紙の本
残念なスキッフ。
2016/01/11 14:15
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投稿者:うりゃ。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
エルスペスと<暗き風>がくっついてしまったせいもあるのだろうけれど、どうにもわりをくってしまっているスキッフ。
カースとの戦いの間にあったあれこれが人格変容にもつながっているというなら、それをもう少し出してほしかった。
ところで、<暁の炎>が<女神の使い>へと変えられるところで、エルスペスを「教え子の教え子」と呼び、ウィンクをとばした青い瞳……って、やっぱりタルマ?!
紙の本
内容紹介
2003/12/03 20:04
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投稿者:bk1 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ところは“ペラジールの森”。元魔法使いの〈暗き風〉は憂えていた。一族が去り、谷が死んだように静まり返っているのは、〈要石〉が砕けて魔力が洩れ出したせい、事故は自分のせいだと。以来、魔法を使うことをやめ、通り名も変えた。森に迷いこんだエルスペスを救ったとき、〈暗き風〉に重大な変化が……。緻密に構築された世界が徐々に明かされる〈ヴァルデマールの風〉第1部。
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日本では、
漆黒の戦士タルマと白の魔法使いケスリー、女性傭兵コンビの作品から翻訳されて(ホントは違うけど)有名だけど、
もともとタルマ&ケスリーは〈ヴァルデマール年代記〉の外伝に過ぎない。
そして、ついにヴァルデマール国が舞台となる物語が翻訳。
ヴァルデマールには魔法使いが存在せず、バリヤーのようなものが国を守っていた。
しかし、宮廷内にいたエルスペスが刺客に襲われたことから、その力が弱まっているのでないか?
一刻も早く強い魔法使いを連れてきて、新たな防御策を立てなければならない、と
エルスペスとスキッフは魔法使いを探すために旅に出る。
一方、ペラジールの森を守る〈鷹の兄弟〉ク=シェイイナ族。
以前の事故で、一族の半分はどこかへ飛ばされてしまい、彼らの住む谷も活気がなくなっていた。
その事故を自分の責任と感じている元魔法使いの〈暗き風〉は族長の父とも対立し、
今は見張りとなって暮らしていた。
その谷にも、何か怪しい魔の手が迫っていた。
ある日、迷い込んできたエルスペスたちを〈暗き風〉は見つける……
今回は珍しく男の主人公〈暗き風〉が登場。
今まで、台詞の中だけしか出てこなかった〈鷹の兄弟〉の暮らしや、
魔剣〈もとめ〉の正体も明かされる。
初めて読んだシリーズからずっと〈もとめ〉が出てきてたから当たり前だと思っていたけど、
本当にこれは外伝アイテムなのね。
ケスリーはまだ生きてそう。出てくるのかな?
〈ダークホルム〉シリーズもそうだったけど、
海外のファンタジーだと、グリフォンって怪物じゃなくて、誇り高き種族なんだよね。
欧米人は好きなんだろうね。ロンメルの愛車もそうだったし。
ちなみに、三部作なんで、話は終わってない。
先の話だろうけど、これが終わったら、魔法戦争編かな?
個人的には『女王の矢』の続きを出して欲しいんだけどね。
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2009年3月12日読了。
上巻あんなに辛かったのに、下巻は一気に読めました。
鷲獅子がいいです。
しかしいまだにこの物語全体の世界観が見えません。
人間関係にしても、あんなにかっこよく登場したスキッフが途中でただの尻軽兄ちゃんになっちゃって・・・。
次に進む前に、一つ戻って「運命の剣」から読みます。
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二人の主人公の進む道がやっと交差。いつか出会うんだろうなと思ったが、ずいぶん遅い邂逅だった。ナイアラはともかくスキップそんなに惚れっぽくていいの?
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エルスペスは目的に辿りついたのか。アンカー王の邪悪な陰謀から逃げ切れるか。ヴァルデマールの世界に捉えられてしまったようです。