- 現在お取り扱いが
できません - ほしい本に追加する
プラネテス 1 (モーニングKC) みんなのレビュー
コミック 第33回星雲賞 コミック部門 受賞作品
- 予約購入について
-
- 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
- ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
- ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
- 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。
電子書籍
ストーリー構成の力量
2021/03/07 12:28
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
舞台が近未来の日本 宇宙であろうと、中世北欧であると、「人間」を描くことに関しては同じである。ということをしみじみ実感させてくれる作品である。一応SFであるがあまり宇宙に関する知識がなくても十分に楽しめる作品である。この作者の作画はそれほどうまい というわけではないのに、これだけ感銘を与える作品を描けるということは、ストーリー構成の力量ということになる。
電子書籍
アニメとちょっとちがうよ
2019/07/22 11:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:anp - この投稿者のレビュー一覧を見る
アニメのあのキャラがいたりいなかったりなんで、アニメ準拠で期待すると肩透かしかも。
わりと簡単に人死にが出るけどそこまで深刻ぶらない感じです。
この巻はユーリのコンパスゲットと、
テロ組織があるんだなっていう情報と、
ハチマキが足を折って地球に養生しに行くのと、
ルナリアンのノノと出会うのと、
ハチマキが作中でいうところの「はしか」っぽい状態になるあたりまで。
紙の本
リアルな近未来SF
2019/06/30 14:49
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:へもへものへじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
将来、宇宙船を買って火星に行くという夢を持ちながら、今はデブリ回収業者という夢からかけ離れた仕事に甘んじている主人公。
現代の日本でも、同じように大きな夢を抱えながらも、夢とは程遠い生活を強いられている人が多いのではないでしょうか?
この物語は、そんな社会人に生きるヒントを与えてくれるマンガです。
紙の本
是非読んでほしい作品です!
2017/03/08 17:07
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:コーラボーイ - この投稿者のレビュー一覧を見る
感動!個人的には1番好きな漫画かもしれません!
電子書籍
おお!
2016/02/29 02:35
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:uri - この投稿者のレビュー一覧を見る
アニメでは中盤にあった話が漫画だと第一話なんですね。一番好きな話だから、嬉しかったです。
電子書籍
アニメで知っていたので購入
2015/12/20 23:24
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:つかさ - この投稿者のレビュー一覧を見る
アニメが好きで原作がずっと気になっていたので無料と知って即購入しました。
アニメと違って「たなべ」は1巻では出ないんですね。
また絵もアニメと全然違います。特に最初の方はえ?!誰??って混乱するくらいです。ストーリーはたなべがいないだけでアニメでもやったものだったので懐かしく思いながら楽しく読めました。
2巻以降も購入する予定です。
電子書籍
物語ではなく人間ドラマとして描かれた作品
2015/11/06 23:40
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ASTROLOGY - この投稿者のレビュー一覧を見る
舞台は宇宙で、近未来の設定となっている本書。
最初は世界観を伝えるために宇宙環境をメインとした話だが、後半は夢・仕事・家族・恋愛…人生に苦悩する人間の話。
漫画というより人間ドラマという言葉がピッタリの作品。
全巻まとめて一気読みをおすすめする!
電子書籍
大人になっていく度に楽しめる
2015/08/16 18:23
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:defu - この投稿者のレビュー一覧を見る
10代前半でこの本を読んだときの感想は、特に何も、というものでした。
10代後半には主人公の闘争心に同調し、
20歳過ぎには世界の構造の一片を理解したかのような気になり、
20代後半には生物の根源を知った気になる。
人生の経験を積めば積むほど、ジン、と来るシーンが増えていき、色んなものを忘れかけたときにふと読みたくなる作品です。
紙の本
バイブル
2015/02/02 22:12
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なさ - この投稿者のレビュー一覧を見る
素晴らしいの一言につきます。感動しました。これまで様々な漫画を読んできましたが、ここまで印象に
残ったのはなかなかないです。そのくらい感動しました。誰にでも勧められる、そんな作品です。漫画を読んだことの無い人や外国人のかたにもオススメです。落ち込んでいる時や悩んでいる時に是非手にとってほしいです。明日も頑張ろうって思えます。
紙の本
宇宙を想う人よこの本を読みなさい
2002/04/25 14:28
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しょこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
宇宙ごみを回収するデブリ回収船。狭い船内や基地内。でも地球に帰ればコタツにみかん。圧倒的なリアリティを持ってこの物語は語られます。
その中にあるのは人々の絶望や希望、そして過去と夢への葛藤。
多くを語る必要はありません。
空を見上げ、宇宙に想いを馳せたことがある人たちよ、この本を読みなさい。この中にまたひとつの宇宙があります。
紙の本
SFに、もっと「力」を!
