから助手とのやり取りまで、自筆のイラスト
を添えて書かれています。
上記の引用は、著者の趣味のピアノについて書かれた話での一
文。私も全く同意見です、楽しい思いをしている時は、人の話し
声さえ邪魔に思えてしまうので、昔からあまり友だちが出来ない
のが難点でした。まあ一人でも楽しく時間を過ごせるので、寂し
くはありませんでしたが。本当ですよ。ええ。
連載エッセイの文庫化第一弾とのことですが、このときにはも
う語り口が完成されている感があります。
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