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海猫 上巻 みんなのレビュー

文庫 第10回島清恋愛文学賞 受賞作品

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みんなのレビュー50件

みんなの評価3.9

評価内訳

50 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

脱純愛小説?!

2004/09/30 17:33

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ブラックティー - この投稿者のレビュー一覧を見る

 久しぶりに傑作に出会った。
 近頃、世間は空前の純愛ブームに沸いている。そもそも純愛の定義って
なんなのだろう。
 今、流行の純愛小説は、古典的なストーリー展開と予想を裏切らない結
末が安心できるといえば安心できる。
 でも、そんな子供だましのストーリーにみんな満足しているのだろうか?
ありがちな病気という枷(かせ)で、安易に作られた感動に果たして本当
の感動を見い出せるのか?
 本書『海猫』は、そんな私のようなひねくれ者にも感動を与えてくれる
作品だ。北海道・函館の郊外にあたる南茅部という村を舞台に繰り広げられ
る親子2代に渡る壮大なラブストーリーである。
 著者の心理描写の細やかさ、表現の豊かさもさることながら、艶っぽい
表現がなんとも美しくて上手い。
 時代背景もしっかり取材された上で描かれているので、リアリティーが
あり、縦糸と横糸がしっかり絡み合い、ストーリーに重みを与えている。
読者を感動のラストまで、しっかりひっぱっていってくれる。これこそ
まさに極上の恋愛小説だ。
 本書は第10回島清恋愛文学賞を受賞した。文学賞多しといえど、恋愛小
説だけを対象にした文学賞はこの賞だけだ。極上の恋愛小説にだけ贈られ
るこの賞の受賞は、やはり本書『海猫』がふさわしいといえる。

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電子書籍

北の海の荒々しさと美しさ

2020/03/03 18:48

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る

ロシア人の血を引くタミの美しさが、北海道の雄大な自然に映えています。無骨な海の男・邦一と、心優しい弟・広次との間で揺れ動く姿も切ないです。

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紙の本

感情移入が出来ないのは、自分が美しくないからかもしれません(汗)

2005/04/10 18:22

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:真琴 - この投稿者のレビュー一覧を見る

正直、「海猿」と間違えて買った。
透き通るような白い肌をした美し過ぎる女性「薫」が函館近くの辺鄙な漁村に嫁ぐところから物語は始まる。
薫に似た美しい娘にも恵まれ、幸せな日々を送っていたと思えるが、それだけでは小説になるわけもなく、夫の弟と恋に落ち、夫は入院先の看護婦と浮気をし、家庭は崩壊へと向かっていく。
母もロシア人の男性と駆け落ちし薫を産んだという過去があり、2人の娘達も・・・・と、親子3代の激しい恋のお話である。
恋の話ばかりでなく、強く優しい漁村の人々の暮らしぶりや、生まれ育った函館の街並みなど、なめらかに情景が浮かび、そのあたりの描写がたまらなくこの作者は巧いのだ。
道産子の私でもちょっと読み難いほどの函館地方特有の北海道弁も、ストーリーの味を引き立てている。
ただ残念なのが、物語のキーとなるような重要な部分が、他と同じような淡々としたリズムで過ぎてしまい、「ん!?」とページを戻ることがたびたびあった。
「これでもかっ!というぐらい引っ張ってくれれば、ここで泣けたのになぁ。」と・・・(笑)。
恋愛話はそれほど好きでもないので流し読みをする予定が、結局ツボにはまって寝不足に耐え読み続けた。
「さすが映画化!」「さすが島清恋愛文学賞!」「さすが谷村志穂!」 やられましたね。

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2004/09/24 10:10

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2004/10/27 11:04

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2004/11/19 18:43

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2004/11/20 21:58

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2004/12/05 18:17

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2004/12/25 14:07

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2005/01/01 17:51

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2005/04/03 16:39

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2005/04/19 11:46

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2005/09/11 12:58

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2006/01/17 16:15

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2006/04/09 21:51

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