2002/02/12 09:47
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:MIYA - この投稿者のレビュー一覧を見る
SFが“夢”を語らなくなって久しい。あるのはマニアウケする些末なディテールの氾濫と、過去の作品へのオマージュばかりである。懐古主義に陥るわけではないが、かつて目にしたSFと呼ばれた作品達には原始的とさえ言える、開けっぴろげな「パワー」があった。それはSFの原点であり、人間というものの原点であったと思う。
本作は21世紀半ばを過ぎ、人類が生活圏を宇宙に広げて2世代目に至った時代を背景にしている。ハチマキ、ユーリ、フィーの主人公3人はスペースデブリ(平たく言えば、ゴミだ)の回収業者。花も実もない地味な仕事だが、実はこの宇宙時代を陰で支える重要な仕事でもあるのだ。
第一話「星屑の空」では、デブリ回収業者といううだつの上がらない仕事へのハチマキのぼやきを背景に、「ほっときゃ死ぬまでこの仕事をやってそうな変な奴」ユーリの過去が描かれる。軌道上の事故で死んだ妻の形見を探し続ける男の不器用な生き方がジワリと染みる。
第二話「地球外少女」は、ハチマキが骨折の療養中に出逢った二人との交流を描いた一編。月で生まれ育った少女・ノノとベテランのアストロノーツ・ローランドそれぞれの「宇宙の愛し方」が、ハチマキに影響を与えていく様子が丁寧に描写され、彼が宇宙への思いを新たにする様子が過不足無く描かれている。
第三話「ささやかなる一服を星あかりのもとで」はフィーの物語だが、前二編とは打って変わってコメディータッチ。人類の宇宙への進出を阻もうと暗躍するテロリストによって、ささやかな楽しみである「喫煙」を(偶然にも)ことごとく邪魔された彼女が、同組織の最終作戦を断固として粉砕するストーリー。ラストでフィーが紫煙を吐きながら漏らす、「生きてるって素晴らしいね」の一言を噛み締めるべし。
第四話「ロケットのある風景」ではハチマキとともに彼の故郷へやってきたユーリが、ハチマキの弟・キュータローに自分の過去・現在・未来を重ねて接する姿を描いている。「世界に境目はないんだ」という言葉が、作者の宇宙観を物語っているのだろう。絵的には、ロケット・コタツ・ミカンの組み合わせに違和感がない辺りが「プラネテス」だなと思う。実は結構深い一編。
本巻最終話である「IGNITION—点火—」はタイトル通り「始動」の話である。「自分の宇宙船を持つ」という目標を掲げながら、これまで燻ったまま煮え切らなかったハチマキが夢を再確認し、動き始める。「夢を見る」とはどういう事かが描かれる、圧倒的なまでにパワフルな一編である。
一、二話では少々作画が落ち着かなかったが、三話以降「化ける」。もともと細部の描写に強く、基本的に絵が上手いのでストーリーテリングの巧みさと合わせ、向かうところ敵なしの感がある。精緻な割りに骨太な印象の絵柄も高得点。
評価は星五つ。作品自体にパワーがあっても、読者にそのパワーを分け与える余力のある作品は(SFに限らず)今や滅多にお目にかかれない。本作はこの点で及第点を軽々とクリアしている。読者層にこだわらず是非一読を勧めたい作品である。
紙の本
宇宙旅行にいきたい!!
2001/08/30 13:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:bun - この投稿者のレビュー一覧を見る
これを読んで小さい頃宇宙への憧れとか、希望とかが自分にあったことを思い出させられた1冊でした。普段SF物を読まない方のこそ読んでいただきたい漫画です。ちなみにこれを読んで、「将来長生きして、老人会とかで宇宙旅行に行きたい!」という目標ができました。
紙の本
日本SFは、宇宙を語る言葉を取り戻した
2001/06/12 08:50
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ロボ - この投稿者のレビュー一覧を見る
最近、面白いSFないなぁ。「FSS」ぐらいじゃないか、漫画でも。そんな嘆きがあちこちから聞こえてくるよう。ライトノベル全盛期な今日、深く、静かに、夜空から降りてくるような物語はSFというジャンルではなく、癒し系というジャンルになってしまったのかな、という気にもなる。なんでだかわかんないけど文明の遮断が起きた後の、未来日本を舞台にしている「ヨコハマ買い出し紀行」といった漫画や、遺伝子SF小説なはずの「リング」などの、それら。でもなんだか物足りない。もっとSFが読みたい。
その声に応える作品は、いまさらながらの「宇宙飛行士」の物語だった。「アポロ13」に「ミッション・トゥ・マーズ」、ハリウッドは、なんのかんのと作りつづけていた。日本でも「ロケットボーイ」なんてTVドラマが作られている。沖一の「アストロノーツ」や新谷かおるの「パスカルシティ」に宇宙飛行士の夢をみた読者たちに贈られた、21世紀の宇宙飛行士SF、ついに単行本化。
紙の本
宇宙心をくすぐる。
2001/04/29 16:52
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:汪 - この投稿者のレビュー一覧を見る
最初に雑誌で見たときは、今時こういうマンガがあったのかという感じ。見ていて、メカが、動きが、バックグラウンドが、もう、宇宙心をくすぐるの何の。久しぶりに、SF魂を見させてもらいました。
ああいう機械に接している私としては、結構リアリティがあってよろしい(マンガしているところもありますが、それもおいといて)。
NASDAの友人に勧めたところ、大絶賛。宇宙にあこがれていたあなたにも、再び、火が灯ります。